ラ・フランスは何歳から食べれる?赤ちゃんにアレルギー反応のリスクは?

離乳食が始まると、野菜はもちろん果物にも挑戦していかなくてはなりません。
基本的にりんごやバナナなどは試しやすいですし、育児書やインターネットでもいつ頃から与えて良いのか紹介されています。

またなじみのある果物は食べさせやすいですよね。
今回はラ・フランスが何歳から食べられて、アレルギーについて紹介します。

ラ・フランスは何歳から食べれる?

離乳食中期のヶ月ごろから食べられます。
衛生面を考えて離乳食後期までは加熱したものを与えます。

はじめはリンゴのようにすりおろしたものを与えます。
慣れてきたら、細かく角切りにして柔らかくなるまで煮詰めたものと少しづつ形状を大きくしていくと良いです。
また離乳食初期はすりおろした果汁をお湯で薄めてスプーンで少量ずつ与えることも可能です。

赤ちゃんにアレルギー反応のリスクはある??

果物にもアレルギー反応のリスクは大いにあります。
ラ・フランスなどの洋ナシや和ナシもアレルギーを起こす可能性がある果物のひとつです。

私も梨は平気ですがキウイとパイナップルを食べると口内がイガイガします。
長男は昔、キウイを食べると口がピリピリすると言っていました。
友人はメロンを食べたら喉が痒くてつらかったと言っていました。
また次男は1歳半くらいの頃にメロンを食べて下痢をしていました。
キウイも嫌がっていました。

この様な症状を何かしらも果物を食べて経験したことがある人もいると思います。
果物アレルギーは発疹が全身にでるというよりは口腔内で症状やのちに下痢が起こることの方が多いようですので、赤ちゃんの異変に気づけてあげられない可能性があります。

梨はバラ科の果物になるので、同じバラ科のリンゴやイチゴを問題なく食べれていれば大丈夫だと思いますが、ウリ科のスイカやキュウリを食べて平気でも同じウリ科のメロンにアレルギー症状を起こす友人や我が子もいますので油断は禁物です。




ラ・フランスを子供に食べさせる場合の注意点

目に見えるアレルギー症状が起こらない、そしてまだお話ができない赤ちゃんは自分の身に起きている異変を上手く伝えることができず、ママも気づかず与えてしまう可能性があります。

以下の点に注意して食べさせてみましょう。

上の3つに関してはアレルギー症状が起きていないかを確認するために私がこれまでにしてきたことです。

〇舌を出して触る
これは実際にうちの次男がしたジェスチャーです。
舌を出して掻く仕草をしていました。

「痒い?ピリピリ?」と聞くとコクリと頷いていました。
喋れるようになってから「コレ(キウイ)食べると口痛い」と言っていました。

〇食べ物を嫌がっていないか
ママとしてはせっかく用意したし、美味しいから食べてほしい気持ちからたくさん食べてほしい!と思って口に運ぶのですが、口を開こうとしないこともあります。

何でも食べる次男なのに、一口食べてそのあとは一向に開こうとしませんでした。
お腹いっぱいなのかな?と試しに違うものを口に運ぶとパクパク。

どうやら次男的に口内に異変があっての行動だったようです。

〇下痢の際に、何を食べたか
ラ・フランスや果物を美味しそうに食べてよかった!
でもその数時間後にはすごい下痢になることもあります。

食欲もあるし、特にこれといって下痢になるようなものは食べさせていない・・・
でもまた、食べさせたら下痢・・・

その時はラ・フランスや食べた果物を疑ってもいいかもしれません。
次男の場合、メロンをすごい美味しそうに食べて下痢。

また別な日に食べて下痢・・・
本人は美味しいから食べたいけど、のちに症状がでてしまうのです。

これらのことに注意して、初めは少量から与えて様子をみましょう。

〇上手く飲み込めているか
離乳食後期になると薄くスライスしてあげたラ・フランスを自分で持って食べられるようになります。
でも上手く飲み込めずにつまることがありますので、赤ちゃんが自分で食べている間は初めてじゃなくでも近くでみてあげましょう。

小麦や卵などのアレルギーと違い果物アレルギーは普段との様子の違いや仕草に気づいてあげなければなりません




気づいたら食べれるようになることも

友人はメロンを食べて喉が痒くなるのは大人になってからもあるようで、メロンをはじめメロンソーダーなど「メロン」とつくものは口にできません。
しかし、うちこの子たちはキウイやメロンなど1歳半くらいから2歳の時に食べて口がピリピリしたり、下痢をしたりしましたが今では何の症状もないです。

キウイはピリピリしていたのに「美味しいから食べたい!」と・・・
しかし5歳すぎてからは「ピリピリしない!やった!」と(笑)
3歳まではピリピリしていても5歳をすぎるとしないのか・・・

次男も長男が食べているのをみると食べたいようで、「絶対ダメ!」と言っても「大丈夫!ピリピリしたらやめる!」といって食べたて平気だったのも5歳でした・・・

三男が卵アレルギーなのですが、1歳ころより2歳すぎて検査をしたら下がっていました。
長男と次男も成長と共にアレルギーに対する耐性ができたなのかな?と思ってみたり。
しかし我が家、上の2人が食べているものは下の2人も食べたい!となってしまうのですが、上の2人が症状を訴えた果物は与えないようにしています。

大人になっても症状が軽減されない友人がいるので、5歳になったらもう一度食べせさせてみましょう!とは言えませんが、再チャレンジを試みるなら5歳を過ぎてからがいいかもしれません。

まとめ 果物だからと油断しないで

これはアレルギー表示に関する項目です。
表示義務のある7品目については必ず表示されているので、赤ちゃんに与える際に最も注意していると思います。
しかし表示が推奨されているものに関しては「推奨」なので表示されていないことの方が多いです。

21品目には意外なものもアレルギー成分となっています。
この21品目に梨は入っていないのでアレルギー成分がないように感じてしまいますが、この21品目にメロンが入っていないのに友人は酷いアレルギーを起こします。
果物をはじめ赤ちゃんが初めて口にするものは油断せず十分に気をつけて食べている最中、食後も様子を見ることがとても大切です。