信楽焼たぬきのベストな置き場所と向きについて!

信楽焼たぬきの置物を色んなところで目にする機会があると思うのですが、あれって正しい置き場所があるのでしょうか?

戸田恵梨香主演、朝ドラ101作目の『スカーレット』は滋賀県の信楽が舞台となっており、信楽焼の女性陶芸家の人生を描いた作品となっています。

作中でも信楽焼たぬきは何度も登場しており、関心を持たれた方も多いのではないでしょうか。

ということで今回は、

・信楽焼たぬきを置くにはベストな置き場所や正しい方角ってあるの?
・信楽焼たぬきにはどんな意味が込められているの?

ということについてご紹介していきたいと思います。

信楽焼たぬきのベストな置き場所と向き

信楽焼たぬきは商売をしている建物であったり古い家の軒先に飾られているところをよく目にします。

小さいものから小学生くらいの背丈があるのでは?と思うくらい大きなものまであり、信楽焼たぬきが飾られていると自然と目を惹きます。

この信楽焼たぬきには、ベストな置き場所や方角ってあるのでしょうか。

信楽焼たぬきには「この場所に置かなければいけない」というような明確な決まりというのは特にありません。

ですから、基本的にはどんな場所に置いても構いません。

ですが、信楽焼たぬきには招き猫のような「商売繁盛」「福を招く」といった意味を込めて置くところが大半なので、外から店や家のなかにお客さんや福を招き入れるという意味でも玄関先や庭に置くのが一般的になっています。

また、方角についても明確な決まりはないので、玄関先で見映えのいい方角に向けて置くというので問題ありません

なかにはたくさんの福を招き入れるために、全方位に向けて多くの信楽焼たぬきを置いているという人もいます。

信楽焼たぬきはたくさん置けば置くほど、その分たくさんの福を呼び込むことができていいのかもしれませんね。

置き場所に困らなければ、是非たくさんの信楽焼たぬきを飾ってみてはどうでしょうか?




信楽焼たぬきにはどんな意味がある?

まず何故たぬきなのか?というところが気になると思います。

たぬきには、「他抜き=他のお店を抜く」という意味があり、それによって商売繁盛の意味が込められている置き物なのです。

また、信楽焼たぬきは笠を被っていたり手に徳利を持っていたりと、身にまとっているものが特徴的だったりします。

これらは単なる飾りではなく、八相縁起と言われる以下のようなちゃんとした意味があるんですよ。

・笠…思いがけない災難から身を守る
・通い帳…世渡りには信用第一
・目… どんなことも前後左右に気を配り、正しい判断をする
・腹…冷静さと大胆さを持ち合わせる
・顔…常に愛想を良くする
・金袋…金運に恵まれるように
・徳利…飲食に困らないように人徳を身に付ける
・尾…物事の終わりをしっかりすることで幸福を手に入れる

これらを願って、玄関先に信楽焼たぬきを置くのです。

たぬきにこんなにもたくさんの縁起物があったとは、意外でしたよね!

また、居酒屋さんなどの場合は信楽焼たぬきが持っている徳利に重きを置いて、「たくさんお酒を飲んで帰ってくださいね」といった意味も込めて飾っているところも少なくないようですよ。

【まとめ】信楽焼たぬきは福をたくさん呼び込むために玄関先に置こう!

マンションなどの集合住宅に住んでいて玄関先に置くのが難しいという場合には、玄関入ってすぐのところに置くというのでも十分福を招き入れることができるでしょう!

・信楽焼たぬきの置き物は玄関先や庭などの、外から福を招き入れやすいところに置くのがいいとされている
・信楽焼たぬきには八つの願いが込められている

お手軽サイズの信楽焼たぬきもありますから、ご自宅の環境やインテリアのことを考えながら是非縁起物の信楽焼たぬきを飾ってみてくださいね。










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