私たちが日常的に食べている食材であるお肉。
これらは作る料理の目的に応じて使用する部位が異なります。
特に鶏肉は、牛肉や豚肉と比べるとグラム単位の値段が安く、日々節約に勤しんでいる主婦にとっては重宝するお肉とも言えます。
そんな鶏肉の、グラム単位が一番安い部位ってどこなのでしょうか?
ということで今回は、
・鶏肉の部位で、一番安いのはどこ?
・鶏胸肉をより美味しくするための調理法は?
ということについてご紹介していきたいと思います。
鶏肉の一番安い部位ってどこ?
様々な種類のお肉があるなかで、特にお手頃な価格で買うことができるのが鶏肉です。
スーパーで売られている鶏肉にも色々な部位があり、部位によってもまた値段が変わってきますよね。
鶏肉にはどんな部位のお肉があり、どれくらいの価格帯で買うことができ、どんなお料理に向いているのでしょうか。
鶏肉の部位①鶏もも肉
鶏肉料理を作るときに最も使用頻度の高い部位かもしれないのが、鶏もも肉です。
鶏もも肉は脚近くのよく動かされているぶぶんに位置するお肉なので筋肉質で少しかたさがあるのが特徴です。
しかし、うま味やコクといったものもあるので調理するとジューシーに仕上がります。
たんぱく質や脂肪分、鉄分が豊富に含まれています。
スーパーでの価格の相場は大体110円/100gくらいです。
鶏もも肉を使って作る料理としては、からあげや煮込み料理がおすすめです!
鶏肉の部位②鶏胸肉
鶏胸肉は鶏もも肉よりも脂肪分が少ない分、味わいとしてはあっさりしています。
また、肉質としては鶏もも肉に比べれば柔らかめなところも特徴的と言えます。
スーパーでの価格の相場は大体70円/100gくらいです。
鶏胸肉を使って作る料理としては、蒸し料理や油淋鶏がおすすめです!
鶏肉の部位③ササミ
鶏のササミといえば、体を鍛えている人やダイエット中の人が食べるものというイメージが強いですよね。
ササミは脂肪分が非常すくなく、鶏肉の部位のなかではたんぱく質が最も多く含まれています。
また、味わいとしてはかなり淡白なので、味気ないと感じる人もいるかもしれませんね。
スーパーでの価格の相場は大体120円/100gくらいです。
ササミを使って作る料理としては、サラダや和え物がおすすめです!
鶏肉の部位④手羽
手羽と言えば、名古屋料理のイメージが強く一般家庭ではあまり料理に出すということが少ないかもしれませんね。
手羽はスーパーなどでは一般的には手羽元と手羽先に分けて売られています。
手羽元は特に皮もまわりに付いているので、その分他の鶏肉の部位とは違って脂肪分やゼラチン質を多く含んでいます。
また、手羽は骨付きなので少し食べにくいということから料理に使うことを敬遠する人も多いみたいです。
スーパーでの価格の相場は大体50円/100gくらいです。
手羽を使って作る料理としては、揚げ物や煮込み料理がおすすめです!
鶏肉で一番安い部位は手羽!
結果的に、鶏肉で一番安い部位は手羽ということになりました。
私も結婚するまでは手羽にはあまり馴染みがなかったのですが、主人が愛知県出身ということで義実家に帰省する度食卓に手羽料理が並ぶのでそれをきっかけに自宅でも手羽を使った料理を作るようになりました。
安くで手に入り、料理自体も簡単なものが多いので家族が多いご家庭なんかではおすすめの部位だと思います!
鶏胸肉の美味しい調理法
鶏もも肉や鶏胸肉はご家庭で使われることが多い部位です。
特に鶏胸肉は鶏もも肉と比べると価格帯的にもお手頃なので、主婦としてはなるべく安い方を使いたいところ。
ただ、鶏胸肉の方があっさりとしているため、料理によっては物足りなさを感じることがあるかもしれません。
しかし、ある一手間を加えることで鶏胸肉が鶏もも肉のようにジューシーに仕上がるのです!
その一手間というのが、「水に浸ける」ということ。
からあげを作る場合だと、鶏胸肉を一口大に切ったあと水に2時間ほど浸けてから唐揚げ粉を付けて揚げます。
たったこれだけで、鶏もも肉のようにジューシーに仕上がるんです!
【まとめ】鶏肉の部位の特徴を抑えて、美味しい鶏肉料理を作ろう!
鶏肉には様々な部位があり、どの部位を使って料理すればいいか悩む場面もあるかと思います。
・鶏肉の各部位の特徴を把握し、最適な料理に使おう
・鶏肉の部位によって価格も異なり、一番安い部位は手羽
・鶏胸肉を調理する際、水に浸けるだけで鶏もも肉のようにジューシーに仕上がる!
これらのことを知っておけば、明日から美味しい鶏肉料理を食卓に並べられそうですよね。