皆さん、こんにちは!
小腹が空いたり、甘いものが食べたくなったとき、さっと食べやすいチョコレート。
カバンの中にいつも入っている、という方もいるのではないでしょうか?
でも、妊娠中のチョコレートの摂取はどうなのでしょうか?
「妊娠中ってチョコレートを食べてもいいのかな?」
「チョコレートを食べ過ぎると、何か悪影響があるのかな?」
そんな疑問について、今回はまとめてみました。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
妊娠中のチョコレート摂取はOK?
食べるものに色々と気を付けなくてはいけない妊娠中。
チョコレートは食べても良いのでしょうか?
実はチョコレートには、「カフェイン」が含まれています。
カフェインと言えば、妊娠中の過剰摂取は避けたい成分の一つとも言われていますよね。
代表的なものはコーヒーやお茶ですが、チョコレートの場合は原材料であるカカオにカフェインが含まれているんです。
含有量についてはのちほど詳しくご説明しますが、コーヒーに比べるとチョコレートに含まれるカフェインは少量。
そのため個人的には「妊娠中にチョコレートを食べてもよいか?」という質問に対しては「大丈夫」と考えています。
ただしカフェインが含まれている食べ物である以上、食べ過ぎには注意が必要と言えるでしょう。
チョコレートに含まれるカフェインの含有量は?
カフェインの含有量は、おおよそ以下の通りです。
●コーヒー(150ml):100mg
●栄養ドリンク(150ml):75mg
●緑茶(150ml):30mg
○ミルクチョコレート1枚(50g):15mg
○ビターチョコレート1枚(50g):30mg
ミルクチョコレートの場合、カフェインの含有量は、レギュラーコーヒー1杯の6分の1程度。
ビターチョコレートの場合は、カフェインは2倍で、緑茶1杯分と同じ程度です。
人にもよるかもしれませんが、板チョコを1枚まるまる(50g)食べる機会はあまりないですよね。
そのため小さなチョコ数粒程度であれば、あまり神経質になる必要はないかと思います。
妊娠中、チョコレートを食べ過ぎるとどうなる?
妊娠中のチョコレート摂取自体には問題はないとお伝えしましたが、「食べ過ぎ」はどうでしょうか。
様々なリスクがありますので、ご紹介していきます。
①肥満の原因になる
チョコレートは糖分が多く、高カロリーな食べ物。
食べ過ぎは、妊娠中に気を付けたい肥満や妊婦糖尿病を引き起こす原因になります。
②肌荒れや口内トラブルの原因になる
チョコレートに含まれる糖分は、体内で脂質に変わります。
妊娠中はただでさえ、肌質が変わったり、口の中の環境が荒れがちになります。
過剰な脂質はニキビや口内炎を引き起こす原因にもなりますので、食べ過ぎには注意が必要です。
③カフェインの過剰摂取
先述の通りチョコレートに含まれるカフェインは少量ですが、大量に食べればそれだけ、カフェインの摂取量も上昇します。
妊娠中にカフェインを避けるよう言われる理由は、下記の通りです。
- 妊娠初期は、カフェインによる血管収縮により、お腹の張りや流産のリスクがあがる
- 妊娠中期~後期にかけては、胎児の発育に影響を与える、また早産の可能性がある
- 妊娠中~授乳期にかけて、赤ちゃんは代謝機能が未熟なため、母体を通して摂取したカフェインを排出しづらい
チョコレート数粒でこうした事態がおこるわけではありませんが、カフェインが含まれる食べ問である以上、一日の上限などを決めておくのが良いでしょう。
1日にどれくらいの量ならチョコレートを食べてもいい?
では、妊娠中はどれくらいの量ならチョコレートを安心して食べることができるのでしょうか。
カフェイン含有量の観点から言えば、妊娠中の1日あたりのカフェイン摂取量上限目安は約100mg。
そのため、たとえばミルクチョコレートを1日で1枚(50g)食べても、カフェインの上限には届かない計算になります。
ただし糖分や脂質を考えると、半分(25g)程度に控えておくのがおすすめ。
またコーヒーや紅茶を飲んだ日や、他にも甘いものを食べた場合などには、さらに調整が必要です。
妊娠中のチョコレートまとめ
いかがでしたか?
今回は、妊娠中のチョコレートの摂取についてまとめてみました。
ポイントは3つ!
- 妊娠中のチョコレート摂取は問題ないが、カフェインを含む食べ物であることを覚えておく必要がある
- チョコレートの食べ過ぎは、肥満、肌荒れ、口内トラブル、カフェインの過剰摂取につながる
- チョコレートは1日あたり25gくらいに留めておくのがおすすめ
以上です。
食べ過ぎには気を付けなくてはいけませんが、多少の甘いものは妊娠中のイライラをおさめてくれる効果も。
上手に付き合って、妊娠期間をストレスなく過ごしたいものですね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。