オリーブオイルには危険な銘柄がある!味の素やボスコは大丈夫?

お料理に欠かせないオリーブオイル。

風味がよく、ヘルシーなイメージもあるので、愛用している方も多いのではないでしょうか。

でも、実はオリーブオイルには危険と言われる銘柄があるのをご存知ですか?

日本はオリーブオイルをほとんど輸入に頼っているため、オリーブオイルに関する明確な規定や法律がないのが現状。

そのため「エキストラバージンオリーブオイル」と称されていても、実際には不純物が混ざっているものが売られていることもあるのです。

そこで今日は、オリーブオイルの危険な銘柄、本物の見分け方についてご紹介していきます!

おなじみのボスコや味の素製品についても触れますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

そもそも危険なオリーブオイルとは?

まず”オリーブオイルが危険”とは、どういうことなのでしょうか。

代表的な例は、先ほども少し触れたとおり不純物が混ざっていること。

例えばオリーブオイルに他の安価なオイル(ひまわり油など)を混ぜているにも関わらず、エキストラバージンオリーブオイルと表記して売られているものが実際にあったります。

本来オリーブオイルは非常に高価なものですが、中身を薄めたり保存性を高くすることで、消費者の購買を促しているのです。

こうした現状の背景には、日本国内にまだオリーブオイルに関する明確な法律がないことが大きな原因となっています。

オリーブオイルの危険性については、以下の著書で触れられていますので、興味がある方はぜひ読んでみてくださいね。

↓ ↓ ↓ ↓

危険な銘柄は存在するのか?

まずここで言う「危険」という言葉についてですが、厳密に言うと危険ではなく「偽物」と言った方が正しいかもしれません。

本物のオリーブオイルは高い健康効果があると言われているわけですが、実際のところ、日本の多くのオリーブオイルにその効果はないという意味です。

むしろ偽物のオリーブオイルは、トランス脂肪酸という有害な成分が入っている可能性もあり、逆にマイナスに作用することすらありますよ。

トランス脂肪酸とは

トランス脂肪酸とは人工的に作られた脂。
血管を硬化させる作用があり、動脈硬化や心臓疾患のリスクを高めると言われている。
海外では「食べるプラスチック」とも呼ばれており、一度摂取したトランス脂肪酸は分解されずに蓄積され続けるという怖い特徴もある。

トランス脂肪酸怖いですよね。

ただ、実のところ具体的にどの銘柄が偽物かを特定するのは非常に難しいのが現状です。

では、どうせなら健康効果の期待できる本物のオリーブオイルを使いたいですよね?

偽物を特定するのは難しいですが、本物のオリーブオイルに共通する点がいくつかあるので、明らかな偽物を掴まないために、今回は本物のオリーブオイルの見分け方をいくつか紹介したいと思います。




安心安全の本物のオリーブオイルを見分けるには?

本物の見分るためには以下の3つをおさえておきましょう!

ポイント①<ボトルの色と素材>

オリーブオイルは、光に当たると酸化が進むという特性があります。
そのため、遮光性の高い濃い色のボトルに入っているオイルを選びましょう。

また素材についても、プラスティックよりガラス瓶またはステンレスボトルがおすすめです。

ポイント②<酸度の表記>

本物のオリーブオイルを生み出している生産者は、鮮度を表す数値、”酸度”にも気を配っています。

ちなみに国際基準では0.8%以下のものをエクストラヴァージンオイルと呼ぶことが許されています。なのでラベルに酸度の記載があるかどうかは、一つの目安になりますよ。

ポイント③<受賞歴>

オリーブオイルは世界中で需要があることから、コンクールなどが行われます。

専門家の目で判断された結果として受賞歴があるオリーブオイルは、本物を選ぶ際の判断基準になりますね。




定番オリーブオイルのボスコや味の素はどう?

スーパーなどでよく見かける、BOSCO(ボスコ)味の素のオリーブオイル。

500mlで700~1000円前後とかなり値段が安く愛用している方も多いので「本物のオリーブオイルなのか?」と気になっている人も多いでしょう。

そこでさきほど挙げた見分け方を参考にそれぞれ本物のオリーブオイルと言えるのかを調査してみました。

味の素のオリーブオイル


味の素 オリーブオイル エクストラバージン 600g

まずは味の素のエクストラバージンオリーブオイルから。
おそらく一番馴染みのあるパッケージだと思います。
ではそれぞれのポイントを見ていきましょう。

【容器の素材・色】

素材・・・プラスチック

色・・・透明(ラベルで遮光)

「できれば遮光性の高い瓶に入っててほしかった…」といというのが正直なところ。
ただ、ラベルには色が付いているので一応は遮光性ありといった感じでしょうか。

【酸度の表記】

味の素のオリーブオイルには酸度の表記はないようです。
しかし、問い合わせてみたところ国際基準の0.8%は満たしているとのこと。

表記がないのはどうかと思いますが、大手企業が嘘をつくにはリスクが高いので、これは信じても良いのかなと思っています。

【受賞歴】

残念ながら味の素のオリーブオイルには受賞歴は見つかりませんでした。
安価な商品なのでこれは仕方ないかなと思います。

ボスコのオリーブオイル


ボスコ プレミアムエキストラバージンオリーブオイル 500ml

続いてはボスコのエキストラバージンオリーブオイルを見ていきましょう。

種類がいくるかあったので一番良さそうな「プレミアムエキストラバージンオリーブオイル」で見ていきたいと思います。(明らかに味の素より高級感ありそう)

【容器の素材・色】

素材・・・瓶(ガラス)

色・・・遮光性のある緑

容器はあきらかに味の素より良い素材を使っていますね。
やっぱりオリーブオイルは瓶に入っている方が本物感が増します。

【酸度の表記】

ボスコのオリーブオイルには酸度の表記がバッチリあります。
ただし、シリーズによって酸度がかなり違うので、それぞれ以下にまとめておきます。

ボスコ エキストラバージンオリーブオイル(684g)

酸度は0.8%以下。

ボスコ トスカーナ エキストラバージンオリーブオイル 250ml

酸度は0.6%以下。


ボスコ プレミアムエキストラバージンオリーブオイル 500ml

酸度は0.3%以下。

【受賞歴】

受賞歴に関しては「ボスコ トスカーナ エキストラバージンオリーブオイル」のみ2015年ロサンゼルス国際エキストラバージンオリーブオイル品評会で金賞を受賞しているそうです。

参考:BOSCOシリーズ「TOSCANO エキストラバージンオリーブオイル」 国際オリーブオイル品評会で最高金賞受賞

他のシリーズに関しては受賞歴は見つかりませんでした。

味の素とボスコのオリーブオイルが本物かどうかの結論

味の素とボスコのオリーブオイルが本物かどうかは正直これだけの材料で判断するのはちょっとむずかしいかもしれません。
値段が多少高価なこともあり、ボスコの方が本物感は強めかなという印象を受けました。

また、本物かどうかは別として2つとも危険なものではなさそうとも感じました。
断言できなくて申し訳ないのですが少しでも参考になれば幸いです。




子供にも安心して使える本物オリーブオイルはコレ!

さて、ここまで読んでくれた方の中には、

本物と確信できるオリーブオイルを使ってみたい!

という方もいらっしゃるでしょう。

そんなあなたのために自信を持っておすすめ出来るオリーブオイルを紹介したいと思います。

それがこちら。

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料理のプロも認める最上級のオリーブオイル!『オリーブハート』

オリーブハートは本物の条件を、パーフェクトに満たしている数少ない高級オリーブオイルです。

国際的なコンクールでもしっかり受賞しています↓↓

サラダのドレッシングとしても使えますし、パンにそのままつけて食べてもめちゃくちゃ美味しいと評判です。

市販のオリーブオイルしか使ったことない人はかなりビックリすると思いますよ。

健康を害してしまう市販の偽物オリーブオイルは今すぐやめて、今日から本物を使ってみてください。

健康よりも安さが大事という人にはオススメできませんが、将来子供に元気に育ってほしいと思っている方にはぜひ使ってほしいオリーブオイルです。

健康という視点で見れば、多少高くても使う価値はありますよ♪




まとめ

今回は、危険と言われるオリーブオイルの銘柄がある理由と、本物の見分け方についてご紹介しました。

ポイントは4つ。

  1. 日本国内にはオリーブオイルに関する明確な法律がないため、純正でないものも多く存在する
  2. 本物の見分け方として、ボトルの色と素材は重要
  3. オリーブオイルの鮮度を表記する「酸度」の表記がラベルにあるかをチェック
  4. オリーブオイルのコンテストでの受賞歴も、本物を見分ける判断の一つになる

以上です!

毎日の暮らしのなかで出番の多いオリーブオイルだからこそ、安心して使えるものを選びたいですよね。
ぜひ参考にしていただければ幸いです!










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