寝る時にマスクを濡らすのは効果ある?【喉を乾燥させない方法】

なんか朝起きたときに喉が乾いてイガイガした経験がある方も多いと思います。
私もしょっちゅうあります。

これは寝ている時に口呼吸になっている可能性が多いです。
実際、私も口が開いているそうです(夫談)。

口呼吸のせいか、マスクをして寝ていても起きると違和感は多いです。
マスクだけでは乾燥がイマイチ防げないという方のために、寝ている時にマスクを濡らすのは効果があるのかどうかについて解説していきたいと思います。

寝る時にマスクを濡らすのは効果ある?

効果はあります
実際に私を含め、多くの人が「濡れマスクはいい」という口コミが多いです。
ではどんな効果があるのでしょうか?

良いことだらけですね。

また「のどぬーる ぬれマスク」を製造販売している小林製薬でもマスクよりもぬれマスクを使うことで、
よりスチーム効果を得られるとあります。
小林製薬HP

特に口内や喉を乾燥から防ぐので濡れマスクは加湿器のような役割をしてくれます。
鼻呼吸を促すことで眠りの安定や無呼吸症候群の防止にもなるとは、濡れマスク最強です。

これは「おばあちゃんの知恵」なのかもしれません。
熱がでて寝るときは必ずおばあちゃんが「マスクにこれはさめとけ!」と濡れたガーゼを持ってきてくれました。

「濡らしたの挟めておけば、喉がもっと楽になるんだから!」と・・・
当時はマスクもガーゼマスクのみ。
子どもだった私はなんか違和感しかないな・・・と思っていましたが、こんなにメリットがあるとは。

もっと早くにこんな効果を知っていたら、子どもの頃にもっと素直におばあちゃんの言うことを聞けたのにと思ってしまいます。

今はぬれマスクとして販売しているメーカーさんもいますが、自分のお気に入りのアロマスプレーをガーゼなどに吹きかけて「マイぬれマスク」として利用している人も多いですよ。
喉を潤す効果とリラックス効果をぬれマスクでは得られます。




寝る時に喉を乾燥させない方法

濡れマスクはとても効果があるものだとわかりました。
しかし、なかには普段からマスクが苦手な人もいます。
私の夫や子供たちもマスクを嫌がります。

ではマスクが苦手な人が寝ている時に喉を乾燥させないようにするにはどうしたら良いのでしょうか?

加湿器をつける


これは王道の方法ですね。
加湿器があれば常に乾燥を防ぐことができます。
理想の湿度は55%~60%といわれています。

加湿器を使うことで風邪やインフルエンザの予防の他にも肌を乾燥させないメリットもあります。

しかし、一方で加湿器の音が気になって眠れないという人もいます。
また、加湿のし過ぎで結露やカビの原因にもなるので、湿度管理が必要になります。

洗濯物を干す


仕事をしていると洗濯を夜にする人も多いですよね。
夜干すと、自ずと室内に干すしかないので、あえて寝室を選んで干してみましょう。

我が家は加湿器を置くと子どもたちが大暴れして壊しかねないので、室内干しで乾燥対策をしています。
意外と効果はありますよ。

梅雨時期の室内干しは不快な臭いがしますが、冬など寒くて乾燥している時期は室内に干しても不快な臭いは気になりませんよ。

枕を合うものに変える


枕というと寝ている時の姿勢と思ってしまいますが、枕が合わないと「口呼吸」の原因にもなってしまいます。
実際に夫が「枕が合わない!」といって寝ているときは猛獣のようなイビキ・・・

枕を替えたらほんの少しですが改善されました。
ちゃんと枕を替えたいのなら、枕専門店にいってみるとより効果的だと思います。

まずは手軽にできるものから実践していきましょう。




喉がイガイガしてしまったら

継続することで喉の乾燥を防ぐことができますが、うっかり濡れマスクをしなかった、加湿を忘れてしまったなどは日々の中でも起こりうることです。
忘れてしまった次の日に喉がイガイガすることもよくあることです。

では、喉がイガイガしてしまったときに、早めにイガイガを抑えるにはどうしたらようのでしょうか?

うがいをする


喉が乾燥するとウイルスや細菌が繁殖しやすい状態になっています。
朝起きて喉に異変があったら、うがいをして殺菌しましょう。

緑茶を飲む


インフルエンザの予防として小学校などでお茶でうがいをして予防している自治体もあります。
緑茶には免疫をあげる作用やインフルエンザを阻害する効果があるようです。

飲んでもよし!
うがいしてもよし!
東京都茶協同組合ではお茶の効果や、出がらしのお茶をうがい用に使うなども紹介されています。

東京都茶協同組合HP




マスクをつける


朝起きてうがいやお茶を飲む時間があればいいのですが、とくに家事や育児に追われている主婦の皆さんにとっては「朝は戦争」です。

そんな忙しい朝を過ごしている人はお茶を一口飲んだらマスクを着けましょう。
実際に私がやっています。

やっぱり喉を潤すことで不快な痛みは減っていきます。

ネギを巻く


これはおばあちゃんの知恵として知っている人も多いのでは?
でも検索するとネギ1本を直接首に巻いている画像や絵がありますが、これは効果がありません。

刻んだものを手ぬぐいやガーゼに包んで首に巻きます。
扁桃腺炎になりやすかった私は、これもおばあちゃんから言われて首に巻いていました。

とにかく臭いです(笑)
でもネギの香り成分に殺菌・消炎効果があります。

喉の炎症は粘膜なので意味がないという専門家もいますが、「病は気から」なので昔の方法で効果が出る人もいのでは?
実際、ネギが臭いので口が閉じることで鼻呼吸になり、口が乾かなくなった記憶があります。

巻いたネギは捨てて下さいね!
うちのおばあちゃんは味噌汁に入れて飲んでましたけど・・・(笑)

他にも対処方法はありますが、喉がイガイガした日は辛いものを避け、のど飴をなめたり、水分をこまめにとったりとこれ以上喉を乾燥させないように注意しましょう。

イガイガした状態が続くと炎症を起こして、体調を崩してしまう原因にもなってしまいます。




まとめ 病気の入り口、喉は大切に

風邪やインフルエンザはどうしても乾燥しやすい季節に起こります。
また、乾燥は冬だけではなくエアコンを使う夏も注意が必要です。

風邪やインフルエンザは飛沫感染なので、喉にウイルスが侵入して引き起こします。
そのためには飛沫の入り口になる喉のケアはとても重要になってきます。

朝起きたときはもちろん、仕事や外出先から帰って来てから喉に異変が起こることもあります。
そのためにはまずは基本的な手洗い、うがいも大切です。

乾燥する時期は加湿を心掛けたり、それにプラスしてマスクをつけるなどしてウイルスや細菌の侵入と繁殖を抑えましょう。

マスクよりスチーム効果が期待できるぬれマスクはまさに、喉にとって救世主かもしれませんね。