離乳食がほぼ完了する1歳頃。
カレーデビューをする時に気になるのはルーはどれを使ったら良いのか…悩みます。
レトルトタイプの物を使ったら楽ですが、私は具材が小さかったりあまり入ってないのが好きじゃなくて…。ちゃんと作るタイプではどれがいいのか調べました。
いろいろなメーカーがありますが、小中学校の給食でも定番的に使われているというバーモントカレーを使うことにしました。
でも、バーモントカレーには「はちみつ」が入っています。
赤ちゃんにはちみつを与えると乳児ポツリヌス症を引き起こし、最悪死の危険まであると言われているので不安に思うママさんも多いでしょう。(私も最初はかな〜り不安でした)
そこで、この記事ではバーモントカレーを何歳から食べていいのか迷っているママさんに向けて、
- バーモントカレーを食べ始めても大丈夫な時期
- 小さい子供に適した調理方法と食べさせ方
についてお伝えします。
正しい知識を身につけて不安を解消していきましょう。
バーモントカレーは何歳から食べていいの?
ハウスの公式サイトで調べてみました。
「バーモントカレー 甘口」は特に年齢制限などはなく、「小さいお子様から~」という表現で表記されていました。
Yahoo!知恵袋や教えて!gooなどで見てみると「バーモントカレー甘口」を何歳から食べさせたかは本当にそれぞれのようです。
早い人は1歳から食べさせているようです。
個人的には保育園で働いていた際に栄養士さんがバーモントカレーの甘口を使っていましたし、小中学校の給食では定番のカレールーなのでそこまで神経質にならなくても良いかと思います。
ただし、1歳未満になると注意が必要です。
原材料にはちみつ!1歳未満は要注意!
バーモントカレーといえばリンゴとはちみつを原材料に使っているのが有名ですね。
はちみつは1歳未満の子にあげると乳児ポツリヌス症を引き起こし、死の危険がある為絶対に与えてはいけません。
なので、1歳未満の子供の場合はバーモントカレーのルーは使わない方がよいでしょう。
厚生労働省のHPでは以下のように解説されています。
赤ちゃんの場合、まだ腸内環境が整っておらず、ボツリヌス菌が腸内で増えて毒素を出すため、便秘、ほ乳力の低下、元気の消失、泣き声の変化、首のすわりが悪くなる、といった症状を引き起こすことがあります。ほとんどの場合、適切な治療により治癒しますが、まれに亡くなることもあります。
引用元:厚生労働省
ちなみにはちみつに含まれる「ボツリヌス菌」は加熱調理しても死にません。
なので、カレーをいくらグツグツ煮込んでもダメですよ!
となると、
かなこ
と思うママさんもいるかもしれませんが、乳児ポツリヌス症にかかる確率はそもそもかなり低いです。
厚生労働省のHPによると日本では1999年以降で16例しか確認されていないそうです。
それだけレアな病気なのです。
1歳を過ぎていれば腸内環境も整ってポツリヌス菌に負けなくなるので、あまり心配しすぎなくても大丈夫ですよ。
バーモントカレーの調理方法と食べさせ方
ハウスの公式サイトでは、子供の成長に合わせて牛乳や果物のすりおろしを加えて味を薄くしたり、お肉や野菜を細かくすりつぶしたりして食べやすくして下さいとありました。
また、小さい子供用に「特定原材料不使用はじめて食べるバーモント やさしい甘口」というルーがあるようでそちらがおすすめと紹介されていました。
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一般の方達は「バーモントカレー 甘口」をそのまま与えている人もいれば、ルーを少なくし野菜を多めにする、少量の牛乳を混ぜて与えている人がいるようです。
ちなみに私は野菜を毎回ミキサーにかけてペースト状にして混ぜていました。
離乳食が終わったばかりの子供はなるべく食べやすく工夫してあげると食べてもらいやすくなりますよ♪
まとめ
離乳食でも進み方や与え方はそれぞれ…ママたちが自分の子供の好みや状態を探りながらやっていましたね。
カレーのルーにしても、家庭の状況で時短で大人と同じにしたい人、子供の物を別に作っても苦ではない人などいろいろだと思います。
子供の体質や体調に不具合がなければそんなに気にしなくても良いのではないでしょうか?直接、口に入るものであるし気を付けるのは当然かもしれません。
しかし、そればかり気にしていては楽しくありません。食事は楽しくするもの。
「絶対にこの時期に与えてはいけない」「アレルギーがあるから」等がなければ正直なんでも良いのです!
気持ちを楽に持ち、与えていいか悩んだら聞いたり調べたりしながら楽しく食事が出来るようにしていきましょう!