弘前さきたら、ねぷたばみねばまねよ!!(津軽弁)
青森の夏は短く、ぎゅっとエネルギーが凝縮された祭りの1週間が訪れます。
青森には、青森ねぶた、五所川原立佞武多、弘前ねぷたがあるのをご存知ですか??
動の青森ねぶた・五所川原立佞武多に対して、静の弘前ねぷたというイメージがあるのですが皆さんはどうですか?
どれもとても魅力的なお祭りで、できることならすべて見てほしいです!
その中から今回は弘前ねぷたをご紹介していきたいと思います。
弘前にきたら、ねぷたをみないとだめだよ!(標準語)
目次
弘前ねぷた祭り2018の基本情報
- 2018年8月1日(水)~8月7日(火)
- 1日~6日 19:00~
- 7日 10:00~
・1日~4日 土手町コース
中央交番前→桜大通り→中三→弘前パークホテル
・5・6日 駅前コース
みちのく銀行前→イトーヨーカドー→弘前駅→ヒロロ→松森町ふれあい広場
・7日 なぬかびコース
中三→土手町→松森町ふれあい広場
弘前ねぷたの見所!
三国志や水滸伝などの武者絵を題材とした大小約80台の雄大で荘厳なねぷたが、「ヤーヤドー」の掛け声とともに、弘前城下町を練り歩きます。
由来は諸説ありますが、「眠り流し」という農民行事から生まれたという説や、「眠り流し」がなまり「ねぷた」になったという説があります。
確かに、津軽弁では「眠い」ことを「ねぷてぇ」というので、なまったという説がとてもしっくり来てしまいます。
鏡絵(表)の雄姿と、見送り(裏)の幽玄さが対照的な「扇ねぷた」と伝統ある豪華な「組ねぷた」があります。
現在では、ほとんどの団体が扇ねぷたですが、本来は組ねぷたが中心でした。
組ねぷたにも見送りがあります。
私は、弘前ねぷたの見所はこの鏡絵と見送りの対照的な姿だと思います。
近づいてくるときは、迫力があり雄大なのに、見送りは見返り美人や西王母、楽女などが描かれ、趣があり、上品さを感じます。
一つのねぷたでも見る場所によって、感じ方が違うというのはほかではなかなかない魅力だと思います。
「ヤーヤードー」の掛け声とお囃子が、弘前の夏を盛り上げます。
おすすめの観覧場所と有料席情報
有料観覧席の近くや、大きな交差点のあたりでは、ねぷたを大きく回したり、傾けたりと観客にパフォーマンスをしてくれます。
もちろん、雄大な姿を見送るのもいいのですが、動きが加わるとより魅力的です。
有料観覧席は、弘前市立観光館・弘前市まちなか情報センターの窓口販売か、チケットぴあで購入することができます。
有料観覧席は、7月1日より販売開始で、売り切れ次第終了です。
土手町コース・駅前コースどちらも2000円で、お土産として青森県産リンゴジュースとねぷたうちわが付きます。
それぞれのコースのおすすめ観覧場所と有料観覧席をご紹介します。
土手町コース
*おすすめ観覧場所
- 弘前市民中央広場 交差点
- 菊池薬店本店前
- めがねの山田前交差点
*有料観覧席
- 椅子席または桟敷席
桟敷席は団体席と一緒になります。
場所は、桜大通り弘前市民中央広場付近になります。
駅前コース
*おすすめ観覧場所
- イトーヨーカドー前交差点
- 駅前りんご広場付近
- 弘前駅前交番前
- 弘前駅前郵便局前
- ヒロロ前交差点
*有料観覧席
- 弘前駅前タクシープール側と、アートホテル弘前シティ前
椅子席のみになります。
アクセス情報
JR弘前駅から
- 土手町コースは、徒歩20分
- 駅前コースは、徒歩すぐ
弘前までは・・・・
東京から
飛行機
- 羽田空港 から 青森空港
- 青森空港から、弘前バスターミナル行き 約1時間
- 弘前バスターミナルから土手町コースまでは徒歩15分、駅前コースは徒歩すぐ
新幹線
- 東京駅より東北新幹線で新青森
- 新青森から弘前 JR奥羽本線で約40分
駐車場情報&交通規制
祭り期間中会場周辺は交通規制があります。
詳細は、弘前観光コンベンション協会(http://www.hirosaki-kanko.or.jp/web/index.html)にて、ご確認ください。
この交通規制により、周辺の駐車場は使うことができません。
臨時駐車場なども設けられません。
コインパーキングなどを利用することになりますが、周辺道路は混雑し、コインパーキングも早い時間に満車となるので、時間に余裕をもってくるか、公共交通機関を利用するといいでしょう。
少し離れたところに停めて、タクシーやバス、徒歩で移動するのも考えてみるといいかもしれませんね。
混雑状況
毎年約160万人もの人出があります。
弘前市の人口が17万人(2017年)ですので、一気に街が活気づくのが想像できますね。
この時期は、青森県内、五所川原市や青森市でも祭りが行われ、県内ホテルをとるのが難しくなります。
早めの予約が吉です!
弘前ねぷたまとめ
激しい祭り!ということではありませんが、力強さと繊細さを併せ持つ、ねぷたが雄大に練り歩くお祭りです。
このねぷた祭りにかける弘前市民の情熱はすさまじく、祭りは大いに盛り上がります。
弘前は、春の桜、夏のねぷた、秋の菊と紅葉、冬の雪と見所がたくさんあるすてきな街です。
今回は夏のねぷたをご紹介してきました。
是非、今年の夏は東北夏祭りめぐりなんていかがですか。