元気ハツラツ!のキャッチフレーズでおなじみのオロナミンC。
CMの影響もあり、元気になりたい時にはなんだか効果があるような気がしてしまいますね。
でも、このオロナミンC。
なぜ元気ハツラツになるんでしょうか。
また、飲みすぎると、下痢になるというハナシもちらほら・・・
本当なのでしょうか。
この記事では、オロナミンCの効果と、気になるカフェイン量、飲み過ぎた際に下痢になることがあるのかどうかについて書いています。
この記事が、オロナミンCってなんで元気ハツラツになるの?カフェインってどれくらい入っているの??飲み過ぎると下痢になるの???と疑問をお持ちの方のお役に立てると幸いです。
オロナミンCの効果って?
オロナミンCには、エネルギー源である糖質のほか、イソロイシン・トレオニン・フェニルアラニンなどのアミノ酸と、そのアミノ酸に加えて糖質・脂質の代謝に必要なビタミンB2、また、たんぱく質代謝に必要なビタミンB6が含まれています。
ということは、これらの栄養素からは栄養成分の代謝を促すという効果が期待でき、これが「元気ハツラツ!」のキャッチフレーズの理由となっていると考えられます。
また、オロナミンCにはビタミンCや、聞きなれないですがビタミンPといった成分も含まれています。
体の中では作られないビタミンCは、抗酸化作用や免疫力のアップに効果がありますが、ビタミンPは毛細血管を強化する効果があるほか、ビタミンCの消耗を防ぐ効果があり、同時に摂取することでビタミンCの効果を強化する働きがあるんです。
このため、エネルギーおよびビタミンCの補給とそれを助ける補助成分が摂れるというようなことが期待できると考えられます。
オロナミンCのカフェイン量はどのくらい?
オロナミンCは、100mlあたり15㎎のカフェインが含まれています。
一本(120ml)あたりでは、約18㎎ですね。
ちなみにドデカミンのカフェイン量は100mlあたり5mg、一本(500ml)あたり25㎎で、モンスターエナジーのカフェイン量は100mあたり36mg、一本(355ml)あたり142㎎です。
同じエナジードリンクのなかで、他の製品と比較すると、一本あたりのカフェイン含有量は少なめだといえます。
ちなみにドリップコーヒー一杯のカフェイン含有量は80~100mgですので、オロナミンCのカフェイン量はコーヒー一杯分の4分の1に満たないくらいの量になります。
オロナミンCを飲み過ぎると下痢になる副作用も!?
考えられる原因には2つあります。
- カフェインに体が過剰に反応
- 炭酸に体が反応
ひとつずつ説明していきます。
まず、カフェインへの反応ですが、オロナミンC自体が原因となるよりは、飲む側の体質としてこれに含まれるカフェインに反応してしまうということが原因として考えられます。
続いて、炭酸への反応ですが、炭酸は水分と合わせて炭酸ガスを飲みこむため、胃腸が過敏な方がたくさん炭酸を飲むことにより刺激を受け、胃腸の調子が悪くなってしまうことが考えられます。
カフェインと炭酸。この2つは、オロナミンCに限ったことではないのですが、オロナミンCで下痢してしまう、という方は他のエナジードリンクや栄養ドリンクを飲む際にも注意が必要かもしれません。
オロナミンCの元気ハツラツ効果は本当だった!
オロナミンCには元気ハツラツ!のキャッチコピーの通り、効率よくエネルギーやビタミンを摂取できるような成分が含まれています。
しかし、飲みすぎによりカフェインに反応しやすい方や、炭酸により下痢になりやすい方には注意が必要なのかもしれません。
いかがでしたでしょうか。
オロナミンCってどうして元気ハツラツになるの?カフェインってどれくらい入っているの??飲み過ぎると下痢するの???と疑問をお持ちの方のお役に立てると幸いです。