日本の桜の名所100選にも選ばれている、姫路城の桜。
日本で初めてユネスコ世界文化遺産に選ばれ、国宝でもある姫路城。
大天守は、約400年前に建てられたものが、時を超え現在もその雄姿を誇っています。
世界的にも有名な姫路城は、一年中世界各国から観光客が訪れる、観光地となっています。
2015年に平成の大修理を終えて、まばゆい輝きがよみがえった城壁の白さに、桜が一層映え、この時期はたくさんの観光客で賑わいます。
今回は、姫路城の桜情報、見頃やライトアップ、桜まつりについてご紹介していきたいと思います。
姫路城の桜開花情報&見頃
姫路城内では、ソメイヨシノ・八重桜・しだれ桜などが、約1800本咲き誇ります。
2017年の姫路城の桜を動画でご覧ください。息を呑むほど美しいですよ。
例年の開花は3月下旬ごろで、開花から約1週間で満開となります。
例年の見頃:4月上旬
2017年は4月8日に、2016年は4月4日に満開を迎えました。
気候によって、満開がかなりずれてしまうので、訪れる時は事前に開花状況をチェックしていきましょう。
姫路市HP: http://www.city.himeji.lg.jp/topic/sakura.html
ライトアップは実施される?
夜桜ライトアップの動画をご覧ください。
姫路城では、「花あかり姫路城夜桜会」と銘打って、ライトアップが行われます。
2017年は4月3日~4月9日で開催されました。
2018年の詳細はまだ発表されていませんが、4月初めの1週間で開催される予定です。
開催時間:18:00~21:00
開催場所: 姫路城 西の丸庭園
普段は立ち入ることのできない夜の西の丸庭園が無料開放されます。
約100本の桜がライトアップされ、昼とは違った幻想的な風景を楽しむことができます。
姫路城大天守は、毎日ライトアップが実施されています。
日没から24:00まで点灯しています。
4月1日~10月31日までは白色系、11月1日~3月31日までは暖色系と季節により色が変わります。
3月に桜が咲き始めると、大天守のライトアップも二色楽しむことができますね。
桜まつり情報
姫路城では、「姫路城観桜会」というお祭りが開催されます。
姫路城三の丸広場において、琴の演奏や、合唱、和太鼓演奏などが行われます。
2017年は、4月8日に行われました。
2018年の日程はまだ公表されていませんが、4月初めの土曜日ごろの開催が見込まれます。
日程: 4月初め
時間: 10:00~16:00
場所: 三の丸広場
来場者へのおもてなしとして、お茶やお弁当を楽しめます。
姫路茶華道会 お茶席 400円
姫路酒造協同組合 地酒 500円
千姫弁当 1000円
姫路おでん 500円
※値段、メニューは2017年のものになります。
地元のものを味わうことができるのも、桜まつりの醍醐味ですね。
姫路城の桜の楽しみ方
姫路城の桜は、「さくらの大回廊」と称され、ルートマップがあります。
千姫の回廊
場所: 西の丸庭園
長局や化粧櫓などがある、千姫ゆかりの西の丸。
こちらでは夜桜会が行われ、幽玄の世界へいざないます。
品種: ソメイヨシノ しだれ桜
散策時間: 約20分
距離: 約350m
三の丸回廊
場所: 三の丸広場~千姫ぼたん園
武蔵野御殿や向屋敷などがあった三の丸広場、千姫ぼたん園。
桜の時期は、ここでお花見をする方が多くにぎわいを見せます。
品種: ソメイヨシノ ヤエザクラ しだれ桜
散策時間: 約30分
距離: 約700m
お城やしき回廊
場所: 桜門橋~城見台公園~東御屋敷跡公園~喜斎門~姫山公園~南勢隠門
姫路城内濠をめぐるルートです。
内濠の穏やかな水面と満開の桜のコントラストは絶景です。
ルートを巡りながら、様々な角度から大天守を望むことができます。
品種: ソメイヨシノ ヤエザクラ ヤマザクラ
散策時間: 1時間
距離: 約2キロ
姫路城の基本情報
開城時間: 9:00~17:00
入場料: 大人 1000円 小~高校生 300円
アクセス: JR姫路駅 徒歩 約20分
JR姫路駅北口から神姫バス乗車「大手門前」下車 約5分
白壁と桜のコントラストを楽しもう!
姫路城の桜情報について、ご紹介してまいりました。
桜の見頃は、4月上旬で、夜間ライトアップは開花後1週間ほど行われます。
姫路城の美しい白壁の構成美は羽を広げて舞うシラサギにたとえられて「白鷺(しらさぎ)城」と呼ばれ、その美しさは海外でも評価が高く、日本で一番美しい城ともいわれている。
桜の時期は、海外からの観光客も多く訪れます。
国内外で人気の白壁と桜の共演は、ぜひ見てみたいですね。