布製品の除菌といえば、ファブリーズ、ですよね。
どこの家庭にも1本はある、といっても過言ではないくらいに普及しました、シュッシュとする消臭剤の老舗とも言えるファブリーズ。
しかし、除菌といってもどのくらい、何に効いているのかはあまりわからないことも多々。
そこで今回お伝えするのは、万能、大好き、ファブリーズ!実際にダニに効果があるのか?気になるポイントを調べてみました。
ダニ対策にお悩みの方、必見です。
ダニにファブリーズ!効果アリ?
除菌成分配合でなんだかお布団も丸洗い出来たようなスッキリ感がありますが、なんと…
ダニに関して調べたところ、結果は「効果なし」でした。
予防としては使用できますが、ファブリーズ自体に成虫を倒す力はなく、死骸や糞を舞い上がらせずに掃除機で吸い込みやすくしたり、ダニが嫌う環境を作ることができるようです。
公式サイトでも「殺虫成分は入っていない」と断言されています。
確かに、虫が死んでしまうくらいの強い成分が入っていたら、逆に心配になってしまいそうですよね。(特に赤ちゃんやペットがいるおうちなどでは重要ポイントですね。)
効果はないのか?じっくり検証
では、ファブリーズは使っても意味がないのか?というと、答えはノーです。
実はファブリーズの除菌成分は、カビの胞子を成長しないように抑制する効果があるので、カビの胞子が舞い上がってくるのも抑制でき、またダニの餌であるカビの発生も抑えてくれます。
ダニの餌であるカビが少なくなるため、必然的にダニも大繁殖できなくなるという間接的な効果が!
つまり、成虫はやっつけられないが、予防的に使用すると効果的といえるのです。
直接洗濯することが困難なベッドマットなどにシュッシュとしてから掃除機をかけてあげるのが一番良さそうですね。
ダニ対策にはなにが効く?
続いてはファブリーズと併せて行いたいダニ対策について!
ダニの成虫の弱点といえば、50度以上の熱、および乾燥が最も効果的。
なので、ファブリーズでやっつけられない成虫には熱と乾燥のダブルアタック!が効きます。
一番手軽で効果的なのは布団乾燥機または、コインランドリーの温風乾燥。
我が家でも布団乾燥機は使っていますが、本当に快適ですよ☆
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布団乾燥機は冬は布団をこたつのように暖かくしてくれます。
ポカポカの布団で心地よく眠りたい方にもオススメです♪
乾燥後、思わず顔を埋めてしまう前に、やっつけたあとには死骸や糞が残っているので、掃除機で吸い込むことを忘れずに行いましょうね。
そのほかダニ対策として、アイロンを使用するのもおすすめです。
動かせず、丸洗いできないベッドマットなどはこの方法が良いと思いますヨ。
ファブリーズ、使いすぎ注意
匂いも取れて除菌もできる優秀ファブリーズですが、実は使いすぎには注意が必要です。
ついつい、多めにシュッシュしたら効果が上がるかな、と思ってしまいがちなのですが(筆者もそう思ってましたが…)湿らせる=湿度が上がるので、カビやダニの喜ぶ環境にしてしまう危険性があります。
あくまで、エアリーにふりかけ、ハウスダストの舞い上がりを防いでくれる存在として、賢く利用しましょう。
また、お掃除のときやお掃除後に、部屋の換気を行って乾燥しやすい環境にしてあげることも大切なダニ予防になります。
ファブリーズでダニ対策、まとめ
どんな季節でも、繁殖してしまうと厄介なダニ。
今回はそんなダニへの、ファブリーズの効果を検証しました。
結果的にはファブリーズは予防効果の期待できるものでしたね!
・殺虫成分は入っていない
・ファブリーズはカビの胞子の成長を抑える
・ダニの成虫は高温乾燥でやっつけてから掃除機で吸い込む
・ファブリーズ後に掃除機をかけるとダニの死骸や糞が舞い上がらなくていい感じ
すでに育った元気な成虫を洗濯と高温、乾燥で倒してから、ファブリーズをシュッシュして掃除機をかける、というのが、ダニの繁殖を抑えるのに有効だと思いました。
人間から出る皮脂などもダニの餌になるので、ファブリーズ後の布団と併せて、お部屋や布団の上の掃除機がけ、マメに行ってダニ対策をバッチリにしましょう!
ところで、『まつ毛ダニ』というダニがいるのを知っていますか?
実は筆者も最近知ったのですが、これまた恐ろしいダニです…
そちらの対策も記事にしたので、合わせてご覧になってみてください。
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