歯を綺麗にするための歯ブラシがバイキンだらけだと、口に入れたくなくなりますね。
歯ブラシの除菌方法について、熱湯消毒が有効だと思っている方も多いのではないでしょうか?
実は歯ブラシの熱湯消毒は、歯ブラシを傷めてしまうためNGなのです!
ここでは正しい歯ブラシの除菌方法と保管方法、古歯ブラシの有効活用について解説しますね。
歯ブラシの熱湯消毒はダメ!NGな理由
「毛先の広がった歯ブラシを熱湯につけると毛先が真っ直ぐに戻る」という方法をテレビでご覧になったことはあるでしょうか?
私はだいぶ昔に(恐らく10年以上前)見たことがあり、熱湯消毒も出来るし一石二鳥だ!と試してみたことがありました。
しかし実はこの熱湯作戦、歯ブラシには良くない行為だったのです!
歯ブラシの主な素材はポリプロピレンやナイロンで、手元の歯ブラシのパッケージを見てみると、耐熱温度は80℃になっています。
耐熱温度が80℃ということは、歯ブラシを熱湯につけると、毛先が修復されている訳ではなく、逆にダメージを受けているのです!
歯ブラシの熱湯消毒は歯ブラシにダメージを与え、逆にコシがなく、持ちの悪い歯ブラシにしてしまうのです。
正しい歯ブラシの除菌&保管方法
では正しい歯ブラシの除菌方法とはどのようなものなのでしょうか?
実は歯ブラシは、歯磨きの後に綺麗に水洗いで毛先にはさまった汚れを落とし、しっかりと乾燥させるだけで大丈夫なのです。
もちろん、哺乳瓶などを除菌するミルトンや塩素系漂白剤などを使って除菌する方法もありますが、歯を磨いたときの味も気になりますし費用もかかります。
しっかり水洗いし、毛先の水気をタオルやキッチンペーパーなど拭き取ったあと、家族の歯ブラシ同士が接触しないように風通しの良いところでしっかり乾燥させるようにしましょう。
日光が当たるとベストなので、窓際などに置いておくとなお良いです。
歯ブラシの交換時期と古歯ブラシの使い道
同じ歯ブラシを使い続けていると、その歯ブラシはトイレの水よりも多い細菌が繁殖すると言われています。
そんな歯ブラシで歯を磨くのは恐ろしいですね。
小さなお子様がいるご家庭ではなおさらだと思います。
歯ブラシの交換目安は1ヶ月です。
私は毎月1日は歯ブラシを取り替える日としています。分かりやすく、慣れると忘れることもなくなりますよ。
さて、毎月出る古歯ブラシ。これを掃除用に使われている方も多いのではないでしょうか?
私も排水口などの水回りで大活躍させています。掃除したあとは気兼ねなくポイッと捨てられるのがいいですね。
かなこ
こまめな歯ブラシ交換でお口の中もおうちの中も綺麗に保ちましょう。
まとめ
歯ブラシの熱湯消毒は歯ブラシを傷める原因になってしまうため、やってはいけないことがわかりました。
歯ブラシは毎日使うものなので、出来るだけ綺麗に保ちたいですよね。
しっかり水洗いしたあと水気をよく切り、風通しの良い場所で保管し菌の増殖を防ぎましょう。