金の食パンは赤ちゃんにはダメ?原材料ハチミツの影響について

「金の食パンって原材料にハチミツが入ってるけど赤ちゃんに食べさせるのって危険?」

この記事はそんな不安を抱えているママさんに向けて書いています。

金の食パンといえば、セブンイレブンで販売中の売り切れ続出の食パンです。

私もたった一度だけ4枚切の金の食パンを買って食べましたが、甘みがあって今までの食パンとは違いました。

どうやらその秘密は原材料のハチミツにあるようです。

でもハチミツが入ってるとなると気になるのが赤ちゃんに食べさせてよいのかどうか。

そこでこの記事では、

  • 金の食パンを赤ちゃんに食べさせて大丈夫なのか?
  • 何歳からなら食べさせて良いのか?

についてお伝えします。

金の食パンは赤ちゃんには食べさせちゃダメ?

赤ちゃんに金の食パンを食べさせるときに注意したいのが、アレルギー成分とハチミツです。

金の食パンには、

  • 乳成分
  • 小麦
  • 大豆

この3つのアレルギー成分が含まれています。

ですので、お子さんがこれらの成分にアレルギーを持っている場合は食べさせるのは控えてください。

また、たとえアレルギーを持っていなくても1歳未満の赤ちゃんに食べさせるのはおすすめできません。

その理由は原材料に含まれるハチミツにあります。

ハチミツのリスクについては以下で説明します。

原材料で使われているハチミツの影響について

赤ちゃんがいるお母さんならピンとくると思いますが、ハチミツは1歳未満の子には与えていけないんです…。

ハチミツに含まれるボツリヌス菌で「乳児ボツリヌス症」という病気にかかる可能性があるからです。

金の食パンの袋にも、赤い字で注意書きがありました。

ボツリヌス菌が赤ちゃんの腸に入ると、腸管内で毒素を発生させる乳児ボツリヌス症にかかりやすくなるのです。

この病気にかかると神経麻痺の中毒を起こし、ひどくなれば呼吸不全などを引き起こすと報告されています。

さらにこの菌の特徴は、とても熱に強いこと。

たいていの菌は100度くらいで殺菌できますが、ボツリヌス菌は100度以上でも生きていることが多いんです。

加熱したからといって、金の食パンで作ったパン粥などを与えるのは危険です。

ハチミツが含まれる食品には、注意してくださいね。




赤ちゃんにはいつから食べさせるのが安全?

1歳を過ぎれば問題ありません。

1歳を過ぎれば、それまで食べてきた離乳食の影響で腸内環境が整い、消化器官も発達しています。

ここでやっと金の食パンの登場です!

パン粥はもちろん、柔らかいのでそのままあげても大丈夫でしょう。

ハチミツが原料に入っているとしても、1歳未満なら恐れていましたが、ここまで来れば大人と同様ボツリヌス菌に負けない体質になっているので、主食でもかまいません。

少し発育が未熟だったり、離乳食の進み具合がゆっくりなときは、1歳を過ぎても油断せずに時折医師や栄養士に相談しながらあげるのが理想的です。
その子によって発育状況が違うための、安全を考えてのことです。

年齢を重ねれば、食べ物もだんだん種類が増え、どれにハチミツが入ってるかなんてチェックすることはできなくなりますから、まずは1歳から1歳半までがめやすと考えましょう。

まとめ丨金の食パンは1歳過ぎたら食べられます

※金の食パンに含まれるハチミツは1歳未満の赤ちゃんにはNG

1歳未満の赤ちゃんにかかりやすい「乳児ボツリヌス症」の原因になるハチミツが少量ですが金の食パンに入っています。

食べてすぐ発症することはありませんが、確率が高くなることを想定して与えないのが予防につながります。

※1歳過ぎたら食べられるが発育状況も関係してくる

消費者庁の公式サイトでも、ハチミツを含む食品は1歳未満には与えないようにと呼びかけています。

そのうえで1歳過ぎれば、これまで摂ってきた離乳食や母乳の影響で腸内環境も整うので、あえてハチミツを避けなくてもいいとされているのも事実。

しかし、赤ちゃんによっては1歳を過ぎてもなかなか離乳食が進まない子もいるため、様子を観察しながら上手に金の食パンを利用したいですね。










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