かなこ
喪中にやってはいけないマナーは沢山ありますが、初詣はどうでしょうか?
年賀状などは分かりやすいですが初詣に関してはよく知らない人がほとんどだと思います。
結論から言えば喪中の初詣は行っても大丈夫です。
今回の記事ではさらに詳しく喪中の初詣についてお伝えするので、ぜひ知識として知っておきましょう。
喪中の初詣はいつまでNG?
ちえこ
喪中とは、故人を偲ぶ期間のことを言い故人との関係性によってその期間は変わりますが、一般的には一年間です。
よく「喪中だから初詣に行ったら、ダメ!」とか「鳥居はくぐらず横を通るように!」とか言われますよね!(私もそうしてきました。)
でも、これには少し間違いがあるんです!
「喪中」の他に「忌中」という故人のために祈りを捧げる期間があり、その期間は49日間です。(四十九日法要を忌明けといいますよね!)
「忌中」期間は、祝い事は控えなければいけませんので、神社への参拝はNGですが、「喪中」期間は、故人を偲ぶ期間として特に行動に制限はないので、忌明けしていれば神社への参拝はOKです!(ただ、派手な服装は控えて故人を偲ぶ気持ちは忘れずに!)
※神社では死を穢れ(けがれ)とする考え方があるので、神聖な場所である鳥居をくぐることは、NGとされています。(なるほど!!)
神社は地域に根付いていて、古くからの習わしや宗派によっても多少考え方が違うので、気になるようでしたら神社に問い合わせてから決めるのも良いと思います。
では、初詣に行った場合これはどうなの?という疑問にお答えしましょう!
おみくじやお守りは買ってOK?
喪中だけど、「おみくじ引きたい!いつも買ってるお守り買いたい!でも、これって不謹慎なのかな?」って悩みますよね!(良く分かります!いつもしてる事って、しておかないと何だかスッキリしませんもんね!)
大丈夫です!初詣と同じで、忌中期間さえ明けていればOKです!
でも、「やっぱり気がひけるな!」って方は、ネットの公式サイトから購入可能な神社もあるので、そちらを利用するのも、ありですね!
その他、忌中・喪中の時にNGなこと
参考までに、忌中や喪中のNGを調べてみました!
☑ お正月行事
おめでたい行事ですので、正月飾りや年賀状、年始の挨拶は慎みましょう!(初詣は忌中が明けていればOK!)
年賀状や年始の挨拶にかえて喪中はがきを送ります。(先方が年賀状を書き始める前に届くように11月に入ったら送りたいですね!)
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☑ 結婚式などの祝いの場への出席
結婚式となると、盛大にお祝いしてあげたいですが、気持ちだけ充分に伝えて、忌明けになる(四十九日)までは、出席は慎みましょう!
その他、以下の行事も喪中に気をつけたいイベントになります。
☑ お中元やお歳暮
☑ 自分の結婚式や披露宴
☑ 子供のお祝いごと(成人式・入学式・七五三)
☑ クリスマスやお年玉
☑ 引っ越し
☑ 旅行
ただし、絶対にダメと決めつけず、しきたりを理解した上で、故人のことを想いながらその時の事情などに合わせた判断をすることが大切だと思います。
まとめ
ざっと大切なことをご紹介しましたが、参考になりましたでしょうか?
私も何度か喪中を経験しましたが、子どもの頃はわからなかった、「鳥居をくぐったらダメ!」と言われた意味が、よくわかりました。
肉親や親族に不幸があった場合には、「忌中」と「喪中」の期間があり、忌中には慎むべきことがあるが、喪中には臨機応変な対処が必要!ということですね!
死が穢れ(けがれ)とされる神様の教えは、悲しい感じがありますが、故人を偲び想う気持ちを大切にしていれば、自然と柔軟な対処ができるのではないでしょうか?
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。