大豆を使った健康飲料として有名な「スゴイダイズ」。
スゴイダイズは大豆を100%使用し、栄養価の高さと濃厚さを売りにしている商品です。
しかし、一部では「買ってはいけない」「危険」などとも言われているようです。
それは一体なぜなのでしょうか?
そこで今回は知っておきたスゴイダイズの効果と危険性についてご紹介したいと思います。
スゴイダイズってなに?
まずは、スゴイダイズについてのご紹介から。
これは、大塚チルド食品株式会社から販売されている大豆の健康飲料です。
大豆を使ったものと言えば”豆乳”が有名ですが、何が違うのでしょうか?
実は豆乳は製造段階でおからを使用していないのですが、スゴイダイズは日本で初めて大豆を100%使用しているのです。
そのため、栄養価の高さと濃厚さを売りとしています。
スゴイダイズを飲むとどうなる?その効果とは
では、飲むとどのような効果が得られるのでしょうか?
先ほども少し述べたように、スゴイダイズの1番の特徴としては、おからを取り除かずに使用していることが挙げられます。
そのため、豆乳には含まれていない食物繊維をはじめ、大豆たんぱく、大豆イソフラボンが豊富に摂取できます。
また味もかなり濃厚で、大豆本来の甘みを強く感じられることでしょう。
スゴイダイズでは、得られる効果を”エイジマネジメント”という言葉で表現しています。
これは、スゴイダイズを日常的に摂取することで健康管理をし、若々しくイキイキとした生活を送ってもらうことを意味しているそうです。
スゴイダイズの危険性。「買ってはいけない」と言われる意味は?
スゴイダイズの効果を見ると、とても体に良さそうですよね。
ですが、実はスゴイダイズを「買ってはいけない」と言っている意見もあるんです。
それはどういうことなのでしょうか。
実はイソフラボンは、有用な面と有害な面の両方に働く可能性があるのです。
有用な面としては、大豆は良質なタンパク質であり、日本人に不足しがちなカルシウムの供給源であることが挙げられます。
また骨粗しょう症の予防や、更年期障害の緩和、肌への潤いにも効果があると言われています。 その一方で、有害な面として乳がん発症や再発リスクを高めるなどの可能性も報告されています。
これが、「買ってはいけない」と称される原因です。
食品安全委員会では、日本人の食生活における日常的な大豆イソフラボンの”安全と考えられる1日摂取目安量の上限”を70~75mg/日と設定しています。
例えば、「スゴイダイズ無調整タイプ」の栄養価を見ると、200mlあたりの大豆イソフラボン含有量は75mg、「プレミアムゆきぴりか」に至っては、含有量が100mgにも至ります。
日常生活において、イソフラボンが含まれるその他の食品である豆腐や納豆、みそ汁などを飲むことあるでしょうから、1日1杯のスゴイダイズを摂取し続けると、この安全目安を軽く越えてしまうのは容易です。
つまり、スゴイダイズによるイソフラボンの過剰摂取に警鐘を鳴らしているのです。
体に良いとされる食品も、過剰な摂取は体に害をもたらすことがあるということですね。
この意見については、下記の本にて詳しく取り上げられています。
この本では、おなじみの人気商品の安全性・効能を徹底検証しています。
興味を持たれた方は、ぜひ読んでみてくださいね!
スゴイダイズの効果と危険性まとめ
いかがでしたでしょうか。 今回は、スゴイダイズの効果と危険性についてまとめてみました。
ポイントは3点。
- スゴイダイズは日本初の大豆100%使用の健康飲料
- イソフラボンには、有用面と有害面がある
- イソフラボンの過剰摂取には気を付ける
以上です。
何事も過剰はNG。
健康に気を付けながら、こうした食品とうまく付き合っていきたいものですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。