水キムチは効果効能が沢山で、健康のためにも美容のためにも是非とも取り入れたいレシピですが、うまく発酵しないということがあります。
その原因は何でしょうか?
正しい作り方やコツと共に、ご紹介します。
水キムチが発酵しない原因
水キムチが発酵しない原因は大抵の場合、以下の2つです。
- 室温が高すぎる
- 発酵時間を間違えている
室温が高すぎる
室温の目安は22℃以下なので、これを守らないとうまく発酵しません。
夏場は室温が高くなりがちなので、エアコンなどで上手く調整していきましょう。
発酵時間を間違えている
発酵時間や日にちも重要です。
- 夏は2時間
- 冬は2~3日
- 春秋は1~2日
季節によって発酵時間が変わるので注意が必要です。
いきなり冷蔵庫に入れてしまう人もいますが、しっかり常温で上記の時間発酵させてから冷蔵保存するようにしましょう。
保存の注意点
発酵させた後は冷蔵保存が基本です。
冬は温度が低いので常温保存でもOKですが、室温が高くなる夏は必ず冷蔵庫で保存してください。(冬も暖房を使うなら冷蔵保存が無難でしょう)
保存の目安(賞味期限)は約1週間です。
これも必ず守るようにしてください。
1週間以上経ってしまうと、色が変わってまずくなります。
参考>>水キムチの賞味期限はいつまで?長持ちする保存方法を紹介!
水キムチの正しい作り方〜3つのコツ〜
水キムチの作り方についても再度復習しておきましょう。
コツは以下の3つです。
- 漬け汁は片栗粉か米のとぎ汁、上新粉を使う事
- リンゴ等の果物も入れる
- 冷蔵庫で3日間熟成させる
漬け汁は片栗粉か米のとぎ汁、上新粉を使う事
炭水化物の糖質(片栗粉か米のとぎ汁)が乳酸菌のエサになるので、乳酸菌を増やすことができます。
リンゴ等の果物も入れる
果汁が漬け汁に溶け込んで美味しくなると同時に果物の糖質が乳酸菌のエサになります。
冷蔵庫で3日間熟成させる
時間が経つほどに乳酸菌は増えるので、3日がちょうど良い熟成期間です。
コツを踏まえれば、1週間は冷蔵庫でもつでしょう。
コツを踏まえた正しい作り方
今回は基本の漬け汁を紹介します。
- 水:400cc
- 塩:小さじ2
- 片栗粉又は米のとぎ汁か上新粉:小さじ2
- リンゴ:2分の1個
- 生姜の薄切り:5枚
- ニンニク薄切り:2枚
- 酢:大さじ3
- 大根:200g
- きゅうり:2本
- 塩:小さじ2
*基本、野菜や果物は何でも良いのですが、400gほしいところです。
【作り方】
- 水、塩、片栗粉又は米のとぎ汁か上新粉を鍋にいれて混ぜながらひと煮立ちさせ、冷ます
- 冷ました1の中にリンゴ、生姜、ニンニク、お酢をいれると基本の漬け汁が完成
- 野菜を皮のまま切り、塩小さじ2でもむ
- 20~30分おいたら水洗いし、水気をふきとって漬け汁に入れる
- 常温で発酵(発酵時間はこの記事の上で説明しています)させてから冷蔵庫に入れて完成
作り方を見直してみよう
いかがでしたか。
水キムチは発酵させなくてはいけません。
発酵時間や保存の仕方は季節によっても違いますから、上記の内容を良くご確認ください。
効果を期待して、正しい作り方で作ってみましょう。
筆者も興味があるのですが、まだ作っていません。
これから、試してみます。