「コンビニのおでんって、いつからいつまで売ってるんだっけ？」
「どこのコンビニにも売ってるの？」
こんな当たり前のような疑問を抱く方に、コンビニ別に解説していきたいと思います！
コンビニおでんの販売期間はいつまで？
セブンイレブンのおでん
8月中旬から4月中旬まで（店長の裁量で決まる）
※1年中販売されている店舗もある
セブンイレブンのおでんは一般的に8月中旬から4月中旬までの販売期間ですが、商品自体は１年中ストックしてあり、いつ販売するかなどは各店舗の裁量で決めれるそうです。なので１年中販売している店舗も割と多いとのことでした。
「暑い夏におでんを販売して売れるの？」と思う方も多いでしょう。
でも考えてみれば、アイスクリームは1年中冷凍庫に完備されて販売されていますね。
真冬でもアイスを炬燵で食べるとおいしい人がいるように、真夏でも冷房の効いたリビングで食べるおでんもおいしいと感じる人、いるからなんでしょう。
また、真夏でも悪天候などで多少冷え込む日があったりします。そんなときは店舗の裁量でおでんを販売するなんてこともできるということですね。
ローソンのおでん
8月中旬から3月下旬まで
セブンイレブンにひけをとらず、日本でも3本指に入るコンビニ「ローソン」。
もちろんここでもおでんは販売されており、セブンイレブンとは違い期間が決まっています。
地域によって多少差はありますが、8月上旬から3月下旬までが販売期間になっているようです。
イートインスペースが普及してから、店内でおでんを食べる人が増えたそうですね。
実はセブンイレブンがおでんの始まりと思っていた人が多い中、ローソンがコンビニの中で一番におでんの販売をスタートさせていたのです！
ファミリーマートのおでん
8月中旬から6月下旬まで
※店舗によっては１年中販売
ファミリーマートではおでんの販売期間が長めに設定されていて、1年のうちに販売が停止するのは6月下旬〜8月中旬の約2ヶ月間だけです。
店舗によっては1年中販売されているところもあります。
また、毎年おいしさを追求するスタッフの執念がすごいと聞きました。
おでんの命ともいわれる「だし」はこだわり抜いて開発したそうです。
大手コンビニのおでんの中で最も透き通っているだしで、その味を消すことなく具材のおいしさを引き立てているというのが、ファミマおでんの特長といえますね。
ミニストップ
おでんの販売はしていない
イオン系列のコンビニとして知られる「ミニストップ」では、残念ながらおでんの取り扱いがありません。
何故なのか調べてみると、ミニストップの公式アカウントに回答がありました。
「ミニストップでは、衛生上の理由からおでんの販売はしていません」
他のコンビニが競争のようにおでん販売をする中、あまり店舗数も多くないミニストップとしてはどう考えているかはわかりませんが、この状況下であえて自社の考えを貫くという姿勢も素晴らしいと思いました。
ミニストップならではの目玉商品が本当はあるのかもしれませんね。
おでんはコンビニの看板ともいえる
夏でも冬でも楽しめる「コンビニおでん」。
各社ごとにいろいろ工夫されていて、小さなおでん屋さんとも感じます。
おでんの販売期間やこだわりについてまとめてみました。
※セブンイレブン
一部地域を除き、1年中おでんの取り扱いがありました。店舗数も全国一ということもあり、特に冬場の売上はおでんの恩恵があるようです。でも販売期間は店長の一存で決まることが多いようです。
※ローソン
1年中ではありませんが、ほぼ毎年8月上旬から3月下旬まで販売しています。セブンイレブンのように店舗数が多いので、冬だけでも売上が期待されていますが、夏から販売しているので目玉商品の1つといえるでしょう。
※ファミリーマート
セブンイレブンと同様、一部地域をのぞいてほぼ1年中おでんの販売をしています。他のコンビニもそうでしょうが、ファミリーマートは毎年リニューアルに力を入れ、こだわりがとても強いといいます。その甲斐あってか、夏場でも売れ行きはいいそうです。
ミニストップはおでんの販売はありませんが、大手企業の「イオン」系列ということもあり、おでんに頼らずとも経営理念がしっかりしているのかもしれません。
夏に熱いラーメンを食べるのと同じように、アツアツおでんを食べるのも自然なのでしょう。逆に冬には炬燵でアイスを食べることもあります。おでんはコンビニという名称に合った、便利ですぐ食べられる食べ物になったのですね。
販売期間はほとんどの店舗で8月～4月のようでした。
