コンビニなどで手軽に手に入り、たまに無性に食べたくなるカリカリ梅。
私も小さな頃から駄菓子屋さんで売っていたカリカリ梅(ウメトラ兄弟)が大好きで、駄菓子屋さんに行くたびに購入していました。
しかしこのカリカリ梅。
1袋に何個か入っていますが、1度に全部食べてしまって影響はないのかな?と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
確かに梅にはたくさんの塩が使われていそうだし、塩分量が心配ですよね。
そこで今日は、カリカリ梅の塩分や食べ過ぎの危険性について書いていきたいと思います。
カリカリ梅が大好き!という方は、是非この記事で一緒に勉強しましょうね♪
カリカリ梅の食べ過ぎは危険?
カリカリ梅にはクエン酸やカテキン酸が含まれています。
それぞれは抗酸化作用など体にとてもいい成分なのですが、食べ過ぎると体に負担を与えてしまいます。
体調があまり良くない時に大量に摂取すると、胃腸に負担をかけ、消化不良を起こすようです。
また、カリカリ梅に含まれる塩分も、食べ過ぎにより過剰摂取してしまう危険性があります。
塩分を過剰摂取すると、むくみや高血圧を引き起こすなど、体に良くないことは皆さんご存じですよね。
塩分量については次の章で解説していきたいと思いますが、やはりカリカリ梅の食べ過ぎは危険と考えたほうがいいでしょう。。
カリカリ梅の塩分ってどのくらい?
カリカリ梅の塩分量をチェック
カリカリ梅の塩分量が気になりますよね。
試しにこちらの商品をご覧下さい。
10個入り28g中、食塩相当量は1.65g。
約5.9%が塩分ということになります。
様々なカリカリ梅がありますが、塩分が5~10%というものがほとんどです。
「10個で1.65gなら、そんなに多くないんじゃないの?」
という声も聞こえてきそうですが、そうではありません。
実は世界保健機構WHOが推奨する塩分摂取量は成人で1日に5g以下なのですが、日本人はこれを大きく超える10g(男女平均)を摂取しているのです。
これでは塩分量がオーバー。
よって、カリカリ梅を食べ過ぎるのは、出来るだけ避けたいところなのです。
塩分過剰摂取による弊害とは
では塩分を過剰摂取すると、どのような弊害が生まれるのでしょうか?
塩分過剰摂取の弊害として
- 高血圧
- むくみ
が考えられます。
塩分を多く摂るのですから、血圧が上がることは容易に想像できますね。
また、塩分を体に摂りすぎると、浸透圧を一定に保とうと、体が水を溜め込むようになります。
この結果むくみが起こり、結果として体重も増えてしまうのです。
カリカリ梅を食べなくとも、日本人は塩分を過剰摂取しています。
カップ麺1つで5gもの塩分が含まれているのです。
塩分量を意識した食事を心がけ、カリカリ梅も食べ過ぎないようにしましょう。
カリカリ梅依存症ってあるの?
カリカリ梅の依存性。
きっとこの記事を読んでくださっている方は、カリカリ梅依存性の一歩手前なのかもしれません。
カリカリ梅には酢が使われている場合が多いです。
酢は食欲増進効果があるので、1つだけでは足らず、いくつも食べてしまう作用があります。
またカリカリ梅1つでは腹持ちも良くないため、思わず何個も・・・という方は少なくありません。
カリカリとした食感は、それほど人を魅了してしまうのですね。
つわりの方も同じものを無性に食べたくなる傾向があります。
酸っぱさが得られるカリカリ梅は、つわり中でも食べやすく、妊婦さんにも人気でしょう。
しかし妊婦さんは、妊娠していない方以上に塩分に気をつけなければなりません。
カリカリ梅依存性かも!?という方も、塩分量のことを頭に入れ、これからは食べ過ぎに注意しましょう。
ダイエットのためにスナック菓子よりカリカリ梅!と考える方もいらっしゃるかもしれません。
確かにスナック菓子よりヘルシーですが、食べ過ぎは禁物ですよ!
【結論】カリカリ梅は1日2個まで!
カリカリ梅は塩分量が高く、過剰摂取すると体に様々な弊害を起こしてしまいます。
日本人は塩分を過剰摂取しすぎているとお話しました。
カリカリ梅も大きさが様々ですが、大きなものもありますので、1日に2個程度に抑えた方が良さそうです。
自分がよく食べるカリカリ梅の裏面をチェックし、塩分量が多いようなら他の減塩や無塩のカリカリ梅に切り替えるなどした方が良さそうです。
また、1日の塩分摂取量を考えながらの食生活を送り、塩分を摂取しすぎないように心がけましょう。