今回はそんな疑問を解決していきたいと思います。
【この記事の内容】
・ホーロー鍋でやってはいけないこと【5個】
・ホーロー鍋の正しい手入れの方法
・ホーロー鍋は人体に害がある?【危険性】
・ホーロー鍋のメリットとデメリット
ホーロー鍋って見た目がおしゃれなので、調理器具でありながらキッチンのインテリアのひとつにもなったりするんですよね。
だから最近はホーロー鍋の人気が出てきているんだとか。しかし、ホーロー鍋は普通の鍋と違って扱い方や手入れの仕方が難しかったりします。
扱い方間違えてしまうと、せっかくのホーロー鍋がだめになってしまうこともあります。ですから、ホーロー鍋初心者の方はまずちゃんと扱い方や手入れの仕方をしっかりと学んでから使い始めた方がいいでしょう!
ということで今回は、主婦歴5年目の私がそんなホーロー鍋の扱い方や手入れの仕方などについてご紹介していきたいと思います。
ホーロー鍋でやってはいけないこと【5個】
ホーロー鍋を扱う上で、どのようなことに気を付けて使用していかなければならないのでしょうか?
電子レンジで使用しない
ホーロー鍋を調理で使用するとき、電子レンジに入れるという行為は絶対にしてはいけません。
というのも、ホーロー鍋にはアルミや鉄といった金属が使われているので、電子レンジで熱すると火花が散ってしまう可能性がありとても危険です。
金属製の調理器具を使わない
ホーロー鍋はとても傷つきやすいです。
そのため、尚傷がつきやすくなる金属製のお玉やヘラといった調理器具を使うと、ホーロー鍋にこすれたときに簡単に傷がついてしまうのです。
ホーロー鍋では木製やシリコン製の調理器具を使用することをおすすめします。
空焚きをしない
ホーロー鍋は表面がガラス質になっているのですが、空焚きをしてしまうとその面にヒビが入ってしまう危険性があります。
ホーロー鍋のガラス面にヒビが入ってしまうと鉄素材が露になりそこが錆び付いてしまったり、ホーロー鍋として機能しなくなってしまいます。
加熱直後に水をかけない
ホーロー鍋は急激な温度変化に弱い性質があります。
そのため、加熱直後の熱々な状態にあるホーロー鍋に水をかけるという行為は禁物です。
これについても上でご紹介したのと同じく、ガラス面にヒビが入ってしまいます。
クレンザーは使わない
ホーロー鍋に焦げ付きが残ってしまったりすると、それを削ぎ取るためにクレンザーを使ってしまいがちですが、これは絶対にしないでください。
クレンザーには研磨剤が含まれているので、これを使うことによってホーロー鍋にたくさんの傷がついてしまいます。
ホーロー鍋に焦げ付きが生じてしまった場合の手入れの方法については後ほどご紹介していきます!
ホーロー鍋の正しい手入れの方法
ホーロー鍋には正しい手入れの仕方というものがあります。
普段の手入れの方法
普段の、日頃からの手入れの仕方は特に特別なことはいりません。
普段使用している食器用の洗剤をスポンジにつけて優しく洗い、ふきんで拭き取るだけです。
こうすることでホーロー鍋を長く使っていくことができます。
焦げ付いたときの手入れの方法
ホーロー鍋で食材を焦がしてしまったときは、重曹を使うと簡単に焦げ付きを落とすことができるんですよ。
手順は以下です。
- 焦げ付いてしまったホーロー鍋に水と重曹を入れる(水1Lに対して重曹は大さじ1杯くらいが適量)
- これを火にかけ、沸騰してからそのままの火加減で熱し続け10分ほど経ったら火を消す
- お湯が覚めたらスポンジや亀の子束子で焦げの部分をこする
これだけで簡単に焦げを取ることができますよ!
もし、これでもまだ完全に取れないようでしたら同じ作業を繰り返してきてくださいね。
ホーロー鍋は人体に害がある?【危険性】
ホーロー鍋は人体に害がある危険な鍋であるという噂が一部ではされているようです。
それが本当なら絶対に使うべきではないのですが、現在売られているホーロー鍋についてはそのような心配はないでしょう。
そもそもホーロー鍋に危険性があると言われるきっかけとなった出来事があります。
数十年前、ホーロー鍋からカドミウムという有害物質が検出されたことがありました。
カドミウムといえば、歴史の教科書で習ったことがある「イタイイタイ病」の原因となった物質です。
その話のイメージから、今でもホーロー鍋には危険性があるという認識をしている人も少なくないみたいです。
しかし、今現在は厚生労働省などでしっかりとした基準が定められているため、流通しているホーロー鍋でそのような危険性のあるものは存在しないでしょうね。
ホーロー鍋のメリットとデメリット
では、ホーロー鍋にはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
ホーロー鍋のメリット
ホーロー鍋を使用する上で挙げられるメリットは以下の通りです。
- 保温性が高い
- 熱伝導率が高い
- 食材の色移り、臭い移りがしにくい
- 長く使える
どれも料理をする上で、あると嬉しい機能ばかりですよね。
ホーロー鍋のデメリット
一方、ホーロー鍋を使用する上でのデメリットは以下の通りです。
- 傷がつきやすい
- 重たい
- 急激な温度変化に弱い
ホーロー鍋にはこういったデメリットがありますが、どれも気を付けて扱っていれば特に大きな問題はないようなものばかりではないでしょうか。
【まとめ】ホーロー鍋はちゃんと使えば長持ちする!
ホーロー鍋を扱っていく上で、してはいけないことや手入れ上気を付けなければならないということがいくつかあります。
ですが、これらはどれも気を付けていれば特に大きな問題にはなりません。
それよりもホーロー鍋には、料理をする上でたくさんのメリットがあるのも事実です。
ちゃんと正しく扱っていればとても長く使える優秀な鍋ですので、まだ使ったことがないという人も一度検討されてみてはいかがでしょうか?