なので、どのご家庭でも大概常備されているのではないでしょうか。
親族や知り合いに農家さんがいらっしゃる方なんかだと、お米がなる時期にはたくさんのお米を送ってもらうこともあるみたいですね。
しかし、毎日口にするものとは言え、大家族でもなければお米を消費する量って大体決まっていると思います。
お米にもやはり賞味期限はあるわけですし、あまり古くなってしまうと食べるのはなかなか難しくなります。
そんなとき、大量のお米をどうやって捨てればいいのか悩みませんか?
ということで今回は、
・大量のお米をどうやって捨てればいいの?
・古いお米は食べる以外にもなにか使い道はないの?
ということについてご紹介していきたいと思います。
古い米が大量に…捨て方はどうすればいい?
古いお米が大量に自宅にある場合、捨て方に悩みますよね。
昔から、お米を捨てる(残す)とバチが当たるということが言われているだけに、余計にお米を捨てるということには罪悪感を感じると思います。
どうすればいいのでしょうか?
お米を捨てるとバチが当たると言われる所以は?
そもそも何故「お米を捨てるとバチが当たる」ということが言われていたのでしょうか。
お米というのはその字から八十八手(=とても手間暇が掛けられている)ということが言われていました。
また、ほとんどの食物が自給自足で賄われていた昔は、米の出来不出来によって人々の生活が大きく左右されるというほど大事な食糧でありました。
そんなことから、命に関わるくらい大事なお米を捨てるという行為はバチ当たりだというふうに言われていたというわけなんです。
そういった考え方が今でも私たち日本人のなかにはしっかりと根付いているため、お米を捨てるという行為に引け目を感じてしまうのではないでしょうか。
古いお米はどうやって捨てればいい?
古いお米の捨て方(処分の仕方)にはいくつか方法があります。
まずひとつめは、燃えるごみとして収集してもらうという方法です。
ただし、一度に大量のお米をごみに出してしまっては回収員の方も大変ですし迷惑になりかねません。
ですのでお米をごみに出す際には一度に全部出すのではなく、小分けにして出すようにしましょうね。
そしてもうひとつの方法は、古米の引き取り業者に引き取ってもらうという方法です。
古いお米は私たち人間は基本的に食べることはありませんが、鶏のエサとして使われています。
また、肥料としても重宝されています。
そんなことから、古米の引き取り業者というのがあるので、古くなったお米の処分に困った場合にはこうしたところを頼るというのもひとつの手でしょうね。
お米を捨てて無駄にすることなく、鶏のエサになるということで非常にエコです。
ただし、業者によっては送料はこちら側負担になることもありますので、その点は事前に確認しておくようにしましょうね。
またジモティーというサイトでは古米を欲しがっている人も多くいるので、まだ食べられそうな状態であればそちらもチェックしてみてください。
古い米、食べる以外の使い道
それでもやはり古いお米を処分するというのはなんだかもったいないような気がします。
そんな方のために、古いお米の再利用方法をご紹介したいと思います。
お米自体を再利用するというのはなかなか難しいのですが、お米の研ぎ汁はとても万能で非常に使えます。
お米を研いだときに出る糠は栄養豊富で、植物の水やりにつかうことで肥料の代わりになってくれます。
また、床の拭き掃除をするときにもこの研ぎ汁は効果を発揮してくれます。
研ぎ汁を床に霧吹きで撒き、そこを雑巾などで拭くとワックス掛けをしたようにツヤツヤに仕上げてくれるのです。
古くなったお米は食べられなくなってしまったとは言え、これだけでも十分私たちの生活に役立ってくれるのです。
【まとめ】古くなったお米も私たちの生活に役立つ!
古くなったお米でも、案外私たちの生活に役立ってくれるとは驚きでした。
・古いお米は燃えるごみで出せるが、小分けにすることをおすすめする
・古いお米は研ぎ汁を使って再利用できる
なんでも「エコ」ということが叫ばれる今日、古くなったお米も今回ご紹介した方法で活用していきたいですね。