プラスチック容器の茶碗蒸しの温め方を解説!レンジと湯煎はどっちがおすすめ?

「せっかく晩ごはんに茶碗蒸しを手作りしたのに、夫の帰宅時間が遅くなりそうだって…
冷めてしまった茶碗蒸しはどうやって温め直すのがいいのかしら?」

今回はそんなお悩みを解決していきたいと思います。

【もくじ】
・茶碗蒸しの温め直し方を解説
・レンジと湯煎はどっちがおすすめ?
・プラスチック容器に入ってる場合はどうする?
・茶碗蒸しを温め直すときに便利なアイテム

茶碗蒸しって手作りするときは手間が掛かることも考えて大抵何個かをまとめて作ってしまいますよね。

ですが、家族がみんな同じタイミングでその茶碗蒸しを食べることができるかはまた別問題。

旦那さんの帰宅が遅くなることだってあるでしょう。

ですが、せっかく食べてもらうなら温かいものを食べてもらいたいですよね。

となったとき、茶碗蒸しの温め直し方は湯煎がいいのか?

はたまた、電子レンジでもいいのか?

一番好ましいのは湯煎ですが、電子レンジで温め直せないこともありませんよ!

ということで今回は、主婦歴5年目、料理が大好きな私がそんな茶碗蒸しの温め直し方についてご紹介していきたいと思います!

茶碗蒸しの温め直し方は2パターン

茶碗蒸しの温め直し方には、大きく分けてふたつの方法があります。

鍋にお湯を張って湯煎する方法と、電子レンジを使って温める方法です。

茶碗蒸しを一から作るとき、温度調節が難しくて固まりすぎたりしてしまう失敗をしてしまいがちなのですが、温め直しの場合は既に出来上がっているものを温めるだけの作業ですからなにも難しいことはありません。

湯煎で温め直す方法

湯煎で温め直す場合鍋に水を張るのですが、水の量は茶碗蒸しの容器が1/3くらいに掛かるくらいがいいでしょう。

あとは急に沸騰させないように、ゆっくりと温度を上げていって温めるだけです。

温める時間に関しては、茶碗蒸しが入っている容器の種類や用量によっても異なってくるので一概には言えません。

ですから、弱火で時間をかけて様子を見ながら温めていきましょう。

電子レンジで温め直す方法

電子レンジで温め直す場合はコツもなにもいりません。

ただ普段通り温める時間をセットするだけ。

湯煎で温め直すのでも電子レンジで温め直すのでも、共通して気を付けた方がいいポイントは「温めすぎない」ということです。

温めすぎると茶碗蒸しのだし汁が蒸発していってしまいますからね。

こちらに関しても何秒がいいというのは容器の種類や用量によって変わってくるので、最初は30秒くらいでセットしてみて、そこから10秒ずつくらいで温めていくといいでしょう。

また、電子レンジで温めるときはラップはべつにかけなくてもいいですが、だし汁が吹き零れてしまうかもしれないことを鑑みて茶碗蒸しの容器よりもひとまわり以上大きなお皿に乗せておくといいですよ!




レンジと湯煎はどっちがおすすめ?

茶碗蒸しの温め直し方については湯煎と電子レンジのふたつをご紹介しましたが、主婦歴5年目の私としては湯煎の方がおすすめです。

電子レンジで温め直す方が圧倒的に楽ではありますが、失敗してしまうリスクが非常に高いです。

というのも、湯煎の方は火力次第でじっくりと温めることができるので茶碗蒸しを温めすぎてしまうということにはなりにくいです。

しかし、電子レンジの場合大抵設定時間は10秒毎にしか設定できませんしどれくらい温まってきているかというのは電子レンジで温めている最中には分かりづらいです。

そのため、電子レンジで温め直した方が温めすぎてしまうという失敗を犯してしまいやすいので私個人的には湯煎で温め直すという方法の方が圧倒的におすすめしたいです。

プラスチック容器に入ってる場合はどうする?

市販の茶碗蒸しだと、大抵がプラスチック容器に入っていると思います。

一口にプラスチックと言ってもそれには種類分けができ、

・ポリスチレン(=PS)
・ポリプロピレン(=PP)

のふたつがあります。

ポリスチレンは耐熱温度が70~90℃とされているため、熱に弱く100℃近くなると溶けてしまう危険性があります。

一方ポリプロピレンは耐熱温度が110~130℃とされているため、100℃を越えてもなんら問題ありません。

恐らく市販の茶碗蒸しは自宅で温めて食べることを想定しているはずなのでポリプロピレンの容器になっていると思われます。

ですから、湯煎で温め直すのであれば水の温度はせいぜい100℃までしかあがりませんから問題なく温め直すことができるでしょう。




茶碗蒸しを温め直すときに便利なアイテム

茶碗蒸しを湯煎で温め直すとき、温度が高くなりすぎないようにということを注意はしてみるものの、感覚ではなかなか分かりづらいですよね。

そんなときにおすすめしたいのが、料理用の温度計です。

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こちらを湯煎のお湯、もしくは茶碗蒸しに直接つけるだけで、ものの数秒で温度を計ってくれるという優れもの。

これさえあれば温めすぎを防ぐことができるどころか、自分好みの温度に調整することもできちゃいますよ!

【まとめ】茶碗蒸しの温め直し方は湯煎がおすすめ!

茶碗蒸しを温め直す方法には湯煎と電子レンジの二通りあるわけですが、私としては手間はかかるものの失敗してしまうリスクが低い湯煎の方をおすすめします。

なかにはアツアツの茶碗蒸しじゃないと嫌だ!という人もいるかもしれませんが、茶碗蒸しそのものの温度が上がりすぎるとだし汁が蒸発し固くなってしまうことが考えられます。

そうなってしまうとせっかくの美味しい茶碗蒸しも台無しになってしまいます。

温度の上げすぎには注意して、美味しい茶碗蒸しを召し上がってくださいね!