「さんまの内蔵や骨ってどうやって取ればいいんだろう?」
さんまは新鮮な生の状態で買うのが一番ですが、内臓を取ったり下処理したりするのってかなり面倒ですよね。
内臓を取らなくても良い魚もありますが、さんまはどうなのでしょうか?
さんまはどこまで下処理が必要なのか、内臓や骨の取り方など詳しくご紹介していきます。
さんまを焼く前に必要な下処理とは?
さんまを焼く前に必要な下処理は、とっても簡単。
内臓を取る必要がありません!
えっ!?内臓取らなくても良いの?
はい!さんまは本来内臓まで食べられるので、わざわざとる必要はありません。
下処理の手順は以下です。
①水洗いして、表面の汚れや血を洗い流す
目に見えなくても汚れています。
食べるものなので、綺麗にしておきましょう。
血が付いていると、見た目が悪いです。
そして、魚臭くなるので軽く洗い流しておきましょう。
②軽くうろこをとる
さんまのうろこはほとんど取れた状態で購入しますが、まだ残っている可能性もあります。
包丁などで軽く擦ると汚れなどと一緒に綺麗に取れます。
③軽く塩を振る
塩焼きならそのまま焼けば・・・と思っている人が多いと思いますが、魚の臭み取りのためにも先に塩を振る必要があります。
軽く塩を振って10~15分ほど経つと、臭みの原因にもなる水分が浮いてきます。
それをキッチンペーパーなどで軽く拭いておけば、臭みを取り除くことができます。
生さんまの内臓の取り方
さんまは内臓まで食べられる!と説明しましたが、苦味があるため子供は嫌がります。
大人でも苦手な人は多いのでは?
そこで今回は内蔵の取り方もご紹介します!さんまの内臓を取るのは意外と簡単ですよ♪
一般的な取り方(頭を取る方法)
- エラのすぐ後ろの背側に包丁を入れ、背骨まで切る。
- 肛門のすぐ手前に切れ込みを入れる。
- 頭を持って少しずつ引っ張ると内臓が取れる。
- 軽く水洗いする。
頭を残す取り方
- さんまの腹をこちらに向ける。
- 包丁の先をさんまの頭の下に1センチほど差し込むみ、頭から3/2ぐらいのところまで切れ込みを入れる。
- 包丁の先で優しく内臓を取り出して、水で洗い流す。
割り箸を使った取り方(割り箸2本使用)
- 1本目、さんまの口からエラに向かって箸を通す。
- 箸をエラから出さず、体の中に戻して腹の奥まで刺す。(抵抗があるまで刺す。)
- 2本目、反対側のエラで1本目と同じようにする。
- 2本の割り箸を持って、箸を腹の中でそのまま2回転させる。
- 箸を口から引き抜くと、エラと内臓が一気に出てくる。
- 軽く水洗いする。
生さんまの骨の取り方
さんまの内臓取るなどの下処理を説明しましたが、「骨が多くて嫌!」という人もいるでしょう。
小さな子供がいるご家庭だと、骨が危なくて魚を食べさせ難いと感じていませんか?
ご安心ください。
さんまは、焼く前から簡単に骨取りができますよ!
- さんまの腹をこちらに向けて、頭の下から尾まで包丁で切れ込みを入れます。
- 切れ込みを入れたところに指を入れて手で開いていきます。
- 骨を尾から頭に向かって少しずつ剥がしていく。
- “骨抜き”などを使って、細かい骨を抜いていく。
先に骨を抜いておけば、焼いたあとそのままかぶりついて食べることができますね。
骨を抜くときは骨抜き(ピンセット)を使うと楽ですよ♪
さんまの内蔵や骨が苦手な人は予め下処理してストレスなく食べましょう!
家で焼きたての美味しいさんまが食べたくても、下処理が面倒で敬遠してしまっている人が多いと思います。
でも、今回ご紹介した内蔵の取り方はとっても簡単!
個人的には、割り箸を使った取り方は取れた時がスッキリしそうで試してみたいですね(笑)
切れ込みなども無いため、見た目がとても綺麗だと思います。
また、骨取りの方法もとっても簡単でしたね。
切れ込みを入れておけば手で開くことができるのは意外でした。
これは“さんま”だけでなく、他の魚でも使える方法です。
是非試してみて美味しいさんまをご家庭でも食べてみてくださいね!