和食に欠かせない醤油ですが、気付いたら古くなっていたってことはありませんか?
ほとんどの醤油は大きいボトルや瓶で販売されています。
安い時にまとめて購入しても、賞味期限内に使いきれなくて捨てることが多いです。
そんな時、なんの悪気もなくドボドボ排水口に醤油を流したりしていませんか?
実はそれ、NGなんです!
知らない人も多いと思いますが、それやっちゃうと環境にめちゃくちゃ悪いんです。
そこでこの記事では、環境に優しい醤油の捨て方をご紹介します。
今までドボドボやってしまっていたという人はぜひ参考にしてみてくださいね!
古い醤油の正しい捨て方!
余った大量の醤油、そのまま排水溝に流しても大丈夫?
液体だからそのまま排水溝にドボドボ流して捨ててしまう、という意見が多いようです。
実は私もその一人でした。
でも、ちょっと待って!
油は排水溝に流さず捨てるのに、醤油はそのまま捨てても大丈夫なのでしょうか?
正解は・・・絶対にダメです!
醤油などの液体調味料を排水溝に流してしまうと、環境破壊に繋がります。
大さじ1杯の醤油を川に流すと、魚が住める水質に戻すためには500リットルもの水が必要だと言われています。
それが大量となれば尚更、醤油をそのまま流してしまうとどうなってしまうのか。
とても面倒ではありますが、捨てる時に一手間かけることで環境を守る手助けができます。
その手間を考えると無駄に買い置きしておくのを止められるかも!?(笑)
では、大量の醤油はどうやって捨てれば良いのでしょうか?
最善策は…燃えるゴミに出す!
牛乳パックなどの紙パックに新聞紙や古い布などを入れ、それに醤油を吸わせて封をして燃えるゴミに出します。
大量の醤油は臭いがきつくなるので、臭いや液漏れがないように封をして更に袋などを被せてしっかりと密閉した方が良いでしょう。
こうすることで環境に優しく醤油を捨てることが出来ますよ♪
醤油の捨て方復習
ちえこ
その他の調味料の捨て方は?
醤油の捨て方は分かりましたが、その他の調味料もそのまま捨ててはいけません。
醤油同様、一手間掛けて処分する必要があります。
マヨネーズやケチャップ
マヨネーズなどを排水溝に流してしまうと詰まりの原因になります。
そのため、中身を新聞紙などに包んで袋に入れて捨てましょう。
油
自治体によっては、資源として廃食用油を回収しています。
まずは、各自治体に確認してみましょう。
それ以外で油を処分するときは、紙パックに新聞紙を詰めて油を染み込ませて(自然発火の恐れもあるので、水も一緒に染み込ませておきましょう)、しっかりと封をして燃えるゴミに出します。
油を固める油固剤も市販されています。
油を固めて捨てるだけなので、とても楽でオススメですよ♪
こちらも自然発火に注意して処分しましょう。
その他の液体調味料は、醤油と同じように捨てるようにしましょう。
調味料を捨てる以外にも、食器を洗う時も要注意です。
お皿に付いた醤油やドレッシング、マヨネーズなどの調味料、そのまま水と一緒に流していませんか?
私はとても雑な性格なので、醤油やマヨネーズが付いていてもそのままバシャバシャと洗ってしまっていました。
でも、もう止めましょう!
それもまた環境破壊に繋がります。
先にティッシュやキッチンペーパーでお皿の汚れを拭き取ってから、水と洗剤で洗うことをオススメします。
調味料などを排水溝に流さなくて良くなるし、先に汚れを拭き取っておくことで少ない洗剤で簡単に汚れを落とすことができます。
環境を壊さないよう、調味料の捨て方には配慮しよう!
醤油は液体なので、処分するときはそのまま排水溝に流しても問題ないと思っていました。
油はダメだと知っていたのに、なぜ醤油は大丈夫だと思ってしまったのか。
知らず知らずのうちに環境破壊の手助けをしてしまっていたのだと思うとゾッとしました。
牛乳パックに新聞紙や古布を入れて、醤油を染み込ませるだけ!
そのまま流すことを考えると手間が掛かるので面倒に感じるかもしれませんが、そんなに頻繁に捨てるものでもないので正しい捨て方で処分しましょう。