今回はそんなお悩みを解決していきたいと思います。
【もくじ】
・べっこう飴が固まらない理由はふたつ!
・べっこう飴を失敗せずに作るための注意点
・べっこう飴を作るときに使いたいおすすめアイテム
べっこう飴は家庭でも作ることができる、とってもシンプルな飴。
どこか昔懐かしいような味が、老若男女問わず幅広い世代の人から好まれています。
例に漏れず、私もべっこう飴が大好きで自分で作ったことがあります。
しかし、作り方のポイントをちゃんとおさえていないとべっこう飴がなかなか固まってくれないというハプニングに見舞われてしまうということもしばしば。
実はこれ、煮詰め方が足りないということであったり使用する砂糖の種類が良くなかったりとちゃんと原因があってのことなのです。
ですが、それさえクリアすれば本当に簡単に、こどもでも自宅でべっこう飴を作ることができちゃうんですよ!
ということで今回は、お菓子作りが趣味である私がべっこう飴作りについてのお悩みを解決していきたいと思います!
べっこう飴が固まらない理由はふたつ!
べっこう飴が固まらないとすれば、それには考えられる理由がふたつあります。
べっこう飴が固まらないのは煮詰め方に問題あり
べっこう飴が固まらない理由のひとつは、煮詰め方が足りないということです。
べっこう飴の基本的な作り方というのは、鍋に砂糖と少量の水を混ぜ合わせてひたすら煮詰めるというとても単純なもの。
これを加熱していると段々と水分が蒸発していって黄色くなっていき飴のようにトロトロとしていきます。
更に加熱していくと、今度は飴が茶色味がかってきてふつふつと大きな泡ができてきます。
ここで一番失敗が起こるのです。
茶色くなってきてふつふつと泡が出てくると、「焦げてしまうのでは!?」なんて焦ってそこでついつい火を消してしまうという人が多いです。
ですが、これが失敗の大きな原因となるのです。
ここで加熱をやめてしまうとべっこう飴は固まりません。
更に加熱し、泡が小さくなり色もべっこう色になれば完成です。
べっこう飴が固まらないのは砂糖の種類に問題あり
べっこう飴が固まらなかったときに考えられるもうひとつの原因が、材料の砂糖の種類です。
一般的に家庭でよく使われる砂糖には、
・上白糖
・グラニュー糖
・三温糖
があります。
三温糖は元々茶色味がかっているのでべっこう飴作りには最適なように思われますが、実は失敗しやすいです。
素人の私たちがべっこう飴を作るときは、上白糖かグラニュー糖を使うことをおすすめします。
これらなら比較的失敗しにくく、ちゃんと固まってくれることでしょう。
べっこう飴を失敗せずに作るための注意点
べっこう飴が固まらないということの他にも、食感がざらざらとするというような失敗例もよく聞かれます。
ざらざらとした食感だからと言って食べられないことはないですが、できることならなめらかな食感のべっこう飴を作りたいものです。
この失敗をする原因は、加熱している最中にかき混ぜていないかどうかということにかかってきます。
先ほども述べたように、砂糖水を加熱するとふつふつと泡が出てきます。
そこでみなさんやりがちなのが、その加熱中の砂糖水をかき混ぜるということです。
そうしないと焦げ付いてしまいそうな気がしますもんね?
ですが、これをしてしまうことで出来上がりのべっこう飴がざらざらとした食感になってしまうのです。
なめらかな食感のべっこう飴を作りたければ、かき混ぜたくなる気持ちをぐっと堪えてひたすら鍋を見守りましょう。
べっこう飴を作るときに使いたいおすすめアイテム
砂糖水を加熱しいい具合になったら、最後に型に流し込んでいきますよね。
そこでよく使われるのがアルミホイル。
ですが、冷えて固まったとき場合によっては綺麗に剥がれてくれないこともあります。
そんなお悩みを解消できるとっておきのアイテムがこちら!
シリコン製の型です。
これなら冷えて固まったべっこう飴もきれいに剥がすことができますし、好みの形の型を探してくれば見た目も楽しめる可愛らしいべっこう飴が作れちゃいますよ!
【まとめ】べっこう飴が固まらない理由は調理工程と材料にあった!
べっこう飴のようなとても簡単なものでも、調理工程や使う材料を間違えると固まらなくなってしまいます。
また、食材を加熱するとなれば焦げ付かないように、とついついかき混ぜたくもなりますがそこは我慢。
そうすることで美味しくてきれいなべっこう飴が作れますからね!
逆に言えば、たったそれだけのことで絶対に成功するわけですから、是非ともべっこう飴作りに挑戦してみてください。