日もまだ差さない時間帯に車に乗ると、凍えるくらいの寒さ!
暖房を目一杯効かせようとしますが、なかなか温まらない…。
それに車で暖房をフル稼働させることで燃費に大きく影響しそうな気がして、ちょっとためらうこともありませんか?
今回この記事では、
・車内では、暖房を何度に設定するのが一番良いのか?
・車の暖房の設定温度によって燃費は変わってくるのか?
・車内で暖房を点けてもなかなか聞かない場合の対処法は?
ということについてご紹介していきたいと思います。
車の暖房は何度がベスト?
そもそも、車内で暖房をかけるときは何度に設定するのがベストな温度なのでしょうか。
単刀直入に言いますと、これは「その人によって最適な温度は異なる」というのが答えなような気がします。
暑がりな人であれば23℃くらいで十分快適だと感じるでしょうし、寒がりな人であれば27℃くらいなければ厳しいと感じるかもしれません。
もしあえて平均的な答えを出すというのであれば、25℃に設定するのがベストな温度と言えるかもしれません。
まずは車に乗り込んだ際は25℃に設定しておいて、そのあと自分が快適だと感じる温度に変更していけばいいですよね。
設定温度で燃費は変わる?
とは言え、車に乗り込んですぐの車内の温度があまりにも低かったら、暖房の設定温度をかなり高めに設定し風量をマックスにしてがんがんに効かせることで一気に車内を温めたいと考えますよね。
その一方で、あまり暖房の設定温度を高くし風量をマックスにすると車の燃費に影響してしまうのではないかと心配にもなります。
今はガソリンの値段も高騰していますから、少しでも燃費良く車に乗りたいですもんね…。
しかし、いくら暖房をがんがんに効かせたからと言って、車の燃費に影響するということはほとんど無いのです。
と言うのも、車の暖房の場合その風は車のエンジンから発生する熱を利用して作られているため、わざわざ冷たい風を作る冷房とは異なり燃費にはほとんど影響しないというわけなんです。
冬場、エンジンをかけたばかりのときを思い出してみてください。
エンジンをかけたばかりのときは、暖房設定にしていても冷たい風しか出てこずなかなか暖かい風が発生しませんよね。
冬場はエンジン自体も冷えきっているので、エンジンが効き始めるのにも時間が掛かります。
つまり、そういうことなんです!
車の暖房は冷房と違って、ある意味エコなんですね。
車内暖房が効かない場合の対策
どれだけ車の暖房の設定温度を上げても、風量をマックスにしても、なかなか車内が温まらないことってたまにありませんか?
そんなとき、どんなことが原因だと考えられるのでしょうか。
また、そういうときどうすれば改善されるのでしょうか?
車の暖房が効かない原因はなに?
車の暖房が効かなくなっている原因のひとつとして考えられるのが、サーモスタットという温度を自動調節してくれる装置の故障です。
このサーモスタットで冷却水を温め、それにより暖房が機能するという仕組みなのですが、サーモスタットが故障していてはいくら暖房を効かせようと設定温度を上げても全く稼働しません。
ふたつめに考えられるのが、暖房を効かせるために必要な冷却水が入っていないということです。
何かしらの原因があって冷却水が漏れ出てしまっている可能性も考えられます。
他にも車自体の故障や不良が原因で暖房が効かなくなってしまっているという可能性が考えられるので、特別車に詳しいというわけではないのなら一度車をディーラーや修理屋さんに持ち込むのがいいかもしれません。
車の暖房が効かなくなったときに使えるおすすめアイテム!
最近はカー用品販売店などで、車専用のファンヒーターが売られています。
シガーソケットに挿し込んで使うだけの、非常に簡単な仕組みになっています。
ファンヒーター自体は小型化されているので、これを車に設置したところでそんなに邪魔にはなりません。
最近のカー用品販売店には本当に様々なびっくりするような便利アイテムが並んでいますから、色々物色してみる価値はありそうですよ!
【まとめ】車の暖房が効かなくても車載アイテムで快適に!
今まで車の燃費のことを心配して暖房を遠慮気味に点けていたかもしれませんが、その事実は無いと分かったのでこれからは寒ければ設定温度気にせず使えますね。
・車の暖房は車の燃費にはほとんど関係しない
・車の暖房のベストな設定温度は、だいたい25℃
・車の暖房が効かなくなる原因は車自体の故障などが考えられる
便利なアイテムも併用しながら、快適なカーライフを送りましょう!