エモいの意味や由来をわかりやすく!使い方の事例も紹介

いつの時代も「若者ことば」って流行りますよね。

そして、その流行も目まぐるしく変わっていきます。

普段若者と接することが少ない人でも、テレビなどでその若者ことばを耳にすることがありますし、そこから知識を取り入れているという人もいらっしゃることでしょう。

最近よく聞くのが「エモい」という言葉。

その字面からはどういう意味があるのか、どういった場面で使う言葉なのかはまったく想像がつきません。

ということで今回は時代に置いていかれないようにするために、

・「エモい」という言葉の意味とは?
・「エモい」の言葉の由来や語源はなに?
・「エモい」という言葉はどういうときに使うのか?
・「卍(マンジ)」との違いはなに?

ということについてご紹介していきたいと思います。

エモいの意味

あなたは「エモい」という言葉をご存知でしょうか。

最近若者が会話のなかやSNSで発信しているのを目にする機会が多いこの言葉ですが、ちょっと世代が外れただけでその意味をよく理解していないという人がたくさんいます。

例に漏れず、私もそのひとりなのですが。

その「エモい」という言葉の意味について調べてみると、どうやらその意味はひとつだけではないようなんです。

・興奮する
・懐かしい
・儚さがある
・切ない
・心に沁みる

等々。

意味としては色々ありますが、「エモい」という言葉は感情に強く訴えかけてくるものに対して使うことが多いようです。

エモいの由来・語源

そもそも「エモい」という言葉は、どこからどのようにして生まれたものなのでしょう。

その語源は、「エモーショナル」という言葉だと言われています。

エモーショナルというのは、心や感情の動きであったり状態を表す言葉で、感動や情緒的な趣を表現する際に使われます。

そのエモーショナルという言葉を形容詞化させたものが「エモい」という若者ことばなんですね。

エモいの使い方事例

では、「エモい」という言葉の使い方を、文章中に入れて例文としていくつかご紹介していきたいと思います。

・「掃除をしていたら高校時代の卒業アルバムが出てきてエモい気持ちになった!」
・「○○がリリースした新曲の歌詞がエモい!」
・「この写真の雰囲気、エモみが出てるね」

等、まさしく懐かしさや心に沁みる感じが出ていたら使う言葉ということがこれらの例文からお分かりいただけるのではないでしょうか。

「エモい」の他には、「エモさがある」や「エモみを感じる」といった言い方もするようですね。

卍(マンジ)との違いは?

ちょっと前まで流行っていた若者ことばの「卍(マンジ)」を皆さんは覚えていらっしゃいますでしょうか?

「卍(マンジ)」という言葉が流行ったときも、これはいつ、どのような場面で使う言葉?という混乱を招いていたのは記憶に新しいです。

「エモい」と「卍(マンジ)」には、どのような違いがあるのでしょうか。

「卍(マンジ)」は、感情が高ぶったときに使う言葉であり、ちょっと上の世代の人たちが濫用している「ヤバい」に近いニュアンスがあります。

ただし、「エモい」とは違ってその意味のなかには儚さであったり切なさという情緒的な感情は含まれていません。

そういったところを理解しつつ、「エモい」と「卍(マンジ)」を使い分けるといいでしょう。

【まとめ】「エモい」には情緒的な感情が含まれてた!

「エモい」には色々な情緒的な感情が含まれていたとは知りませんでしたし、「エモい」に対するイメージが少し変わったような気がします。

・「エモい」には切なさや心に沁みるという情緒的な感情が込められた言葉だった
・「エモい」という言葉は「エモーショナル」という言葉が語源だった
・「卍(マンジ)」も感情的になったときに使う言葉だが、それには情緒的な感情は含まれていない

これであなたも少しは若者ことばに詳しくなれたのではないでしょうか!?