桜を見ると、ワクワクして気持ちが明るくなりますよね。
今年はどこにお花見に行こうかなといつも悩んでしまいます。
国の名勝天然記念物に選ばれた、愛知県の木曽川堤の桜はいかがですか。
今回は、木曽川堤の桜開花情報、見頃、駐車場、屋台情報などについてご紹介していきたいと思います。
木曽川堤の桜開花状況・見頃はいつ?
例年の開花: 3月下旬
例年の見頃: 3月下旬~4月上旬
木曽川堤の桜は、明治18年に洪水によって崩壊した御囲堤の再建のため、当時の愛知県知事の呼びかけで、地元の有志が苗木を持ち寄り植樹した桜並木です。
「御囲堤」とは、徳川家康の命により、尾張国に築かれた木曽川左岸の堤防のことを言います。
とても歴史のある木曽川堤防ですね。
この明治の植樹時は、桜の品種が、ヒガンザクラとシダレザクラを中心として構成され、少数のヤマザクラが混在していました。
ソメイヨシノが植えられていない、日本では珍しい桜並木として名が知れていました。
桜の本数がその後減少してしまい、平成13年に、「二世サクラ」を植樹する際にソメイヨシノも植えられ、今では樹齢100年を超える桜も見られる桜並木として、私たちを魅了しています。
現在は、約750本の桜が、木曽川堤約4キロを彩ります。
一宮さくらまつり

大江川緑道
毎年、3月下旬から4月上旬にかけて、「水と緑と花の春まつり」をテーマに、一宮さくらまつりが開催されます。
2017年は3月25日~4月10日に行われました。
木曽川堤以外にも、大江川緑道・真清田神社・稲荷公園・浅井山公園・青木川河畔・尾西緑道など、一宮市内の名所で行われます。
一宮さくらまつり会場をはしごしてみるのも、楽しそうですね。
駐車場情報
木曽川堤には、「138タワーパーク」という公園に駐車場があり、なんと無料で利用出来るのです!
駐車料金を気にせず、お花見が楽しめるのはありがたいですね。
駐車台数は、900台ですが、お花見の時期には早い時間に埋まってしまうこともあるそうです。
早めの行動が「吉」ですね。
ちなみに「138タワーパーク」の「138」って、何だろうと思い調べてみたのですが、「138=一宮」でした。
市の名前の語呂合わせで高さまで合わせてあるのは、面白いですね。
【138タワーパーク】
高さ138メートルの美しい2つのアーチを持つ展望タワー「ツインアーチ138」や「ローズストリーム」、「花畑」、「花の小径」、子供が思いっきり遊べる大芝生広場や「ふわふわドーム」、「わんぱくスライダー」などがある公園です。
開園時間: 平日 9:30~17:00
土日祝 9:30~21:00休園日: 毎月第2月曜日
住所: 愛知県一宮市光明寺浦崎21-3
【車以外のアクセス方法】
名鉄一宮駅・JR尾張一宮駅前より、名鉄バス「一宮総合体育館行き」で約30分
※バスは一時間に1本ほどしかありませんので、ご注意ください。
【レンタサイクル】
バスの本数があまり多くないので、公共交通機関でお出かけの方は、二の足を踏むこともあるかと思います。
そこでおすすめなのがレンタサイクルです。
尾張一宮駅前ビル内にある、観光案内所でレンタサイクルを借りることができます。
しかも、貸し出しの自転車はすべて電動アシスト付きなのです。
子どもを乗せられるものもあるので、家族のお出かけにも便利です。
1日300円でレンタルできるので、一宮さくらまつりをまわってみるのもいいですね。
http://138ss.com/renta_cycle/index.html
屋台情報
木曽川堤では、屋台は出店されません。
屋台はありませんが、一宮さくらまつり期間中、一部区間でバーベキューができるようになります。
普段は禁止されているバーベキューが、桜を見ながら楽しめるとあって、多くの人で賑わいます。
木曽川堤の桜を楽しもう!
見頃:3月下旬~4月上旬
一宮さくらまつり:3月25日~4月10日(予測)
おすすめ駐車場:138パーク
屋台:出店なし
木曽川堤の桜は、樹齢100年を超えるものもあり、ヒガンザクラ、シダレザクラといった早咲きの品種から、ソメイヨシノ、ヤマザクラと咲き続け、目の前まで迫る桜を楽しむことができます。
定番のソメイヨシノがメインではないため、桜色の濃淡や花芽の違いなど、一味違ったお花見を楽しめるスポットです。
木曽川堤沿いに屋台はありませんが、期間・区域限定でバーベキューができたり、シートを敷いてお弁当を食べたりと、ゆったりと過ごすことができます。
駐車場は、近くにある138タワーパークの駐車場が無料で利用できますが、早い時間に満車になることが考えられるので、早めにお出かけすることをおすすめします。
お子様連れの方には、138タワーパークもおすすめです。
桜を見ながらお散歩して、公園で思いっきり体を動かして遊ぶことができるので、家族みんなで楽しめますね。