がんばるぞ!
と気合を入れるとき、元気を注入するかのようにエナジードリンクをゴクリ。
目が冴えてやれそうな気がしてきますよね。
でも、
エナジードリンクの摂りすぎが問題視されています。
それに含まれるカフェインの摂取によるものです。
エナジードリンクは現在では様々な種類のものがありますが、
そのなかで、ドデカミンに注目して、その効果とカフェイン量について書いてみたいと思います。
この記事が、ドデカミンの効果って?カフェインはどれくらい含まれているの?飲みすぎると良くないの?
と疑問をお持ちの方のお役に立てると幸いです。
ドデカミンの効果
ドデカミンは栄養ドリンクではなく、エナジードリンク(清涼飲料水)の分類になります。
ドデカミンには、ビタミンB、C、アルギニン、ナイアシンなど他のエナジードリンクに配合されているような成分に加えて、ガラナやマカといった、他のドリンクではあまり聞かない成分が入っています。この2つはどのような効果があるのでしょうか。
ガラナ
カフェイン様作用を示すが、カフェインより作用がマイルド。眠気や疲労の回復、代謝を改善、集中力の向上、滋養強壮。
マカ
ホルモンバランスを整える、血行促進。
でも、ドデカミンの中のガラナ・マカの含有量は、他のビタミンなどのように表示が無いんです。なので、これらの成分の入ったサプリメントなどのようには、効果を期待することは出来ないのかもしれません。
そもそも清涼飲料水自体にも、効果を期待して飲むものという概念は無いようです。
ただ、ドデカミンは強炭酸なので、気持ちを切り替えるという意味では良いのかもしれません。
ドデカミンのカフェイン量
ドデカミンのカフェイン量は、100ml当たり5mgです。
ということは、500ml一本中には25mgのカフェインが含まれています。
モンスターエナジーが355ml一本中にカフェイン142㎎も含んでいるので、エナジードリンクの中ではカフェイン含有量だけを考えると少なめです。
コーヒーは100mlあたり40~60mg、一杯(150ml程度)だと60~90mlのカフェインを含んでいますので、ドデカミン一本でコーヒー一杯の三分の一くらいのカフェイン量ですね。
カフェインを摂り過ぎると?
適切な量であれば覚醒作用であったり集中力を高める作用であったり、作業効率を上げるツールとして役に立つでしょう。
しかし、過剰に摂取することにより、吐き気・頭痛・不整脈などが起きるおそれがあり、カフェインの過剰摂取による死亡例なども報告されています。
摂りすぎではなかったとしても、カフェインの作用には個人差がありますし、子どもや妊婦さんでは成人よりも摂取を制限する必要があることは忘れてはいけません。
ドデカミンの話に戻りますね。
前述のように、ドデカミンに含まれるカフェインは、一本中にコーヒー三分の一杯分ほどの量です。
カフェインは「一日400㎎を超えず、かつ一回摂取量が200㎎を超えないようにする」ことが必要ですが、これをドデカミンに換算すると、「カフェイン量として一日ドデカミン16本を超えず、一回摂取で8本を超えないようにする」となります。
おそらくこの量に近い量まで飲める人はそういないと思うので大丈夫かとは思いますが、好きなだけ飲めるかというと、ドデカミンに含まれる糖分の過剰摂取を思えばおすすめはできません。
ドデカミンの糖分はコーラの半分程度ですが、それでもドデカミンには一本当たり23gもの糖質が含まれています。
WHOで2015年に示されたフリーシュガー(野菜・果物以外の、食品や果汁などに含まれる糖類)の摂取量について、興味深い記述があります。
「一日に摂取するフリーシュガーを(砂糖に換算して)50g以下にすることが強く推奨され、さらに25g以下にすることで健康効果が得られる」というものです。
ドデカミン一本で23gの糖質ですので、健康のことを考えた場合、糖質摂取の点から飲みすぎは避けたいところですね。
ドデカミンの効果と危険性まとめ
しかし、ドデカミンは強炭酸であり、そのカフェイン含有から、作業を始める前に気持ちを切り替えたいといった理由で飲むと、頭もスッキリするし、作業効率が上がることも期待できます。
ドデカミンは他のエナジードリンクほどのカフェイン含有量はないながらも充分な糖質を併せ持っています。
このため、一日1本程度の摂取にとどめておくと良いのではないかと考えられます。
いかがでしたでしょうか。
この記事が、ドデカミンには効果があるの?カフェインの含有量はどれくらい?飲み過ぎると良くないの?と疑問をお持ちの方のお役に立てると幸いです。