そこで気になるのが、どれくらいの量ならかぼちゃの種の効果や効能を上手に得られるのかということではないでしょうか。
ということで今回は、
・かぼちゃの種は食べ過ぎると体に悪いの?
・かぼちゃの種に秘められた効果や効能とは?
・かぼちゃの種を効果的に食べるには、1日にどれくらいなら食べてもいいの?
ということについてご紹介していきたいと思います。
かぼちゃの種の食べ過ぎは体に悪い?
薬効があるとも言われているほど健康に良いというイメージの強いかぼちゃの種ですが、あまりたくさんの量を食べると逆効果となってしまう場合もあります。
これにはかぼちゃの種に豊富に含まれているとある成分が大きく関係しています。
その成分というのが、不飽和脂肪酸であるオレイン酸と人間の体では作られることがない必須脂肪酸であるリノール酸です。
これらはかぼちゃの種に限らず、植物の種にはよく含まれています。
このふたつの成分を摂取しすぎるとアレルギー反応を引き起こしてしまったり、大腸がんになるリスクを高めてしまったりする危険性があるのです。
また、かぼちゃの種は脂質がたくさん含まれているのでカロリーが高いです。
ですからたくさん食べると太りやすくなってしまうというデメリットもあるのです。
かぼちゃの種に秘められた効果効能
これだけ聞くとかぼちゃの種を食べるのはやめようかな、なんて考えてしまいそうなところですが、先述した通りかぼちゃの種は栄養満点で薬効があるとも言われています。
先ほどデメリットとして挙げたオレイン酸とリノール酸も、適量であれば体に良い効果を発揮してくれます。
オレイン酸には動脈硬化や高血圧といった生活習慣病を予防してくれるはたらきがありますし、リノール酸にはアンチエイジングのはたらきがあります。
それ以外にも、
・血行促進
・美肌効果
・骨粗しょう症の予防
といった嬉しい効果や効能があるんですよ!
かぼちゃの種の上手な食べ方!1日の適量は?
では、具体的にはかぼちゃの種の1日の適量ってどれくらいなのでしょうか。
これについてはおよそ10~15粒ということが言われています。
意外と少ない量なので、「ついつい」の食べ過ぎに気を付けなければいけませんね。
また、かぼちゃの種を効果的に食べたければできるだけ生に近い状態で食べることをおすすめします。
というのも、先ほどから何度もご紹介しているリノール酸は熱に弱く、加熱することでそこから得られる効果が半減してしまいます。
なので生で食べるのが一番理想的ではあるのですが、かぼちゃの種は生で食べると消化されにくいという難点があります。
ですからかぼちゃの種を食べるときは軽く空炒りすると良いでしょう。
こうすることでかぼちゃの種が格段に食べやすくなりますよ!
ですが、くれぐれも加熱しすぎないように注意してくださいね。
【まとめ】かぼちゃの種は食べ過ぎると大腸がんになるかも!?
かぼちゃの種が「栄養満点!」と聞くとついついたくさん食べてしまいそうになりますが、適量を守らなければ逆効果になるとは知りませんでした。
・かぼちゃの種は食べ過ぎるとアレルギー反応を引き起こしたり大腸がんになるリスクが高まってしまうこともある
・かぼちゃの種には、アンチエイジング効果や生活習慣病の予防、血行促進などの効果や効能がある
・かぼちゃの種の1日に摂取してもいい適量というのは、10~15粒ほど
適量を守ればメリットばかりなので、摂取量には気を付けて食べていきたいですね。