外出時のお食事に便利なファストフード。
その代表といえばマクドナルドですが、赤ちゃんや小さな子どもにも食べさせてもいいのだろうか・・・と悩んだ経験があるママさんも多いのではないでしょうか?
特に初めてのお子さんの場合は、子どもの食べ物に関して疑問や不安がいっぱいになってしまいますよね。
この記事では、
・マクドナルドのメニューは何歳頃から食べさせてもいいのか?
・食べさせる場合に気を付けたいこと
・小さな子どもにおすすめのマクドナルドメニュー
について、調べたことについてまとめています。
目次
マクドナルドのメニューは何歳から子どもに食べさせる?
マクドナルドのメニューは、1歳6か月頃から食べさせるのが良いでしょう。
Benesseが運営するお悩み相談掲示板サイト「ウィメンズ・パーク」で調べてみると、1歳前から食べさせたという意見や、3歳を過ぎたけれどまだ食べさせていないという意見まで、様々な意見がありました。
私の友人にも話を聞いてみたところ、
・1歳を過ぎてから食べさせた。
・3歳のお誕生日にマクドナルドデビューをした。
・上の子が食べていると欲しがったので、9か月頃だったけれどハンバーガーのパンズを分けてあげていた。
など、こちらも様々な経験談を聞くことができました。
そんな中、一番多かった意見が、「離乳食が完了してから食べさせる」というものでした。
厚生労働省のガイドラインによると、離乳食の完了は以下のように定義されています。
離乳の完了とは、形のある食物をかみつぶすことができるようになり、エネルギーや栄養素の大部分が母乳または育児用ミルク以外の食物からとれるようになった状態をいう。その時期は生後12か月から18か月頃である。
引用元:厚生労働省ガイドライン
マクドナルドのメニューは離乳食期の子どもを対象に作られてはいないので、離乳食が完了する1歳6か月頃から食べさせるのが良いでしょう。
食べさせる場合に気を付けたいこと
では、実際にマクドナルドを子どもに食べさせる場合に気を付けたいことはどのようなことでしょうか?
アレルギー
マクドナルドの商品には、小麦・乳・卵など、アレルギー物質を含む商品が多くあります。
子どもが食物アレルギーの場合は注意が必要です。
カロリー
カロリーの摂りすぎは肥満や病気の原因となる可能性があります。
厚生労働省によると、幼児の1日に必要なエネルギー(カロリー)量は以下の通りです。
【1歳~2歳】男子/950kcal ・ 女子/900kcal
【3歳~5歳】男子/1300kcal ・ 女子/1250kcal
マクドナルドのハッピーセットで代表的なメニューのカロリーを見てみると、
●ハンバーガー 256kcal
●マックフライポテト(S) 225kcl
●ミルク 138kcal
で、合計すると 619kcalとなります。
1・2歳の子どもの場合は1日の摂取カロリーの3分の2を、3・4・5歳では約半分を占めることになります。
大人や兄弟とシェアするなど、食べさせ過ぎに注意しましょう。
塩分
塩分の摂りすぎは腎臓などに負担がかかり、健康を損なう可能性があります。
厚生労働省が定める食塩の1日の目標摂取量は、
【1歳~2歳】男子/3.0g未満 ・ 女子/3.5g未満
【3歳~5歳】男子/4.0g未満 ・ 女子/4.5g未満
となっています。
一方、マクドナルドメニューの食塩相当量は、
●ハンバーガー 1.4g
●マックフライポテト(S) 0.5g
●ミルク 0.2g
と、合計で2.1gになります。
やはり、食べさせ過ぎには注意したいですね。
それぞれのメニューのアレルギー情報や栄養情報は、マクドナルドの公式サイトから調べることができます。
小さな子どもを連れて行く場合、前もってリサーチしておくと安心ですね。
小さな子どもにおすすめのマクドナルドメニュー
小さな子どもにもおすすめのマクドナルドメニューはこちらです。
プチパンケーキ
ハンバーガーよりもカロリーが低く、また手掴みで食べてもこぼれにくいパンケーキは、小さな子どが食べやすいメニューです。
単品で頼むことも、ハッピーセットに組み合わせることもできます。
スイートコーン
マクドナルドのスイートコーンは、アレルギーの特定原材料27品目が使用されていません。
こちらも単品でもハッピーセットでも頼むことができます。
マックフライポテト 塩抜き
子どもってポテトが大好きですよね。
でも、塩分が気になってあげにくい…という思いをしているママさんも多いのではないでしょうか?
通常のマックフライポテトには食塩がふりかけられていますが、注文時に「塩抜きで」とお願いすれば、食塩をふりかけずに提供してもらえるそうです。
筆者がママ友達に話を聞いていると、多くのママさんたちが頼んだ経験があるそうで、ママたちの中ではポピュラーな裏ワザと言えそうです。
ただし、店舗によっては対応していない場合もあるかもしれませんので、注文時に確認をしてくださいね。
【まとめ】アレルギーや食べさせ過ぎに注意して、マクドナルドを楽しみましょう
アレルギーは、場合によっては健康を損なったり命に関わることもあります。
マクドナルドのメニューだけでなく、初めて食べさせる物は気を付けて与えるようにしましょう。
マクドナルドでは、期間限定商品を含む全てのメニューをホームページで調べることができるので、お子さんに食べさせようと思うメニューをあらかじめ調べておくと安心ですね。
また、家族でシェアして食べることで、カロリーや塩分の摂りすぎを防げますし、なにより「みんなで同じものを楽しく食べる」という経験は、子どもにとって食へのさらなる興味や意欲に繋がります。
お子さんのマクドナルドデビューが、素敵なものとなりますように♪