エビアンがまずいと言われる理由!硬水は日本人に合わないって本当?

健康な体作りのため、ダイエットのためにミネラルウォーターを飲む方が増えていますね。

今回は、ミネラルウォーターの代表格とも言える「エビアン」にスポットを当ててみました。

「エビアン」は数ある海外ブランドのミネラルウォーターの中でも、「飲みやすさ」が人気になっていますが、「まずい!」という評価もあります。

なぜ「エビアンはまずい」と言われるのか?硬水は日本人に合わないのか?理由を考えてみました。

ぜひ最後までお読み下さいね!

エビアンが「まずい」と言われる3つの理由

① エビアンは硬水だから「まずい」と感じる

エビアンの硬度は「304mg」で、水の分類としては「硬水」になります。

硬度「120以下が軟水」で、硬度「120以上が硬水」と定義されていますが、硬水にはカルシウムとマグネシウムが多く含まれています。

「マグネシウム」には独特の「苦み」があるので、これを「まずい」と感じる方もおられるのではないでしょうか。

ちなみに「おいしい水」と言われる三大要素は以下のようになっています。


<出典:東洋環境分析センター公式サイト>

※硬度とは、カルシウムとマグネシウムの含有量を数値化したものです。水の味や粘度に影響を及ぼし、特に硬度が 100 mg/l 前後の水がおいしいと言われています。

② 日本人は「軟水」を飲み慣れているから「まずく」感じる

硬度「120以下が軟水」で、硬度「120以上が硬水」と定義されていますが、日本は地層の環境からほとんどの水が「軟水」です。(沖縄本島と関東の一部は硬水)

「軟水」は、カルシウムやマグネシウムの含有量が少ないため「味がまろやかで癖がなくとても飲みやすい」のが特徴になっています。

最近はミネラルウォーターがブームになっているので、海外ブランドの「硬水」も簡単に入手できます。エビアンも「硬水」です。

「味に癖がない軟水」に小さい頃から慣れ親しんでいる日本人にとっては、「ミネラル分豊富な硬水」は「まずく」感じるようです。




③ 「硬水=まずい」という口コミから

近年のダイエットブームで硬度の高いミネラルウォーターを試した方達からの口コミで、「硬水はまずい」というイメージがついてしまったようです。

ダイエットに取り入れられる硬水は「硬度1000」以上でミネラル分(カルシウム・マグネシウム)が強めになっていて、かなり飲みにくくなっています。

「エビアン」とは比べものにならないくらいなのですが、硬水全般が「まずい」というイメージになってしまったようです。

味覚には個人差があり、エビアンについても「美味しい」との口コミも沢山あります。

  • いつも日本のメーカーのミネラルウォーターを飲むのですが、エビアンはミネラルウォーターのハシリですので昔から好きです。日本の水にはない独特の風味がクセになります。
  • 体が欲するお水です。美味しい水と感じる絶妙な硬度。
  • 硬水なので、日本のミネラルウウォーターに比べると多少飲みにくさはありますが、私はおいしいと思っています。硬水の中でも飲みやすい方だと思います。

私も「エビアン」を飲むことがありますが、個人的には「まずい!苦い!」とは感じません。

美味しいとも感じませんが…(笑)

エビアンを「まずい」と感じるか「美味しい」と感じるかは、それぞれ個人の味覚によりますが、そもそも「硬水」は日本人に合わないのでしょうか?その点を考えてみたいと思います。

硬水は日本人に合わないって本当?

硬水が「まずい」「飲みにくい」とされる一番の理由は、「日本人の生活水は癖のない軟水なので、苦みや癖の強い硬水に慣れていないから」という事です。

なので決して「硬水は日本人に合わない」というわけではありません。

飲みにくい「硬水」ですが、今のように人気が出たのには理由があります。

硬水は軟水に比べミネラル分(カルシウム・マグネシウム)が豊富に含まれているので、不足しがちなミネラルを補って健康な体作りのサポートをしてくれます。

この事を考えれば、生活に「硬水」を取り入れない手はないでしょう。

次に「硬水」と「軟水」を上手に使い分ける方法をご紹介します。




硬水と軟水を上手に使い分ける

<硬水を使う方がベストな場合>

  • 洋食料理 特にパスタを茹でるときに使うと、ミネラル成分によってコシのある美味しい茹であがりになります。
  • お肉を茹でるときに使うと、余分なたんぱく質をアクとして出してくれるので、お肉が柔らかく茹であがります。
  • スポーツ後のミネラル分補給やダイエット・美容効果にもミネラル成分を摂取することは効果的です。

<軟水を使う方がベストな場合>

  • 煮物料理 軟水は出汁などの本来の味がそのまま引き出されるので和食には「軟水」の方が良いです。
  • お茶やコーヒーなどの飲み物を入れるときに、そのもの本来の味が味わえます。
  • ご飯を炊くときに使用すると、ご飯がふっくら炊けます。
  • 体の発達途上の小さなお子様には「軟水」でないと「硬水」では体に負担がかかります。

このように「硬水」「軟水」ともに良い点があるので、何を目的に「硬水」を生活の中に取り入れたいのかを自分の中で確認しておく事が大切ですね!

健康や美容のために飲料水として「硬水」を用いるなら「硬度」が低いものから始めることをオススメします。

「エビアン」より硬度が低い「硬水」もあります▼

レアルマドリード公式のミネラルウォーター「ソラン・デ・カブラス」 硬度253

エビアン商品情報

エビアン< PET 500ml>

容器・容量 PET 500ml
希望小売価格 130円(税別)
賞味期間 30ヵ月
硬度 304mg/L、pH 7.2
栄養成分(100ml当たり)
エネルギー0kcal たんぱく質0g 脂質0g
炭水化物0g ナトリウム0.7mg カルシウム8.0mg マグネシウム2.6mg
商品特長
天然のカルシウムとマグネシウムのバランスに優れ、適度なミネラル含有量で、飲みやすくおいしい硬水です。他に、220ml 330ml 750ml 1.5ℓのペットボトルが販売されています。

<引用元:伊藤園公式サイト

エビアンは硬水ではありますが硬度が低いので、軟水が生活水になっている私たち日本人にとっても比較的飲みやすいと言われています。

エビアンをお安く買うなら▼

エビアンは絶妙のミネラルバランス

エビアンが「まずい」と感じる理由は、「「日本人の生活水は癖のない軟水なので、苦みや癖の強い硬水に慣れていないから」という事でした。

味覚には個人差があるので、「美味しい」と感じている方もおられますし、飲み続けることで慣れてくるかもしれません。

日本人の生活水は「軟水」なので、基本的に私たちの生活には「軟水」の方が合っていますが、「硬水」が合わないわけではありません。

むしろ「ミネラル成分」が豊富な「硬水」を上手に取り入れて、健康な体作りに役立てたいですね。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。










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