【那須高原】紅葉 見頃時期はいつ?ロープウェイ&おすすめの絶景スポットもご紹介

那須高原は、東京から約180キロ、仙台と東京のほぼ中間に位置します。

那須といえば御用邸があり、雄大な高原を擁することからリゾート地のイメージが強いですよね。

しっとりと大人の紅葉旅も、ファミリーで元気な紅葉旅も、どちらも叶えられる魅力たっぷりの那須高原。

今回は、そんな那須高原の紅葉について迫りたいと思います。

那須高原紅葉基本情報

見頃 9月下旬~10月下旬
ライトアップ なし
種類 ナナカマド・モミジ・ドウダンツツジ
地図
住所 栃木県那須町
問い合わせ 0287-76-2619 (那須町観光協会)

那須高原の紅葉の見頃はいつ?

見頃は、9月下旬~10月下旬ごろです。

那須高原は、茶臼岳・朝日岳・南月岳・三本槍岳・黒尾谷岳、那須五峰の裾野に広がります。

色づいた木々と、山々の風景を同時に楽しむことができます。

次に、那須高原には様々な絶景スポットがあるので、ご紹介します。

混雑予想と渋滞回避のコツ

那須高原の紅葉シーズンは、朝8時頃には渋滞が始まります

特に、那須ロープウェイに向かう道は、一番渋滞が起こります。

早く出ることが混雑回避になります。

また、東北自動車道 那須インターチェンジから、那須高原に向かうルートを多くの人が使うので、那須街道に渋滞が発生します。

そこで、那須高原スマートインターチェンジを使うことをおすすめします

少しルートを変えるだけでも、渋滞回避になるので、ちょっと遠回りも試してみてください。




おすすめ絶景スポットはこちら!

駒止の滝


画像参照:https://www.tochigiji.or.jp/spot/8277/

那須平成の森開園に伴い、平成23年4月に観瀑台が整備され、それまで落ち葉が終わった時期にしか全貌が見れなかった滝を一望できるようになりました。

落差約20mあり、上下の滝つぼの色が水色を少し白濁させたような神秘的エメラルドブルーをしています。

新緑時期もとても美しい滝ですが、紅葉の時期は赤や黄色の木々の色と、滝の美しい青のコントラストがまるで絵画のようです。

地図
住所 栃木県那須町湯本
問い合わせ 0287-74-6808(那須平成の森フィールドセンター)
HP http://www.nasuheiseinomori.go.jp/

那須ロープウェイ&茶臼岳


画像参照:https://www.nasu-ropeway.jp/guide/

茶臼岳は活火山で、今も噴煙を上げるその荒々しい姿とクマザサなどの緑、ナナカマドなどの赤が魅力的です。

山の頂上まで行くとなると、とても大変なイメージがありますが、茶臼岳は7合目から9合目までロープウェイで上ることができるので山頂まではほんの少しの登山です!

距離にして0.8キロ、所要時間は50分ほどです。

山頂では、360度マウンテンビュー!両手を思いっきり広げて深呼吸したくなります!

ロープウェイに乗って眼下に広がる紅葉や那須高原を気ままに眺めながらの空中散歩。

秋の風が心地よく感じられそうですね。

茶臼岳の標高は、1915m。

平地との気温差が、10度ほどあるので薄手のウインドブレーカーなどがあると安心です。

また、いくら登山は1合分、気軽挑むことができると言っても、ハイヒールやサンダルは厳禁です!歩きやすい靴、歩きやすい服装で行きましょう!

水飲み場やトイレなども、登ってしまうとないのでご注意ください!

地図
住所 栃木県那須郡那須町湯本字那須岳215
問い合わせ 0287-76-2449
営業時間 8:30~16:30(強風など悪天候の場合運休となることがあります)
料金 往復 大人1800円/小人(3歳〜小学生)900円
片道 大人950円/小人(3歳〜小学生)480円




那須高原の紅葉満喫!おすすめコース!

那須高原の紅葉行ってみたいけどプラン考えるの面倒だな〜と思う人も多いですよね。

そんなあなたの為に、那須高原の紅葉を余すことなく満喫できるおすすめの1泊2日の家族向けコースをご紹介します♪

コース

 

1日目

ボルケーノハイウェイ→那須ロープウェイ&茶臼岳→那須湯本温泉

 

2日目

那須湯本温泉→殺生石→那須温泉神社→駒止の滝

1日目

ボルケーノハイウェイ

紅葉を満喫したい!山にも上りたい!と、いうことで、ここは少し早めの出発をおすすめします。

ボルケーノハイウェイは以前有料道路でした。

無料開放されてからは、「栃木県道17号那須高原線」という、素朴な名前になってしまいました。

那須ロープウェイ方面に向けて渋滞が発生しますので、早めに向かうことをおすすめしますが、時間にゆとりがある!もしくは、朝早くに着すぎてしまった!そんな場合は、ボルケーノハイウェイは1周20分ほどなので、ぐるっと周ってみることをおすすめします。

お気に入りのスポットが見つかるかもしれませんね。

那須ロープウェイ&茶臼岳

ロープウェイに乗って、いざ上空1900mの世界へ!

ここで、注意です!

ロープウェイに乗ってしまう前にお手洗いを済ませ、飲み物なども忘れずに補充しておきましょう。

また、ここで買えるお団子がおいしいとのこと!

買って登って山頂で食べるのもいいですね!

那須湯本温泉

下山したら、温泉につかりゆっくりと体を休めましょう。

那須温泉の源泉は、鹿の湯の発見に始まります。

鹿の湯の発見はなんと、約1390年前の630年飛鳥時代といわれています。

泉質は白濁の硫黄泉、源泉温度は76度で那須高原を代表する温泉の一つです。




おすすめの宿

松川屋那須高原ホテル

高台に佇む湯量豊富な温泉自慢のホテル。

鹿の湯と、弱酸性の奥の沢2つの源泉から引湯していて、2種類の源泉かけ流しを愉しむことができます。

全27室のこじんまりとしたホテルで、きめ細やかなサービスと静かな那須高原の夜を満喫することができます。

予約・詳細はこちら⇒鹿の湯源泉かけ流しの宿 松川屋那須高原ホテル

旅館 清水屋

江戸時代より続く、全12室の小さな旅館。

こちらも鹿の湯を源泉かけ流しで使用しています。

料理長こだわりの旬素材を生かした懐石膳を頂くことができます。

宿の自慢は、温泉と料理、そして一番のおすすめは朝風呂とのことです。

予約・詳細はこちら⇒那須湯本温泉 鹿の湯源泉かけ流しの宿 旅館 清水屋<栃木県・那須郡>

大丸温泉旅館

那須湯本温泉よりも少し奥まったところにある大丸温泉。

裏山より湧き出る自家源泉の湯の川をせき止めて作られた「川の湯」は、野趣あふれる作りになっています。

那須を味わい、旬を楽しむ、一皿ごとに込められた繊細な味を存分に味わえます。

高原を一望できる足湯付きの特別室がとても気になりますね!

予約・詳細はこちら⇒那須温泉 大丸温泉旅館

2日目

那須湯本温泉

それでは2日目も紅葉の旅スタートです!

殺生石

山並にと対照的に草木の生えない「殺生石」。

ここには「白面金毛九尾の狐」伝説が残ります。

妖怪九尾の狐が、美女に化け帝の命を奪い日本を我が物にしようとしていました。

それを陰陽師・阿部泰成が見破り、白面金毛九尾の狐の姿となって那須に逃げ込んだのです。

九尾の狐は成敗され、死んで巨石となり、その怨念は毒気となって近づくものを殺し続けました。

今も、硫化水素ガスを発生させていて、殺生石の付近には立ち入り禁止の区域があります。

この、異質な雰囲気の殺生石を望むように山々は紅葉を始めます。

そのなんとも言えない違和感が、殺生石の紅葉の見所です。

那須温泉神社

殺生石から左手の山側に位置する那須湯本温泉(なすゆぜんじんじゃ)。

630年、御代・狩野三郎行広が白鹿を追っていた最中に、湧く温泉(鹿の湯)を見つけたことに由来し建立された神社です。

大和さざれ石や福神水、御神木「生きる」など、パワースポットもあり、あの那須与一もここで祈願してから望んだ屋島の戦いで矢を命中させたといわれるなど様々な伝承があります。

境内の紅葉を楽しみながら、たくさんのパワーをもらいましょう!

地図
住所 栃木県那須郡那須町大字湯本182
問い合わせ 0287-76-2306
HP http://nasu-yuzen.jp/

駒止の滝

昔は滝音しか聞こえない幻の滝と言われていました。

現在は整備され、観瀑台も作られ、美しい紅葉とエメラルドグリーンの滝つぼをゆっくりと眺めることができます。

滝の近くまで行くことはできませんが、全体の美しさを俯瞰で感じることができます。

駒止の滝は、谷底にある滝なので、下をのぞくような形になります。

高いところが苦手な方!

ゆっくりゆっくり行ってみてくださいね。

つつじ吊橋


画像参照:http://www.nasukogen.org/mob/charm/06.php

高いところが苦手な方ごめんなさい!

吊橋は、高さと揺れが相まって、怖いですよね。私は苦手です。

しかし!見事なつつじの紅葉を楽しむことができます。

長さ130m、高さ38m。

ほんの少し勇気を出してわたってみましょう!




那須高原紅葉まとめ

見頃:9月下旬~10月下旬

那須高原には紅葉のおすすめスポットがたくさんあります。

ドライブでも、トレッキングやハイキングでも、楽しむことができる場所です。

標高が高いところもあるので、羽織り物や山の天気を考慮して雨具などあると安心ですね。

混雑する紅葉のシーズン、早めの計画で素敵な紅葉狩りができますように!