飲んだ後にシャッキリするのはなぜなんでしょう。
また、飲み過ぎるとヤバイと言う話もちらほら。
そう言われると、なんだか気になってしまいますよね。
この記事では、モンスターエナジーの効果と、飲み過ぎた際に何がマズイのか?その副作用について書いています。
どうしてモンスターエナジー飲み過ぎるとダメなの?と疑問をお持ちの方のお役に立てると幸いです。
モンスターエナジーの効果って?
まず、モンスターエナジーの効果について。
どうして飲むとシャッキリしたり、ギンギンになったりするんでしょうか。
それは、モンスターエナジーに含まれているカフェインの効果なんです。
そもそも人が興奮状態になると、体内ではカテコールアミンという物質が放出されています。
カテコールアミンの作用により、血圧が上がったり、覚醒したりしたりします。カフェインはカテコールアミンの作用を促進する働きがあるんです。
加えてカフェインには血管を広げて血流を良くする効果もあり、その結果、眠気を抑えたり集中力を高めたりする効果が得られるんだそう。
ここ一番!というときに使うと作業効率を上げられるのはこのためです。
しかし、飲み過ぎるのも良くないようです。何が良くないのか、次で説明していきます。
モンスターエナジーのカフェイン量と副作用
モンスターエナジーには、一本あたり142㎎のカフェインが含まれています。
ドリップコーヒー一杯あたりのカフェイン量(約100mg)を考えると、モンスターエナジーにはかなりカフェインが含まれていますね。
カフェインが含まれているため、子どもが多量に飲み過ぎると発達障害につながる可能性があります。
子どもにはコーヒーを飲ませない理由ですね。
加えて、子どもはカフェインの感受性が大人よりも高く、代謝機能が弱いので、少量でも問題が出る可能性があります。
実際、海外ではモンスターエナジーの過量摂取による子どもの死亡例が報告されており、死亡理由は「カフェインの毒性により不整脈が起きたため」とされています。
24時間でモンスターエナジー700mlを2本飲んだんだそうです。カフェイン摂取量としては480mlにあたります。
カフェインの摂りすぎが睡眠に影響するのは一般的に知られていますが、その他にみられる副反応としては、心拍数の増加、吐き気、震え、頭痛などがあり、中毒症状まで進行すると、不整脈やけいれん、昏睡に陥り死亡することもあります。
また、妊娠中の女性もカフェインの摂取を控えなければならないため、控えた方が良さそうです。
モンスターエナジーの上手な飲み方
以上のようなことを読むと、
「なんだか飲むのためらってしまうな・・・」
となってしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、要は飲み過ぎないことに気をつけることが大事なので、どれくらいならいいのか?という量を考えることが必要です。
成人のカフェインの一回の摂取限度は、体重1kgあたり3mgなんだそうです。
体重50kgであれば150mgですね。
モンスターエナジーの一本あたりのカフェイン含有量が142㎎なので、大人でも一回に一本を限度にした方がよさそうです。
また、成人のカフェインの一日の合計摂取量は、体重1kgあたり5.7㎎だそうです。
体重50kgであれば285㎎。モンスターエナジー2本分です。
一日の上限は2本程度にとどめておいた方がよさそうです。
子どもは、先ほど言ったように感受性や代謝能力の点から飲むのを避けた方がよさそうです。
カフェインを摂った場合、摂った量が体内で半分になる時間(半減期)は、5時間前後と言われています。
なので、モンスターエナジーを飲むなら多くても一日2本、それぞれ充分に時間をおいてからという飲み方が良いのではないでしょうか。
睡眠への影響を考慮して、寝る前には避けた方が良いというのは言うまでもありません。
モンスターエナジーの効果と危険性まとめ
いかがでしたでしょうか。
飲み過ぎるとヤバイ!というのはカフェイン含有量が多いからということでしたが、それを考慮して上手に取り入れれば、作業効率を大幅にアップさせてサクサク作業がすすむ!ということも期待値大の製品です。
この記事が、モンスターエナジー飲み過ぎると何がヤバイの?と疑問をお持ちの方のお役に立てると幸いです。