我が家では最近チョレギサラダブームが来ています。
韓国海苔の塩気と野菜がマッチして、食が進みます。
ふと思いました・・・“チョレギ”ってどういう意味だろう?
大好きで食べているわりには“チョレギサラダ”について何も知りません。
今回はチョレギサラダの以下の項目についてご紹介します。
・チョレギサラダの「チョレギ」の意味とは?
・チョレギは韓国語でどんな意味?
・チョレギサラダの歴史
チョレギサラダの「チョレギ」の意味とは?
A.日本人が韓国風に作ったサラダ
チョレギサラダは生野菜を千切ってサラダにしています。
そのため、千切った生野菜のことを「チョレギ」と思っている方が多いかと思います。
私もその1人です。
韓国海苔が入っているし、なんとなく「韓国語」だと認識しています。
焼肉屋でも定番のサラダです。
韓国の家庭料理でしょうか?
その答えは・・・NOです。
実は、韓国にチョレギサラダというものはありません。
日本人が韓国風に作ったサラダなのです。
チョレギは韓国語でどんな意味?
A.浅漬けのキムチ
韓国語で「チョレギ」は、方言になるそうです。
韓国の方に「チョレギ」と伝えても、理解してもらえることは少ないです。
本来は「コッチョリ」と言い、浅漬けのキムチのことを言います。
浅漬けキムチのサラダってことになりますが、どういうことなのでしょうか?
その訳は、チョレギサラダの歴史を調べると分かりました。
チョレギサラダの歴史
先にも言いましたが、チョレギサラダは韓国のものではありません。
似たようなサラダならありますが、サンチュという野菜を辛く味付けしたもので「サンチューゴッチョリ」という野菜料理です。
では、なぜチョレギサラダと呼ばれるようになったのでしょうか?
その鍵を握るのは「エバラ食品」です。
サラダ用のドレッシングを新しく販売する際の商品名が「チョレギドレッシング」でした。
テレビCMなどを見た人が、千切った生野菜=チョレギだと誤認して広まってしまったようです。
韓国海苔をトッピングしたことで「韓国語」だと誤解を生んだのでしょう。
韓国では「チョレギサラダ」では伝わりませのでご注意ください。
美味しいチョレギサラダの作り方
チョレギサラダには、ドレッシングが必要不可欠です。
急に食べたくなっても、チョレギドレッシングが無ければ作ることができません。
でも、わざわざ買いに行かなくても、簡単に美味しいチョレギドレッシングを作ることができます。
材料
・ごま油:大さじ1
・醤油:大さじ1
・酢:大さじ1
・中華だし:小さじ1/2
・ニンニクチューブ:1cm程度
・レモン汁:小さじ1/2
・塩こしょう:少々
・白ごま:お好みで
※レモン汁がない場合、醤油・酢・レモン汁の代わりにポン酢:大さじ2で代用可能です。
作り方
1.中華だし以外の材料を混ぜ合わせます。
2.中華だしを少しずつ1の材料に混ぜ合わせます。
3.中華だしがしっかりと溶けたら完成です。
本当に簡単ですね。
材料もたいていどこのご家庭にもある定番調味料ばかりでした。
チョレギサラダは韓国とは関係ない!?
韓国のサラダだと思っていたチョレギサラダですが、韓国風のサラダだとわかりました。
韓国へ行っても「チョレギサラダ」という言葉は通じません。
焼肉屋での定番だったし、韓国海苔が入っているので勝手に韓国のサラダなのだと決め付けてしまっていましたね。
それでも美味しいサラダであるのは間違いありません。
スーパーなどでチョレギドレッシングを買うことができますが、ご家庭にある調味料で簡単にチョレギドレッシングを作ることができます。
とても簡単なので、食べたくなったらいつでもチョレギサラダを食べることができますね!