数日前に買ったペットボトルが、鞄のなかに入れっぱなしになっていた!
なんて経験がある人は、多いと思います。
そんなとき、「これってまだ飲める?雑菌とか大丈夫?」と疑問に思いますよね。
そこで今回は、口を付けて飲んだペットボトル飲料は何日まで飲めるのかについて調べてみました!
ペットボトルは口つけしてから何日までなら大丈夫?
ペットボトル飲料は開封した瞬間から、空気に触れることで徐々に劣化が進んでいきます。
さらに口を付けて飲んだ場合、唾液に含まれる口内細菌がペットボトル内に侵入し増殖し続けます。
ちえこ
これは細菌が増殖するのに必要な、水分・湿度・栄養の3要素がすべて揃っているからです。
そのため開封後は冷蔵庫や日の当たらない場所で保管し、なるべく当日のうちに飲み切るのがおすすめです。
でもこの記事を読んでいる人はおそらく1日以上経ってしまっている人が多いと思うので、筆者が勝手にリミットにしている期限をお伝えします。
筆者の場合はペットボトルを開封して口をつけてからから
- 常温保存であれば24時間
- 冷蔵保存であれば48時間
をリミットにしています。
冬場は常温でも48時間以内は飲んじゃうこともあります。
あくまで当日に飲み切るのが前提ではありますが、リミットとしてはこのぐらいに考えています。
目安になるかどうか分かりませんが参考にしてみてください。
口を付けてから細菌はどのくらいのスピードで増殖するの?
基本的に、ペットボトルに口を付けた時点で細菌は付着します。
そこから徐々に増殖していくのですが、細菌の増殖率は、気温によって大きく異なります。
同じ常温であっても、夏と冬ではまったく条件が変わってくるので注意が必要です。
気温が高いほど細菌は速く増殖し、特に夏場は2~3時間を過ぎたあたりから一気に細菌数が上昇します。
温度による細菌増殖数の違いは以下で説明したいと思います。
冷蔵庫で保管した場合と常温で保管した場合の違いは?
先ほども少し触れた通り、細菌の増殖率は気温によって大きく変化します。
例えば、気温30度の常温に置いたペットボトル飲料と、気温6度の冷蔵庫に入れたものの雑菌数を比較してみましょう。
口を付けて飲んでから約9時間後、常温の飲料から確認できた雑菌数は、冷蔵庫で保管したものに比べ5倍以上というデータがあります。
気温の低い場所で保管した方が良いことが、よくわかりますよね。
ただしここで着目したいのは、24時間後のデータ。
24時間後には、常温、冷蔵保管どちらのペットボトルからも、ほぼ同じくらいの細菌が確認されました。
これは筆者もビックリのデータでした。
口を付けた以上、細菌の増殖は抑えることができません。
だから、当日中の飲み切りが良いというわけですね!
開封して口をつけなかった場合の日持ち期限はどのくらい?
ではコップに移して飲むなどして、口を付けなかったら日持ちはどれくらいするのでしょうか。
飲料によって劣化のスピードは異なりますので一概には言えませんが、一般的には約2~3日以内が推奨されています。
大分変わりますね。
やっぱり口を付けるかどうかはかなり大きいみたいです。
ちなみに筆者はよく口を付けずに上を向いて口の中に注ぐような飲み方をしています。(コップ出すの面倒だし)
原始的ではありますが口を付けずに済むので結構効果的ですよ。笑
また、保管する際には必ずふたを閉めて冷蔵庫にしまうことが重要です。
ただし、言うまでもなく開封後は早めに消費するに越したことはありませんよ。
口をつけてから日持ちしやすい飲み物・日持ちしづらい飲み物は?
口を付けて飲むと細菌が付着・増殖する…と聞くと、なんだか怖いですよね。
日持ちがしやすい飲み物、しにくい飲み物など、違いはあるのでしょうか。
これには、細菌が増える条件を考える必要があります。
条件はいくつかありますが、私たちが飲み物を選ぶ最に簡単に見分ける目安となるのが「糖分」。
糖度が高い甘味料などは、栄養素が多く細菌が増殖しやすい環境が整っています。
ジュースや加糖コーヒーをよく買う人は、気を付けるようにしましょう。
一方で水や緑茶には、糖分が含まれませんよね。
そのため、細菌の増殖率はジュースに比べると、ぐっと抑えることができます。
炎天下で過ごさなければいけない場合などは、飲み物のチョイスも考えるのがおすすめです!
口を付けないインド人飲みが最強(笑)
最後に筆者が実践しているインド人飲みを改めて紹介します。
やり方は簡単で、上を向いて口を開けそこにペットボトルの中身を流し込むやり方です。
以下の動画の方もインド人飲みをやっていたので参考にしてみてください。
ただ、周りからどう思われるかは保証できません。笑
まとめ
いかがでしたか。
今回は、口を付けて飲んだペットボトル飲料について調べてみました。
ポイントは3つ!
- 口を付けて飲んだペットボトル飲料は当日中に消費する
- 細菌の増殖率は気温により大きく異なるのでなるべく冷蔵庫で保管する
- 糖分を含む飲み物は細菌が増えやすい
- 口を付けたくない場合はインド人飲み!
以上です。
ぜひ参考にしてみてくださいね!