【お正月】仏壇のお供え物の「のし」は何?お金を包む際の相場もチェック!

お正月の新年の挨拶に行く時に「お仏壇のお供えって、どうするの?」って、悩んだ事はありませんか?

特に、ご主人の方の実家や親戚のお宅へ挨拶に行く時は気が張りますよね!

「旦那の方だし、旦那に聞けばいいか?」と、聞いても「要らないんじゃない?」とか「何でもいいわ!」と気のない返事に、ガッカリしたことも…(涙)

ここでは、そんな時に役に立つ新年のお供え物のマナーをご紹介したいと思います。

基本さえ知っていれば、恥ずかしい思いや後で「しまった!」と後悔する事もないので、ぜひ!参考にして下さいね!

お正月にする仏壇のお供え物って?

まず、お正月に対する風習や考え方が地方や各家庭によって違います。

本来は、お盆とお正月の年2回ご先祖様が帰ってこられ、「先祖をお祀りする行事」を行っていましたが、時代の流れと共にお盆は「先祖供養の行事」へ、お正月はその年の豊作を祈る「神祭り行事」へと区別される様になりました。

お正月を先祖供養の行事とされている地方や家庭では、新年の挨拶に仏壇への「お供え物」を持参しますが、神祭りの行事としてお正月をお祝いされている場合は、手土産だけで良いでしょう。

手土産として持参しても、「頂き物はまず、ご先祖様にお供えしてから」という習わしにされていて、仏壇にお供えされる家庭も多いようです。(うちも、何でもかんでもまず仏壇へお供え派です!)

「お供え」には、「ご先祖様と一緒に頂く」という意味もあり、お供えした後は下げて皆で頂くので、食べ物にするなら日持ちの良い先方の好みに合った物が喜ばれると思います。

お付き合いが長くなれば、訪問先の習わしがわかり悩むこともなくなりますが、よくわからない内は素直に義理のお姉さんや聞きやすい親戚などに聞いてみるのも良いですね!




お供え物の「のし」は「御年賀」か「お供え」

のしに関しても、先に書いたように地方の風習や各家庭によって、違いがあります。

お供え物をする習慣がない家庭であれば、手土産に「御年賀」。

「御年賀」

・水引は、紅白五本の蝶結びで表書きは「御年賀」のしは、つける。

・元旦は避けて、なるべく三が日の間に訪問する。

「お供え」

・黄白の結び切りで(地方によっては黒白)で表書きは「御供」「御仏前」のしは、つけない。

※表書きの名前は、訪問先が親戚の場合同姓が多くなるので、フルネームで書いた方がベストです!

ちなみに「のし」とは、もともとはあわび貝を薄くのして干したもので「贈り物が神仏への供え物」であるという象徴でした。

現代では、手軽に印刷した物を使いますが、生ものを供えてはいけない仏前へのお供えには、のしが印刷されていないのし紙を使います。

お金を包む際の相場は3,000円〜5,000円程度

御年賀にする場合も御供えにする場合も、お金を包むという方もおられますが、先方の気持ちの負担を考えてあまり高額でない方が良いでしょう!

3000円~5000円程度包まれる方が、多いようです。

お金を包む場合でも、ちょっとした菓子折りを添える方が温かみがあって、いいですね!

仏壇にお供え物をお供えする時は、「仏様から見て正面」に置くのが正解!と思っていましたが、(宗派にもよりますが)「自分から見て正面」が一般的です。(勉強になります!)




まとめ

さて、参考になりましたでしょうか?

地方によっての風習、各家庭の習わし…沢山ルールーがありますね!

訪問先が決まったら、まず、仏壇があるのか?から始まり訪問先の習慣をある程度知っておいた方が、失敗はないようです。

情報を得にくい場合などは、あなたの実家のやり方で訪問されて、次回から「右へ倣え!」で良いと思います。(何度も出てきているように地方による風習の違いがありますから)

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。










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