インフルエンザ予防に効果があるとして、一躍有名になった「飲むヨーグルト」。
食べるヨーグルトよりも手軽に摂取出来るので、よく飲まれる方も多いのではないのでしょうか?
この飲むヨーグルト。
量も少なめなことから、毎食後に飲む、という方もチラホラ見かけます。
本当にこの飲み方は正しいのか、少し不安ですよね。
「1日にどれくらいの量が適量なの?」
「飲みすぎは体に悪いの??」
など、私が疑問に思ったことを調べてみましたので、皆さんも是非ご覧下さい。
飲むヨーグルトの正しい知識を身につけていきましょう!
飲むヨーグルトの飲み過ぎは体に悪い?
果たして飲むヨーグルトの飲み過ぎは体に悪いのでしょうか?
飲みヨーグルトによるデメリットを挙げてみました。
加糖タイプの飲みすぎによるカロリー過剰摂取
飲むヨーグルトは飲みやすくするために、砂糖が加えられた加糖タイプが多く出回っています。
私たちも美味しい方がいいので、加糖タイプを選びがちです。
「飲みやすいから」と多くの量を飲んでいたら、カロリーオーバーなのは当然ですね。
なるべく無糖タイプを選ぶようにしましょう。
乳糖不耐症やお腹の冷えによる下痢
日本人は昔から、牛乳などの乳製品を摂取すると下痢を起こす「乳糖不耐症」の方が結構いらっしゃいます。
そのような方がたくさんの量を飲むと激しく下痢をするのは目に見えていますよね。
また飲むヨーグルトは冷えた状態で飲むことが多いため、お腹が冷えてしまい下痢をする方もいらっしゃいます。
下痢を起こすと「体に悪いのでは?」と思ってしまいますよね。
でもそれは飲むヨーグルト自体が悪いのではなく、自分の体が合わなかっただけ。
自分の体調と相談しながら飲むヨーグルトを摂取するようにしてください。
飲むヨーグルトの糖分はどのくらい?摂りすぎに注意!
飲むヨーグルトに含まれている糖分、気になりますよね!
皆さんが飲まれている加糖タイプの飲むヨーグルト。
この中にはスティックシュガー5.5本分もの砂糖が含まれています!!
ヨーグルトは酸味が強いため飲みやすくするためには多くの砂糖が必要なようです。
また冷たい飲み物は甘さを感じにくいため、甘く感じさせるために多くの砂糖が使われているのです。
商品によってはスティックシュガー9本分というものも!
やはり摂り過ぎには注意が必要ですね。
飲むヨーグルトの飲み過ぎで下痢やおならが増えることも
飲むヨーグルトの飲み過ぎで下痢になる方は少なくありません。
先ほども述べましたが
・乳糖不耐症の場合
・冷たいものの飲みすぎによるお腹の冷え
が大きな原因です。
飲むヨーグルトに含まれている乳酸菌自体が悪いのではなく、自分の体が合わない、またはただ体調が悪いだけです。
飲むヨーグルトに含まれる乳酸菌によりおならが増えることがありますが、これは腸内環境が良い方への傾いている証拠です。
腸の中に溜まっている老廃物を排出してくれているので、おならや便通はいいことですよ!
ただ、これは適量を守った場合!
飲みすぎによる下痢には気をつけてくださいね♪
飲むヨーグルトの飲み過ぎは太る?カロリーや糖質もチェック
「飲むヨーグルトの飲み過ぎは太るのか?」
と気になる方も多いかと思います。
一般的な飲むヨーグルトは
【カロリー】
67kcal/100ml
【糖質】
100g中12.2g
程です。
糖質はコーラやサイダーなどの炭酸飲料よりも多くなっています。
糖質制限中の方は多くの量を飲むのは控えた方がいいのですが、乳酸菌などのいい面があるのも事実。
飲みすぎに注意しながら摂取するようにしましょう。
【結論】飲むヨーグルトの適量は1日1本まで!
飲むヨーグルトは1日に1本飲むだけで十分に効果が得られます。
糖分や糖質も含まれているため、100ml程度で売られているタイプを1日1本飲むに抑えましょう。
どうしてもお腹がゆるくなってしまうという方は温めて飲んでも大丈夫!
温めても乳酸菌の働きに変わりはありませんよ。
また他の食べ物と摂ることでゆるくならない場合もありますので、試されてくださいね。
飲むヨーグルトは適量を守って飲むようにし、良い腸内環境を手に入れましょう!