何度かニュースでも話題になった「乳児ボツリヌス症」。
乳児ボツリヌス症とは、1歳未満の赤ちゃんがはちみつを食べると発症する可能性がある病気です。
乳児ボツリヌス症を発症すると最悪死の危険性もあるため、厚生労働省でも「赤ちゃんにはちみつを食べさせないようにしましょう」と呼びかけています。
となると、
赤ちゃんがはちみつを食べてはいけないということは、胎児にも影響があるのでは?
と考える妊婦さんも少なくないと思います。
妊娠中は食べるものも制限されるため、はちみつもダメなのでは?と思いますよね。
しかし、実は妊婦さんははちみつを食べても大丈夫です。むしろ栄養価が高いので、おすすめの食品と言えます。
この記事では、乳児ボツリヌス症や妊婦さんのはつみつによる効能などをお話していきたいと思います。
はちみつを食べてもいいか不安になっている妊婦さんはぜひ参考にしてください。
妊娠中のはちみつはボツリヌス症の心配なし!
乳児ボツリヌス症により生後半年の赤ちゃんが犠牲になったニュースを覚えている方も多いと思います。
ボツリヌス症はボツリヌス菌が作り出しボツリヌス毒素によって起こる病気です。
生後1歳未満の赤ちゃんは、腸管内が大人のように発達していないため、ボツリヌス菌が繁殖しやすく、症状を発症しやすいとされています。
1歳を過ぎると離乳食も進み腸管内も発達してくるため、はつみつをあげても大丈夫です。
さてこのボツリヌス症。妊婦さんがはちみつを食べた場合、胎児に感染しないのか不安ですよね。
実は妊婦さんや授乳期の女性がはちみつを食べても、赤ちゃんに移る心配はありません。
厚生労働省も、妊婦さんや授乳期の女性がはちみつを食べてはいけないと発表していないので、安心して食べてくださいね。
妊婦さんにとって高栄養なはちみつの効果とは
ボツリヌス菌は1歳未満の赤ちゃんには注意しなければなりませんが、はちみつ自体にはとても栄養があります。
はちみつの主成分はブドウ糖と果糖なので、体内への吸収が早く胃腸への負担も軽いため、つわりの時期の栄養補給にはもってこいです。
実際につわりの時期は味覚が変化し、甘いものが食べたくなったという妊婦さんも少なくありません。飲み物などにはちみつを入れて飲むだけでも栄養が摂れますよ。
他にもはちみつには有機酸、酵素、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、ポリフェノール類などの栄養が含まれています。
殺菌作用も高く、切り傷や炎症にも効果的で、妊娠中に風邪をひいた場合ははちみつを舐めるとのどの炎症をおさめることができますよ。
腸に善玉菌を増やしてくれる効果もあるので、便秘になりやすい妊娠中にはもってこいです。
このようにたくさんの効果があるはちみつ。砂糖より甘味を感じやすくカロリーも低いので、お料理に使うのもおすすめですよ。
とはいえ、食べすぎは良くないので、適量を守ってくださいね♪
はちみつの選び方2つのポイント!
スーパーでもたくさん見かけるはちみつ。
どれにすればいいのか迷っちゃいますよね。
そこで選び方のポイントを2つお伝えします。
・100%純粋はちみつのもの
加工されたものより、100%純粋はちみつのものを選ぶようにしましょう。
・瓶入りのもの
長期保存の場合は瓶入りのものの方がベターです。
他にも、はちみつをすくう際は木のスプーンを使う、加熱しないなどの注意点もあります。どちらもはちみつの成分を壊さないためです。いいはちみつを食べて、栄養をしっかり摂りましょうね。
その点を踏まえておすすめの「はちみつ」をひとつご紹介します。
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楽天市場で取り扱いのある「やまと養蜂苑」さんの国産純粋はちみつ。国産と聞くと安心ですよね。瓶入りで賞味期限も2年と長めです。1kgも入っているのに送料無料なので、たくさん使えますよ♪
まとめ
- 妊娠中のはちみつは食べてもOK
- むしろはちみつは栄養価が高いのオススメ
- はちみつを選ぶなら純国産で瓶詰めのものがオススメ
はちみつは天然のサプリメントと言われるほど栄養価が高いものです。
糖分もありますが、適量を守れば妊婦さんにはとても好都合な食べ物です。
妊婦さんがはちみつを食べても退治には影響ありませんので、是非積極的に料理に取り入れてみてくださいね。