冬場なら暖房、夏場なら冷房、梅雨時期のような湿度の高いときは除湿の機能を使用しますよね。
ところが最近のエアコンは送風機能の付いていないものが増えてきています。
送風機能がどのような働きをしてくれるのか、あまり周知されていませんが実は結構重要な機能なんですよ。
ということで今回は、
・エアコンの送風機能はどんなときに使えるの?
・エアコンに送風機能がついていないときは、どのように対処すればいいの?
ということについてご紹介していきたいと思います。
エアコンの送風機能とは?カビ対策に効果てきめん!
あなたのおうちのエアコンには送風機能はついているでしょうか?
そもそも、送風機能が付いてたとしてもその機能を使ったことがないという人が大半かもしれませんね。
それは恐らく、送風機能の役割をしっかりと理解していないからではないでしょうか。
エアコンの送風機能はどんな役割を果たしているのか?
エアコンの種類によってついていたりついていなかったりする送風機能。
「風を送る」という意味であることはその字面からも分かる通りで、送風機能は扇風機と同じような役割をしてくれるのです。
送風機能にして出てくる風は、冷房のように冷たくもなければ暖房のように温かくもありません。
送風機能は熱交換をする必要が無いので、送風機能を使用している間は室外機はまったく動かないのです。
送風機能の役割のひとつとして挙げられるのが、部屋の空気を循環させるということです。
最近は扇風機やサーキュレーターを使って部屋の空気を循環させるという人も多いですが、扇風機やサーキュレーターくらいの規模だと部屋中の空気を循環させるというのはなかなか難しいです。
なので、効率的に室内全体の空気を循環させるために送風機能を使うのです。
送風機能でカビ対策ができる!
送風機能の一番の役割が「部屋中の空気を循環させる」ということなのですが、それ以外にもエアコンのカビを対策するという役割を担っているのです。
春や秋といったエアコンを長いこと使わない期間があると、その間にエアコン内部にカビが発生していってしまいます。
エアコン内部にカビが発生すると、久しぶりに使用したときにカビの胞子を撒き散らしたり嫌な臭いを発生させたりと、とても厄介です。
そうならないために、エアコンの送風機能を使うのです。
エアコンを運転させたあとはエアコン内部に結露が発生し、それを放置し続けることでカビが発生するのです。
この結露を早いうちに除去するために、エアコン使用後は送風機能を2時間ほど運転させるのです。
そうすればエアコン内部に結露がとどまることを抑え、カビが発生しにくくなるのです。
エアコンの送風がない場合はどうすればいい?
では、エアコンに送風機能がついていないばあいはどのようにしてカビ対策を行えばいいのでしょうか。
カビが発生する原因には、エアコン内部の結露の他にホコリや汚れがあります。
ホコリや汚れを長い間放置し続けると、そこに水分や油分が付着してカビが発生するのです。
つまり、ホコリや汚れをエアコンから除去するのもカビ発生を防ぐ方法のひとつというわけなんです。
ですから、普段からこまめにエアコンフィルターを掃除するように心掛けてください。
エアコンフィルターを水洗いしたあとは、しっかりと乾かしてから元に戻しましょうね。
エアコン掃除は業者に依頼するのもオススメ
実は私の場合、エアコン掃除は毎回業者に依頼しています。
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お願いする場合、業者選びは悩むと思うので以下のサイトで口コミを見ながら一番良さそうなところを選ぶのがおすすめですよ。私もいつもここから業者を選んでいます。
【まとめ】エアコンの送風機能でエアコンを清潔に保とう!
なんの役にも立ちそうではないエアコンの送風機能が、実はカビの発生を抑制してくれる働きをしてくれるとは意外な事実でしたね。
・エアコンの送風機能で部屋の空気を循環させるだけでなく、エアコン内部にカビが発生するのを抑えてくれる働きをする
・エアコンに送風機能がついていない場合は、こまめにフィルターを掃除することでカビの発生を抑えることができる
送風機能を上手に使って、エアコンを清潔に使用できるようになるといいですね!