にんじんがぬるぬるしてるのは雑菌が原因!【皮を剥けば食べられる】

「買ってきたにんじんを冷蔵庫に1週間ほど入れていたら、表面がぬるぬるになってきちゃった!」
「これって腐ってしまったってことなのかしら!?」

今回はそんなお悩みを解決していきたいと思います。

【もくじ】
・にんじんがぬるぬるするのは雑菌が繁殖しているから
・にんじんの正しい保存の仕方
・野菜を保存するためのおすすめグッズ

多くの人がにんじんを保存する際、袋に入っている状態のまま冷蔵庫に入れておくと思うんです。

しかし、1週間ほど入れっぱなしにしておくとにんじんの表面がぬるぬるとしてしまったという経験をしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

これは決して腐っているというわけではなく、水分や糖分が原因となって雑菌が繁殖したことで起こっていることなのです。

ですから、そのにんじんは食べられないわけではないんですよ。

ということで今回は、主婦歴5年目の私がそのような疑問にお答えしていきたいと思います。

にんじんがぬるぬるするのは雑菌が繁殖しているから

にんじんがぬるぬるとしてしまうのは、にんじんの表面に雑菌が繁殖してしまっているからなのです。

では何故、にんじんの表面に雑菌が繁殖してしまうのか。

その理由は以下のふたつが考えられます。

①水分
②糖質

一番多く起こりうるのは「水分」によるものではないかと思います。

スーパーでにんじんを買うと、その多くは袋に入っています。

ですが、その袋に入ったままにんじんを冷蔵庫に入れておくと、にんじんから水分が出てきて袋の中が結露してしまいます。

するとその結露して袋の中に溜まった水分が原因となりぬめりのある雑菌が繁殖してしまうというわけなのです。

そして糖質についてですが、にんじんは多くのでんぷん(=糖質)が含まれています。

そして、その糖質が稀ににんじんの表面に染み出てきてしまうことがあるのです。

そうすると、水分が原因だったときのようにその糖質がぬめりとなって雑菌が繁殖してしまいます。

ですが、雑菌が繁殖してぬめりの出てしまったにんじんを捨てるのは早いです。

にんじんに出てしまったぬるぬるの原因は腐ったことによるものではないということですから、表面に出ているぬるぬるを水でしっかりと洗い流して皮をしっかりと剥けば食べられないことはありません




にんじんの正しい保存の仕方

にんじんを正しい方法で保存すれば、表面がぬるぬるしてしまうことを防ぐことができます。

まず、にんじんがぬるぬるする一番の原因は袋に入れたままにしたことによって発生する「水分」であるということはご紹介しはました。

ですが、にんじんを袋に入れずに裸のままで冷蔵庫に入れておくと水分によってぬるぬるするということは防げるものの数日で干からびてきてしまいます。

ということで水分を取りつつ、干からびないようにする保存方法を選ばなければなりません。

そのためには、まずにんじんを新聞紙で包みます。

こうすることでにんじんから水分が出てきたとしても、新聞紙がしっかり吸ってくれます。

そしてそれごと密閉できる袋に入れて冷蔵保存すれば大丈夫!

これでにんじんがぬるぬるするという問題は解決しますよ。

野菜を保存するためのおすすめグッズ

野菜を保存するためのおすすめグッズをひとつ、ご紹介したいと思います!

これはあまり知られていないことなのですが、野菜というのは育った状態の形で保存するというのが実は正しい保存方法なのです。

つまり、にんじんならヘタの部分を上にして立てた状態で保存するのが理想的ということ。

それを簡単にしてくれるアイテムが、こちら!

これを使えば、にんじんの他にもキューリやアスパラガスなんかも無理なく立てて冷蔵保存しておくことができるんです。

ちなみに、これに立てる前に野菜を新聞紙、もしくはキッチンペーパーでくるんでその上からラップで包めば水分や乾燥の問題は解決します。




【まとめ】にんじんがぬるぬるするのは水分と糖分が原因だった!

にんじんを冷蔵庫で保存していると段々とぬるぬるしてくるのは、水分や糖分がにんじんの表面に出てきて雑菌が繁殖してしまうからということでした。

しかし、これは腐ってしまっているというわけではないので、洗うなどしてちゃんと取り除けば食べることは可能になります。

ですが、ぬるぬるにならないに越したことはありませんから、今回ご紹介した正しい保存方法でにんじんを保存してあげてくださいね!