調味料なんかは特に、一人暮らしの人にとっては内容量が多すぎてなかなか使いきれないですよね。
よくあるのがマヨネーズが分離してしまうという現象。
「賞味期限が切れていないから捨てるのはもったいないなぁ…」
「まだたくさん残ってるから使いきりたいんだけど…」
そういう悩みを抱えている人も少なくないと思います。
そんなあなたのために、今回この記事では
・分離してしまったマヨネーズは食べても平気なのか?
・マヨネーズが分離する原因はなに?
・分離したマヨネーズを復活させる方法は?
ということについてご紹介していきたいと思います。
マヨネーズは分離しても食べれる?
マヨネーズをある一定の期間使用していないと、気付いたときには分離していた!なんてこと、たまにありませんか?
賞味期限が切れていなければなおのこと、まだ食べられそうな気はしますが、でも見た目があまりよろしくないので本当に食べても平気なのか気になりますよね。
マヨネーズやドレッシングを製造しているメーカーのエスエスケイフーズによると、分離したマヨネーズは食べるのを控えるように、ということでした。
ただ、あくまでも「控えるように」という表現なので、分離したマヨネーズは食べられないことはありませんし、それを食べたことによってお腹を壊したりするということはありません。
ただ、確実に言えることは「美味しくない」ということです。
分離すると油の部分とそうでない部分に分かれますが、分離した油でない部分は非常にすっぱいです。
また、マヨネーズが分離してしまった時点で製品としてダメになってしまったということになり、品質保持ができない状態になってしまったということになります。
そのため、マヨネーズがまだたくさん残っていた状態だったとしても破棄した方が良いでしょう。
マヨネーズが分離する原因とは?
では、そもそも何故マヨネーズは分離してしまうのでしょうか。
それにはいくつかの要因が考えられます。
まずひとつめは「温度」です。
マヨネーズは高温で保存しても分離してしまいますし、逆に温度が低すぎても分離してしまうことがあるのです。
ここでの低温というのは0℃以下を指しており、つまり冷凍庫で冷凍保存するのは言語道断です!
冷蔵庫内で保存していたとしても、マヨネーズに冷気が直接当たるような状況下にあれば場合によっては分離してしまうこともあります。
また、激しい温度差にも弱いので、冷蔵庫から出しっぱなしにしていたものをまた冷蔵庫に戻すというような行動を繰り返していたら分離してしまうこともあります。
ふたつめは「衝撃」です。
マヨネーズに衝撃を加えることで乳化細胞が壊されてしまい、それによって分離してしまうことがあります。
マヨネーズが分離した場合の再生方法
マヨネーズを製造している様々なメーカーのホームページのQ&Aページを覗いてみると、「分離したマヨネーズはもとに戻るか?」という質問が軒並み展開されています。
そしてその答えはどこも同じで、「元には戻らない」という回答がなされています。
本当に分離したマヨネーズを再生する方法はないのでしょうか?
実は、ひとつあるんです!
それには油を使用します。
分離したマヨネーズは油部分と、卵と酢部分に分離しています。
その状態のものを油を使用して繋ぎ合わせるのです。
このときの注意点は、油を一気に入れないこと!
油を一気に入れて混ぜても、分離したものはなかなか混ざり合いません。
油は少量ずつ加えていき、よく混ぜ合わせましょう。
そうすることで分離したマヨネーズを再生することができます。
ただし、再生できるとは言え買ったときのような美味しいマヨネーズの状態に戻すというのは難しいです。
油を加えて再生させるということで、少し油っぽさはあります。
また、保存はききませんので再生させたマヨネーズを長期保存するというのはやめましょう。
そして、先述しましたが分離してしまったマヨネーズは破棄するようにした方が良いでしょう。
【まとめ】分離してしまったマヨネーズは再生可能だった!
マヨネーズが分離してしまう原因も分かったので、これで保存方法や扱い方もばっちりですね!
・分離したマヨネーズは食べられないことはないが、すっぱさがある
・マヨネーズが分離するのは、温度や衝撃に原因があった!
・分離してしまったマヨネーズは、油を加えながら混ぜ合わせることで再生することができる
調理中に、使おうと思ったマヨネーズが分離してる!と気付いてしまった場合でも、今回ご紹介した再生方法を実践すれば臨機応変に対応できますね。
是非一度試してみてください!