かく言う私もそのひとりです。
ピアスを付けるには、ピアスホールという穴を特殊な装置を使って開けるわけですが、放っておくとこのピアスホールは勝手に塞がっていってしまいます。
ピアスホールを開けるのはタダではできないので、塞がってしまうと開けるのにまた出費がかさんでしまいます。
そんな無駄なことになってしまわないようにするために、今回この記事では
・ピアスホールはどれくらいの期間で塞がってしまうの?
・塞がってしまったピアスホールを復活させる方法ってあるの?
・ピアスホールが安定し無い場合、どのような対処をすればいいの?
ということについてご紹介していきたいと思います。
ピアスホールが塞がるまでの期間は?
皮膚って怪我をしてしまっても数日で元に戻るように、ピアスホールを開けてもなにもしなければそのうち穴が塞がっていってしまいます。
毎日24時間ずっとピアスを付けているのであればピアスホールが塞がるなんてことはまずありえませんが、衛生面的に考えると24時間ずっとピアスを付けているというのはあまりよろしくありません。
なので多くの人がお風呂に入るときなどはピアスを外すと思うのですが、後でまたピアスを付けようと思っていてもついつい忘れてしまうんですよね。
そのまま一定期間ピアスを付けていないと、そのうちピアスホールは塞がっていってしまうのです。
この一定期間というのは、大体どれくらいなのか?
傷の治りが早い人遅い人がいるように、ピアスホールが塞がるまでの時間というのにも個人差があるので、はっきりとどれくらいの期間で塞がるということは言い切れません。
早い人だと1日もあれば塞がってしまいますし、遅い人であれば数ヶ月ももつ人もいます。
あともうひとつ言えることは、ピアスホールがどのくらい安定しているかということです。
ピアスホールを開けたばかりの人の方が、やはり塞がってしまうまでの期間は短いです。
ピアスホールを開けてから長い期間経っている人なんかだと、数ヶ月ピアスを付けなくてもピアスホールはちゃんと残っています。
私はピアスホールを開けてからもう10年ほど経つのですが、1ヶ月~2ヶ月ピアスを付けていなくてもピアスホールは塞がることなくしっかりと残っていますよ!
塞がったピアスホールを復活させる方法は?
いくら気を付けていたとしても、ピアスホールが安定するまでにうっかり長期間ピアスを付けることを忘れてしまうこともあるでしょうし、ピアスホールが安定しているからと安心していてもなにかの拍子で塞がってしまうことがあるかもしれません。
そんなとき、塞がってしまったピアスホールを復活させることってできるのでしょうか?
ここで念頭に置いておいてほしいことが一点あります。
それは、基本的には完全に塞がってしまったピアスホールと同じところにピアスホールを開けるのは膿んでしまったり感染症を引き起こしてしまう危険性があるのでやめておいた方がいい、ということです。
ただ、一見すると完全に穴が塞がってしまっているように見えるピアスホールでも、実は完全には塞がっていないというものもあります。
こういった場合であれば無理にしなくてもピアスホールを復活させることは可能なこともあります。
ピアスホールを復活させるには、ピアスの軸が直線状になっているピアスを使用します。
このピアスを塞がりかけているピアスホールに差し込んで復活させるというだけの、とても簡単な方法です。
このとき、復活させたピアスホールが膿んでしまったりするのを防ぐために、ピアスとピアスホールを開けるところは事前に消毒しておきましょうね。
また、ピアスにワセリンを少量塗っておくことで滑りが良くなるので無理なく開けることができますよ!
ピアスホールが安定しない場合の対処法
ピアスホールを開けてからいくら時間が経っても、なかなか穴が安定してくれないと悩む人もなかにはいるでしょう。
こういった場合、なにか対処法というのはあるのでしょうか。
まずピアスホールが安定しない人の原因として考えられるのが、
・ピアスの素材があっていない
・ピアスホールが清潔に保たれていない
ということです。
ピアスホールを開けたとき、穴が安定するまでは基本的にはファーストピアスを着用しておくことをおすすめされると思います。
ファーストピアスの多くが透明なピアスなのですが、これだと雑菌が付着しにくいというメリットがちゃんとあるのです。
しかし、透明なピアスってダサいですよね。
早く可愛らしいピアスを付けたいと思うあまり、ファーストピアスを外して普通の金属のピアスを付けてしまうと雑菌が繁殖してしまうことがあります。
そうするとピアスホールは傷のような状態になり、皮膚は早く元に戻ろうとしてしまいます。
その結果、ピアスホールが塞がってしまうというわけなんですね。
また、ピアスホールを開けたところをお風呂に入った際にしっかり洗っておかないと、これまた雑菌が繁殖してしまう原因となります。
また、ちゃんとファーストピアスを付けていたとしてもずっと付けっぱなしにしていては不潔です。
たまにファーストピアスを取ってピアスホール部分を消毒したりしなければ膿んできてしまうこともあります。
そうなるとやはりピアスホールが早く塞がろうとしてしまうのでなかなか穴が安定してくれません。
ピアスホールを安定させたいのであれば、
・安定するまでは透明なピアスを着用する
・ピアスホールが安定するまではしっかりと洗ったり消毒する
といった対処法を取ってみてくださいね。
【まとめ】ピアスホールを安定させるポイントは「清潔にする」こと!
おしゃれを楽しむためには、まず清潔にすることが大事であるということがよく分かりましたね。
・ピアスホールが塞がるまでの期間は早い人だと1日、遅い人だと数ヶ月
・塞がってしまったピアスホールを復活させるのは基本的にはしない方がいいが、もしするのであれば軸が直線状のピアスを射し込んで復活させる
・ピアスホールが安定しないという人は、透明なピアスを付けたり清潔に保つということを意識する
ピアスホールが安定するまでは地味な透明なピアスを付けておくしかないですが、そこで我慢すれば後々おしゃれを楽しむことができますから頑張りましょうね!