それに合わせて、色んなバリエーションのお粥にしてあげたり、離乳食後期になるとおにぎりにしてあげたりできます。
パンも、パン粥からスタートして、ミルクに浸したパン、そして自分でパンを手にもって食べられるようになってきます。
お米のように色んなお粥やおにぎりがあるように、パンのバリエーションに困ることがありませんか?
お子さんの検診に行くと「甘いのはダメ」と栄養士さんに言われるんですよね。
では今回は食パンのバリエーションに困っているママさんのために、赤ちゃんのチーズトーストはいつから食べられるのかお教えします。
また、チーズトーストレシピもご紹介していきたいと思います。
チーズトーストは何歳から食べれる?
チーズトーストは離乳食完了期の1歳すぎから食べられます。
食パン自体、離乳食後期からモグモグ食べる赤ちゃんもいると思いますが、チーズの塩分と脂肪分が多いのでチーズトーストは離乳食完了期にしましょう。
中にはカッテージチーズを離乳食中期ぐらいから離乳食に混ぜて食べさせているご家庭もあると思いますが、カッテージチーズは塩分が少ないのと脱脂乳を使っているので1歳前からでも食べさせることができます。
チーズも種類が多いのです。
チーズトーストとして食べさせる場合はスーパーに売っているプロセスチーズを使いましょう。
プロセスチーズはナチュラルチーズを加熱殺菌処理しているので安心して使うことができます。
ナチュラルチーズは生乳などを熟成してものです。
大人にとっては風味豊かなチーズではありますが、カビなどの微生物も含まれており加熱殺菌処理がされていないものが多いので避けましょう。
売られているものは原材料はナチュラルチーズですが、加熱処理しているので種別はプロセスチーズになっています。
1歳からのチーズトーストレシピ
赤ちゃんでも美味しく食べられるチーズトーストレシピを紹介していきます。
しらすチーズトースト
●材料
食パン 1枚の半分
しらす 適量
とろけるスライスチーズ 1枚の半分
●作り方
①食パン1枚ととろけるチーズ1枚をそれぞれ半分に切ります。
②食パンにチーズをのせます。
③しらすを適当にまぶします。
(しらすに塩分が気になる際はお湯で軽く塩抜きしてください。また、しらすを細かく切り刻んでもOK)
④トースター(我が家はグリル)でチーズに焦げ目がついたら完成です。
お好みで青のりをかけても良いですよ。
しらすにはカルシウムはもちろん、ビタミンも豊富ですよ。
我が家はこのパターンが多いです(笑)
しらすは我が家では離乳食に使われることが多かったので、普通に食べてくれます。
でも一番喜んで食べているのは小学生の長男ですけどね(笑)
こんな感じでツナ缶や刻みのりでも作れます!
ピザトースト
●材料
食パン 1枚
ケチャップ 大さじ1
ソーセージ 1本
ピーマン 1/4個
コーン 適量
とろけるスライスチーズ 1枚
●作り方
①食パンにケチャップをまんべんなく塗ります。
②薄く輪切りにしたソーセージとピーマンをのせていきます。
③チーズをのせ、コーンをまぶします。
④トースター(やっぱり我が家はグリル)でチーズに焦げ目がつくまで焼きます。
ピザをみんなで食べるときに・・・
ピザ生地はまだ硬くて噛み切れなかったので食パンを代用しました。
味がしっかりしているので1歳半くらいがいいかもしれませんね。
三男はモリモリ食べていたレシピです。
ピーマンもチーズと絡まると食べるらしいです・・・(笑)
ピーマンの代わりにブロッコリーを使っても良いですよ。
チーズがトロっとしている時が美味しいですが、まだ1歳~1歳半まではわしづかみしてしまうので、ちょっと冷めてからにしましょう。
食べさせる際も、チーズが熱いので気をつけてくださいね。
チーズトーストを食べさせる前に
食パンのレシピもマンネリして「よし!チーズトースト」と思ってもチーズが苦手な場合もあります。
実際、私が子どもの頃チーズが嫌いだったので、我が子たちは4人ともチーズトーストの前に「チーズ」を試しに食べてもらっています。
1歳からのチーズは普通のプロセスチーズより食べやすいです。
我が家のデビューを飾るチーズです。
原材料もチーズだけでなく、寒天やバター、乳化剤が使われています。
そのためチーズの味はしますが、クリームチーズにも似たような味なので食べやすいのかもしれません。
また、チーズは乳製品です。
一番気を付けなければならないのが食アレルギーです。
粉ミルクを飲んでいた赤ちゃんであれば、大抵の赤ちゃんは乳アレルギーにならないようですが、まれに粉ミルクが大丈夫でも乳アレルギーを起こすことがあるそうです。
乳アレルギーと乳糖不耐症の違い
乳アレルギーは聞いたことがあっても、「乳糖不耐症」には聞きなれないママさんもいると思います。
私も4人育ててきましたが、「乳糖不耐症」について4番目が胃腸炎後に「乳糖不耐症」になって初めて耳にしました。
引用元 長野県医師会HP
腹痛や下痢など双方で似たような症状があるので、見極めが難しいです。
うちの子供は、胃腸炎による「二次性乳糖不耐症」でしたので、治療することで完治して今は乳製品は大丈夫になりました。
一度、赤ちゃんの調子が良い時に少量で試す、またはアレルギー検査をしてからの方が良いですね。
まとめ チーズはカルシウム源
1歳をすぎると卒乳を考えるママさんも多いと思います。
これまではミルクでカルシウムを補うことが多かったのですが、卒乳以降は食事や牛乳などからカルシウムを摂取することになります。
そんな赤ちゃんやお子さんにはチーズはとても良いカルシウム源になります。
また「乳糖不耐症」でもチーズは製造時に「乳糖」が排除されているので食べられるそうです。
引用元 NPO法人チーズプロフェッショナル協会
牛乳からカルシウムが摂取できない乳糖不耐症でもチーズが食べられるとちょっとホッとしますね。
卒乳を向かる時期、ミルクの回数も減って来ますのでおやつや朝食にチーズトーストなど、チーズでもミルク代わりに栄養も補えます。
カルシウムは子供の成長にはとても必要な栄養です。
卒乳・離乳食完了期で今まで以上に食べられるものが一気に増える時期です。
アレルギーなどの不安はもちろんありますが、ママにとっては「色んなものが食べれて成長したな」、赤ちゃんにとっては「ママとパパと同じものを食べれるようになった」という喜びがあります。
色んな食材に触れていかなければならない時期、まずは食べてくれるものから焦らず進めていきましょう。