クリスマスなどにはカップに入った限定版が出るほどの人気商品ですが、
「この前チロルチョコを箱でもらったけど、こんなにいっぱいじゃ食べきれない。賞味期限っていつぐらいかな?」
「そもそもチョコレートの賞味期限って、あんまり気にしてなかった」
こんな方、意外といると思いますが、チロルチョコの賞味期限がどのくらいかご存知ですか?
今回は、チロルチョコの賞味期限に迫ってみましょう。
チロルチョコの賞味期限はどれくらい?
チロルチョコは、駄菓子屋に置いてあったというのが記憶に多いと思います。
でも今の世代はコンビニや100ショップでしか見ていないかもしれませんね。
駄菓子屋では今も売られていますが、以前はそのチョコには賞味期限の記載はなかったそうです。
でも賞味期限切れが問題視されたこともあり、その後はどのチロルチョコにも賞味期限の記載が義務付けられたようです。
チロルチョコは年々進化しているので、賞味期限は商品によってバラつきがみられます。
というのは、近年チロルチョコにはさまざまなバリエーションが生まれ(ほぼコラボや限定商品ですが)ただのチョコレートではなくなってきているんです。
一例をあげれば、「きなこ餅」「もみじ饅頭」「いちごミルク」「信玄餅」「モンブラン」など、和洋の味がなんと300種類とか!
材料にあまり日持ちしないものがあれば、賞味期限は最短で1か月というものもあるんです。
定番のコーヒーヌガーやミルク、アーモンドなどは1年以上なんですが。
でも気温によっては溶けてきますので、なるべく早く食べた方がいいですね。
賞味期限切れはいつまで食べれる?
メーカーの回答によれば、期限が長い1年くらいのチロルチョコでは、正しい保存状態で期限か切れてからで約3か月くらいはおいしく食べられるそうです。
よほど気温が高くない限り、チョコレートは溶けたりしないのですが、長期間その状態に置かれれば表面から溶けていき、また気温差で固まってしまうこともあるんですよね。
これを「ファットブルーム現象」というのですが、いったん溶けてまた固まると、表面が白くなりますが、傷んだわけではなく、チョコの脂肪分が表面で固まっただけなんです。味は少々劣るかもしれませんが、内容には問題ないので期限切れのチロルチョコでも安心して食べられます。
チロルチョコの保存方法
気温が寒くなり始めるときはパッケージに記載の通り常温保存でも問題ないのですが、「溶けると嫌だ」という方には冷凍保存がおすすめです。
これはチロルチョコに限らず、すべてのチョコレートに共通しています。
チロルチョコはビスケットがサンドされていたり、ナッツやクリームなどの冷凍すると食感も変わる種類が多く出回っています。
そのような種類だと冷凍は不向きですが、冷蔵庫で密封包装をするだけで湿気や臭い移りからチョコ本体を守ってまたおいしくいただけます。
一度開封しているならまた同じ包装をするかアルミホイルで包み、未開封ならそのままジップ付きの袋へ入れて冷蔵庫へ入れます。
食べるときは、全部出さずに欲しい分だけを取ってまた冷蔵庫へ入れるようにすれば溶けることなく、おいしく長持ちしますね。
チロルチョコの賞味期限は長い!
今や限定品を含めると300種類以上もあるというロングセラー商品「チロルチョコ」。
その数からわかるように、何百種もの材料が使われることでしょう。
材料によって賞味期限がどう違うのか、またチロルチョコのおいしさを保つ保存法についてまとめてみました。
※チロルチョコの賞味期限はだいたい1年超え
定番商品のいくつかは、1年以上も賞味期限があり、保存状態が良ければ賞味期限切れでもさらに3か月以上は食べられるというのがメーカーから回答されています。消費者の意見では、もっと日にちが経過していてもおいしく食べられたという声も多数あるようです。
おいしく食べるには、日頃からの保存も大事なんです!
※チロルチョコの保存のポイントは温度にあった
チョコレートの種類にもよりますが、チロルチョコの場合は一番外側のミルクチョコが28℃を超えると溶け始めます。チョコレートにとって最適な温度は15℃から22℃と言われており、その温度以下でも以上でも食感が損なわれてしまうんです。
そこでひと工夫。夏場は急激な温度上昇もあるので、ちょっと暑いな、と思ったらチロルチョコを冷蔵庫へ入れ替えしましょう。それまでは日の当たらない冷暗所に保存しておくといいですね。