除夜の鐘の煩悩とは?108回鳴らす意味について

大晦日の夜(除夜)のもうすぐ年が明ける時間になると、全国各地のお寺で除夜の鐘が撞かれ(つかれ)始めますね!

TVでもその模様が放送され、鐘を撞く行列に並ぶ方も多く、その様子は日本の冬の風物詩になっていますが、そもそも「除夜の鐘」とは、なんの為に撞くのでしょうか?

正しい意味を理解している方は、意外と少ないようです。

そこで今回は、除夜の鐘について煩悩や108回鳴らす意味と共にご紹介します。

日本の昔からの風習を知っておけば、必ず役に立つので(さすが!と見直されることも…)ぜひ、覚えておきましょう!

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除夜の鐘の煩悩とは?

除夜の鐘の音色って、「新年を迎える!迎えた!」という気持ちで聞くせいか、なんだか厳かな感じで心に染みわたりませんか?

とても癒やされます▼▼

除夜の鐘を撞く理由は、人の心にある「煩悩」を祓う(はらう)ためといわれています。

「徐」には、「古い物を捨てて新しい物に移る」という意味があり、「除日」は「一年の最後の日」という意味があるところから、大晦日に鐘を撞くのです。

では、「煩悩」とは、なんなのでしょうか?

煩悩とは、人の心の中にある欲望や怒り、悲しみなどで心が乱されることを言います。(諸悪の根源?)

「除夜の鐘心の声を聞きしかな」(2001年遠嶺 掲載)

と俳句に歌われているように、人は誰でも新しい年を迎えるにあたって過ぎた一年を振り返り「自分はどうであったか?」自問自答するのです。

除夜の鐘の音を聞きながら、心の声(心の中)に向き合い過ぎし一年の煩悩を祓い落として、清々しく新しい年をスタートさせます。

ちなみに、お寺の鐘は除夜だけでなく平日の朝と夕方に撞く「朝夕の鐘」、午後8時がその日最初に撞かれる鐘とする「初夜(そや)の鐘」があります。

第二次世界大戦中は、金属回収令により多くのお寺が鐘を没収され、除夜の鐘が鳴らせなくなったそうです。(除夜の鐘にまで戦争の影響があったんですね!)

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108回鳴らす意味は?

では、なぜ108回なのでしょうか?

108という回数の由来には多くの説がありますが、一般的には煩悩説が有名です。

仏教では、「人には百八つの煩悩がある。」と言われています。

大きく分けると…

① 欲望(精神的、肉体的)
② 怒り
③ 執着

などが代表的になりますが、更に細かく分けると108の煩悩になります。(私たちの心の中には、こんなに沢山の煩悩があるなんてビックリですね〜)

その他には…

四苦八苦説

(4×9+8×9)という説

一年間説

月の数の12、二十四節気の24、七十二候の72を足した数が108になるので、一年間を表しているという説

などがあるようです。(なかなか深いですね)

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除夜の鐘を撞く際のマナーについて

せっかくなので、除夜の鐘を撞く際のマナーについても知っておきましょう。

除夜の鐘を撞く際の手順は以下になります。

1)まずは鐘に向かって合掌

2)撞木(しゅもく)に付けられた繩を引っ張り鐘を1回撞く

3)再び鐘に向かい合掌し順番待ちの次の方に交代する

もし除夜の鐘を撞きにいくかもしれない場合は、ぜひ覚えておいてくださいね☆

まとめ

さて、除夜の鐘について疑問は解決できましたでしょうか?

除夜とは、古い物を捨てて新しい物に移る一年で最後の日の夜であり、除夜に鐘を108回撞くのは百八つあるといわれている私達の心の中の煩悩を祓うためである!

百八つの煩悩といわれてもピンときませんが、一年を振り返り反省し改めて新年を進んで行けたら、素晴らしいですね!

私も除夜の鐘の音が聞こえたら、自分を見つめ直してみようと思いました。(並ぶの嫌だから、撞きにはいきませんが…(笑))

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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