東京都立川市にある昭和記念公園は、昭和天皇御在位50年記念事業の一環として、整備されました。
広大な敷地には、四季折々の花を楽しむことができ、1年中楽しむことのできる公園となっています。
今回は、昭和記念公園の桜開花情報、見頃、ライトアップ、桜まつりについてご紹介してまいります。
昭和記念公園の桜開花情報と見頃
昭和記念公園は、「日本のさくら名所100選」にも選ばれていて、園内には31品種、約1500本の桜が咲き誇ります。
公園内には、ソメイヨシノを中心とした「桜の園」があり、樹齢40~50年の大木が多く、枝が目の前まで垂れさがったものもあり見応えがあります。
昭和記念公園の桜の見頃は、例年3月下旬~4月中旬です。
3月中・下旬には、河津桜、寒緋桜、オカメ、枝垂桜。
4月上旬には、ソメイヨシノ、大島桜、陽光。
4月中旬には、山桜、八重紅枝垂、仙台枝垂。
4月下旬には名残り桜として、里桜の品種、関山、普賢象、霞桜。
時期をずらして、たくさんの桜が咲くので長く楽しむことができます。
桜の時期には、昭和記念公園内ではほかにもたくさんの花が咲き誇ります。
菜の花、チューリップ、つつじ、ポピーなど、色彩豊かに春を彩ります。
ライトアップ情報
昭和記念公園では、ライトアップや夜桜鑑賞は、残念ながら行われていません。
近年は、ライトアップされて夜桜鑑賞できるところが増えていますが、昭和記念公園では、日中の自然光での桜鑑賞を楽しみましょう。
お花見をしながら、春の温かい風と、柔らかな日差しを身体中で感じてくださいね。
桜まつり情報
昭和記念公園では、桜だけに特化した桜まつりは行われません。
その代わりに、花と緑の国営公園だけあり、桜の開花時期から、Flower FESTIVALが開催されます。
2017年は、3月25日から5月28日で、開催されました。
桜、菜の花、チューリップ、ムスカリ、シャーレポピー、カスミソウ、ヤグルマギクなどが、順に楽しめます。
桜の時期には、桜にちなんだイベントも多数開催されます。
2017年は、サクラパークヨガや、桜スタンプラリー、桜餅をつくろうなど、小さい子供から大人まで、みんなで楽しめるイベントが盛りだくさんでした。
毎年開催されているので、2018年も詳細発表が楽しみですね。
昭和記念公園の基本情報
住所: 東京都立川市緑町3173
電話番号: 042-528-1751(国営昭和記念公園管理センター)
開園時間: 有料ゾーン 9:30~17:00
(但し、4/1~9/30の土日祝は 9:30~18:00)
みどりの文化ゾーン 8:30~17:00
(但し、春分の日~3/31までは 8:30~17:30 4/1~9/30 8:30~18:00)
開園・閉園時間は催し物等により、変更する場合があります。
お出かけの前に、ホームページをチェックすると、いいですね。
昭和記念公園HP→ http://www.showakinen-koen.jp/
アクセス
あけぼの口: JR中央線・南武線 立川駅から 徒歩約10分
西立川口: JR青梅線 西立川駅から 徒歩約2分
昭島口: JR青梅線 東中神駅から 徒歩約10分
園内はとても広いです。園内移動にはレンタサイクル(立川口西立川口・砂川口)や、パークトレイン(有料)が便利です
中央自動車道国立府中ICより8キロ
駐車場: 立川口(1755台)、西立川口(345台)、砂川口(431台)の3か所あります。
料金: 820円
かなり多くの台数が駐車可能ですが、満開時期の土日祝には、満車になってしまうことがありますので、ご注意ください。
基本的には、公共交通機関を利用するとスムーズに移動できますのでおすすめです。
昭和記念公園の桜情報まとめ
昭和記念公園の桜について、ご紹介してまいりましたがいかがでしたか。
桜の時期は多くの人出が予想されますが、園内はとても広く、混み合った印象を受けることはすくないです。
思い思いにシートを広げ、桜を楽しんだり、体をたくさん動かして遊んだりと、園内の過ごし方はたくさんあります。
一日では回りきることができないほどの広さです。小さなお子さん連れの方は、無料でベビーカーの貸し出しがあります。
赤ちゃん休憩室が7か所あり、おむつの販売もあるので安心です。
子ども乗せ自転車もレンタルすることができるので、レンタサイクルで園内を回ってみるのも気持ちがいいですね。
桜の見頃は3月下旬~4月中旬です。
夜桜は鑑賞することができませんが、日中の日差しをいっぱい浴びた桜を、広々とした空間で楽しめます。
桜以外にもたくさんの花と緑を楽しめるので、春の穏やかな日にぜひ訪れたいですね。