ココナッツミルクが美容に良いらしく、最近とても人気があります。
今回ブームになってから、色んなお店で売られるようになりました。
私もこのブームに便乗しようかと考えているのですが、何も知らず購入するのは少し心配です。
検索してみると、「ココナッツミルク 危険」というキーワードが出てきました。
これだけ美容や健康に良いと言われているにも関わらず、「危険」だと言われているのは何故でしょうか?
その真相を調べていきたいと思います。
ココナッツミルクの危険性について
ココナッツミルクが危険だと言われるのには、いくつか理由があります。
糖分を取り過ぎる
ココナッツミルク自体は糖分がそれほど含まれていませんが、市販されているものは飲みやすくするために糖分が加えられています。
美容や健康に良いからといって、大量に飲むのは良くありません。
糖分を大量に摂取すると、太るだけでなく糖尿病になる危険性があります。
アレルギー
ココナッツミルクにアレルギー反応が出てしまう人がいます。
ココナッツミルクは、飲みもの以外にも化粧品など美容ケア用品に含まれていることもあります。
ココナッツミルクが含まれたクリームなどを使っているうちに大量に体内に吸収されて、それが原因でアレルギーを起こしてしまうこともあります。
湿疹・下痢・皮膚炎・アナフィラキシーなどの症状が出た場合は、直ちに使用をやめてください。
好転反応
体に良いと言われているものなので、効果が現れてくる過程で体調不良として変化が出る場合もあります。
- ケトン体が増える→口臭がきつくなる。
- ダイエット効果が裏目に出る→食欲不振・腹痛・嘔吐
これらの症状は好転反応と考えられるので危険ではありませんが、自己判断は良くありません。
一度使用を中止して、医師に相談した方が良いでしょう。
酸化しやすい
ココナッツオイルは酸化しやすいという難点があります。
そのため密閉できる缶で売られていることが殆どです。
そのため、一度開封した後はしっかりと密閉できる容器に移し替えなくてはいけません。
これらの理由から、ココナッツミルクは危険だと言われています。
良いココナッツミルクを選ぶポイントは?
市販されているココナッツミルクには、飲みやすくするために工夫されたものが沢山あります。
しかし、それが良くないこともあります。
では、良いココナッツミルクとはどういったものなのでしょうか?
食品添加物が入っていないか
ココナッツミルクに使われる主な添加物は、安定剤・増粘剤・乳化剤・漂白剤・保存料・酸化防止剤などがあります。
体に害のない添加物もありますが、中にはあまり摂取しない方が良いものもあります。
中でも乳化剤でよく使われているポリソルベート60・ショ糖脂肪酸エステル・大豆レシチンなどは、潰瘍性大腸炎やクローン病、結腸がんなどの関連が疑われています。
BPAフリーかどうか
ココナッツミルクの多くは缶で売られていることが多く、缶の内側をコーティングするためにBPAという素材が使われていることがあります。
BPAはビスフェノールAの略。
ビスフェノールAはさまざまなプラスチックの合成に使われている素材である。
BPAは胎児や乳幼児へ悪影響が出る可能性があると指摘されている。
参照:Wikipedia
このBPAは健康への悪影響が懸念されています。
そのため「BPAフリー」の表示があるものを選びましょう。
これらのことを考慮した結果、「オーガニックのもの」を選ぶのが良いでしょう。
オーガニックのものなら、無添加や食品添加物の少ないもの、BPAフリーのものが多い傾向にあります。
カルディのココナッツミルクは危険なのか?
カルディのココナッツミルクが危険だという噂があります。
その理由として、カルディは様々な種類のココナッツミルクを販売しています。
その中には、先に紹介した食品添加物やBPAが含まれているものもあります。
そのため、「カルディのココナッツミルクは危険」という噂に繋がってしまったようです。
ですが、全てが危険な商品というわけではありません。
カルディにはオーガニックのものや、紙パックに入ってBPAの心配がいらないものも売られていますよ。
メリトー 有機ココナッツミルク MERITO タイ産 缶詰 400ml×24個
まとめ
美容や健康に良いと言われて人気のココナッツミルクですが、摂取の仕方や選ぶものによっては健康被害の出るものがあるようです。
ココナッツミルクには、食品添加物やBPAが含まれているものが沢山あります。
カルディにはオーガニックのものなど、良いココナッツミルクも売られています。
そのため、カルディのココナッツミルクは大丈夫だとわかりました。