「招き猫の手には、どんな意味があるのかな?」
皆さん、こんにちは!
お店などによく飾られている、招き猫。
幸福のシンボルとして、よく知られていますよね。
そんな招き猫ですが、実は様々なタイプのものがあり、それぞれに意味を持っているのをご存知ですか?
「招き猫の手には、どんな意味があるのかな?左右で変わるの?」
「招き猫の色によっても何か意味があるのかな?」
「ちょっと変わったポーズの招き猫がいたけど、何か違うのかな?」
今回はそんな招き猫に関する疑問について、まとめてみました!
招き猫の手の意味とは?
招き猫の定番ポーズと言えば、片手をあげて手をこまねいているもの。
実はこれ、右手を挙げているバージョンと、左手を挙げているバージョンがあるんです。
そして、それぞれにこんな意味が込められています。
■右手:金運を招く
■左手:客を招く
だからこそ、商売を営んでいる場所によく置かれているんですね。
さらに最近では、両手を挙げている招き猫もいるとか。
■両手:運を招く
という意味があるそうです。
個人的には、金運も客もまとめて”運”として招く「両手の招き猫」がいいのでは?と思いましたが、人によって両手挙げは「お手上げ万歳」のポーズとなるので嫌う人もいるそうです。
欲張り過ぎはよくない、ということかもしれませんね。
ちなみに右手を挙げているものと、左手を挙げているものを2体、対で飾っているお店も見かけます。
その場合は、挙げている手が外側になるように並べると、外から内に福が舞い込むと言われているそうです。
招き猫もカラフルに!色に込められた意味とは?
一般的によく知られている招き猫は、白。
ですが、探してみると実は色々な色の招き猫が存在しているんです。
それぞれの色には以下のような意味が込められているそうですので、街中で見かけたら、ぜひ思い出してみてくださいね!
■白:開運
■黒:魔除け
■赤:病気封じ
■青:家内安全
■ピンク:恋愛
■緑:学力向上
■黄色:長寿
■金:金運・良運
こんなに様々な色と意味のバリエーションがあるんですね!
小さめサイズの招き猫などがあれば、自分用に買ってみるのもおもしろいかもしれませんね。
細部にまでこだわりが!手の長さにも意味が?
招き猫の手の長さにも、実は意味があるそうです。
挙げている手が耳よりも高い招き猫は、「遠くからも福を招く」という意味が込められているそう。
全国からお客さんをたくさん呼び寄せたい土産物屋やレストランなどでは、見かけることがあるかもしれませんね。
ただ手が長い招き猫は製作が難しく、貴重品と言われているそうです。
招き猫の持ち物にも注目しよう!
片手を挙げている招き猫は、反対の手に何かしらのアイテムを持っているデザインが定番です。
一般的には、小判や鯛、小槌や俵、千両箱や扇子などの縁起物を多く見かけます。
これも、商売繁盛や利益向上などの願掛けにちなんでいるというわけですね。
招き猫は古くからある置物ですが、こうした持ち物を手にするようになったのは、昭和になってからだそうです。
それ以前は、首の周りや体の部分に、縁起物の絵柄を付け加えるスタイルが定番だったようです。
招き猫手の意味まとめ
いかがでしたでしょうか?
普段街中で何気なく目にする招き猫ですが、調べてみると意外にもおもしろい意味が込められていることがわかりましたね。
今回のポイントは5つ。
- 招き猫の右手は金運、左手は客を招く意味が込められている
- 両手を上げる招き猫は運を招くと言われているが、”お手上げ万歳”ポーズとして嫌う人もいる
- 招き猫が持っている縁起物には、様々なバリエーションがある
- 白が定番だが、様々な色の招き猫もあり、それぞれ異なる意味をもつ
- 手が耳よりも高く挙げられている招き猫は、「遠くから福を招く」意味がある
以上です。
ぜひ今度どこかで招き猫を見かけた際には、今日ご紹介したポイントを思い出してみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。