数年前、「バナナダイエット」がテレビで紹介されたことで一時期スーパーの売り場からバナナが消えたということでも話題になった果物ですが、そういった事実はあまり知られていないのではないでしょうか。
同じ食べ物でも食べる時間が違うだけで効果が変わってくるというのはにわかには信じがたいことなのですが、一体どういうことなのでしょうか。
ということで今回は、
・バナナを食べる時間が違うだけで得られる効果はどのように変わってくるの?
・バナナを食べる頻度と量はどれくらいが丁度いいの?
・バナナの食べ方でおすすめのアレンジ方法ってあるの?
ということについてご紹介していきたいと思います。
バナナは食べる時間が大事!朝と夜で効果はどう変わる?
バナナは朝食に食べても、間食として食べてもいい食材です。
ですが、いつ食べてもその効果は同じというわけではありません。
バナナを食べる時間帯によって、得られる効果というのが変わってくるのです。
朝にバナナ
朝食としてバナナを食べると、睡眠中に失われたミネラル分や糖分を補給してくれ、一日の始まりを元気に迎えることができます。
バナナには他の果物と比べると豊富なブドウ糖が含まれているので、朝食として食べるのには最適な果物なんですよ!
夜にバナナ
夜にバナナを食べるとリラックス効果を得られ、睡眠の質もあがります。
これにはバナナに含まれているトリプトファンとビタミンB6が大きく関係しています。
これらは精神の安定に深く関わっているセロトニンという物質を生成するはたらきがあり、それによって質の高い睡眠ができるというわけなんです。
昼にバナナ
昼にバナナを食べると疲労回復の効果があります。
さきほどバナナには豊富なブドウ糖が含まれているとご紹介しましたが、その他にもショ糖やでんぷんといった糖類も同じく豊富に含まれています。
これらは消化吸収されるとエネルギーに変換されるので、中だるみしてきた昼にバナナを食べるとエネルギー補給をしてくれるというわけなんです。
バナナを食べる頻度と量はどのくらいがベスト?
では、バナナの一日の適量ってどれくらいなのでしょうか。
バナナなどの果物には当然糖が含まれているので、多く食べれば食べるほどカロリーをたくさん摂取することになりあまり良くありません。
また、バナナに含まれている成分のひとつであるカリウムは摂りすぎると身体がむくんだり低血圧になったりするデメリットがあります。
ですから、バナナの一日の適量は一本と言われています。
頻度的には、一日一本という量を守っていれば毎日食べても構いませんよ。
食べ方のおすすめアレンジ
みなさんがバナナを食べるときは、その多くが生でそのまま食べるという方法を取っていることと思います。
ですが、食べ方によっても得られる効果が変わってきます。
たとえば冷凍したバナナの場合、ポリフェノールの量が増えるので美容に効果を発揮してくれます。
そして加熱したバナナの場合だと、オリゴ糖の量が増えるので便秘の解消に役立ちます。
冷凍したバナナを食べたければ、こちらのレシピがおすすめです!
冷凍バナナときな粉のひんやりおやつ☆ by taako1552
バナナを冷凍してきな粉をかけるだけの、超簡単レシピ!
きな粉自体も低カロリーで健康に良いとされているので、一石二鳥ですね。
加熱したバナナを食べたければ、こちらのレシピがおすすめです!
使っている材料がどれも美味しいものばかり。
美味しくないわけがないですよね!
【まとめ】バナナを食べる時間帯を工夫して悩みを解決!
バナナを食べる時間帯を変えるだけで、得られる効果がそれぞれ違うとは驚きでしたね。
・バナナを食べる時間帯によって、得られる効果も変わってくる!
・バナナの一日の適量は一本で、その量を守れば毎日食べても問題ない!
・バナナは冷凍したり加熱したりすることによっても得られる効果が変わってくる
調理方法によってもまた違ってくるということで、目的に応じてバナナを美味しく食べてくださいね!