こどものおやつとして、またダイエット中の方にはダイエット食として人気の牛乳寒天。
美味しいだけじゃなく、とても簡単に作ることができるという点が嬉しいですよね。
しかし、牛乳寒天を作ろうとした人のなかには分離してしまったという失敗例をお持ちの方も一定数いらっしゃるようなんです。
ということで今回は、
・何故牛乳寒天が分離してしまうの?
・分離してしまった牛乳寒天は再度加熱すれば修正がきくの?
・牛乳寒天が分離してしまったときの対処法とは?
ということについてご紹介していきたいと思います。
目次
牛乳寒天が分離する原因は何?
牛乳寒天を作る人のなかで、たまに聞こえてくるのが「分離してしまう」というお悩みです。
作り方になにか問題でもあるのでしょうか。
牛乳寒天の作り方
まずは牛乳寒天の基本的な作り方からご紹介していきたいと思います。
《材料(4人分)》
・粉寒天…4g
・牛乳…300cc
・水…200cc
・砂糖…60g
《作り方》
①鍋に粉寒天と牛乳を入れて混ぜる。
混ざりあったところで火にかけ、沸騰したら弱火にして1~2分かき混ぜながら煮る。
②寒天がすべて溶けたのを確認したら鍋に砂糖を加え、すべて溶けたら火を止める。
③鍋に常温にした牛乳を加え、よく混ぜあわせる。
④ 水で濡らしておいた器に流し込み、冷蔵庫で冷やし固めれば完成!
材料を鍋に入れて、火にかけながら混ぜ合わせるだけというとても簡単な料理です。
これならお子さんと一緒に作ることもできそうですよね。
牛乳寒天が分離してしまう原因は?
この工程通りに調理をしても牛乳寒天が分離してしまうという人はいるみたいなんです。
原因は一体なんなのでしょう。
考えられるのは、「混ぜが少ない」ということです。
作り方でも記した通り、寒天をしっかり溶かすことが牛乳寒天を作る上でのポイントとなります。
少しでも溶け残ってしまっていたら、それだけが原因で分離してしまうことがあるのです。
また、火から下ろした鍋の中身(=牛乳寒天)が冷えていく段階でも小まめに混ぜることが必要な場合もあります。
ここで器に流し込む前に小まめに混ぜておくことで、少しでも分離してしまう可能性を低くすることができます。
牛乳寒天を作る際は、とにかく「混ぜる」ことを意識してくださいね。
分離しても再加熱すれば直せる?
では、一度分離してしまった牛乳寒天は元に戻す(修正する)ことができるのでしょうか。
やり方のひとつとして、再加熱するという方法があります。
これで先に述べたことを意識してしっかり混ぜ直せば修正がきくはずです。
ただ、このときに注意してほしいのは中火以上で再加熱すると牛乳が吹きこぼれてしまう危険性があるということです。
また、牛乳が沸騰してしまうとそれが結局分離の原因となってしまうので、再加熱する際は弱火でじっくりと温めながらかき混ぜるようにしてくださいね。
その他分離した場合の対処法
分離してしまった牛乳寒天を再加熱して修正するという方法のほかにも、もうひとつ対処法があります。
それは、新しく鍋で溶かした寒天液を作りそこに分離してしまった液を加えるという方法です。
最初に作ったものと味は少々変わるかもしれませんが、応急措置ということで再加熱するという方法ではどうにもならなかった場合に試してみてください。
【まとめ】牛乳寒天を作るときのポイントは「混ぜる」!
牛乳寒天はとても簡単に作れるだけに、油断するとすぐに分離してしまうという失敗があります。
・牛乳寒天を作るときの「混ぜ」が足りないことで分離してしまうと考えられる
・牛乳寒天が分離してしまったときは再加熱すると修正がきく
・新しく寒天液を作ってそこに分離した牛乳寒天を混ぜるという方法も対処法としてある
牛乳寒天を作るときはよく混ぜることを意識しながら挑戦してみてくださいね!